函館記念2019 最終見解

天気予報ではどうやらレース当日も土曜とほぼ同じ降ったりやんだりで、おそらくこのままなら重馬場は間違いなさそう。みなさんこんばんは、武田優駿です。

現在レース前日の土曜の夜。函館競馬場の芝コースが本日よりBコースになった事もあり、どんなレース展開になるかと芝コースでのVTRをじっくりと何度も見てみた。

最内ラチから4メートルの所に新しいラチができたわけだが、どうも更に2メートル先までは直線の伸びがない。これは完全なるトラックバイアスがあり、逃げて最内を回っても全く歯が立たないと考える。Bコースで最内有利かとも考えていただけに、やや面食らった感じ。それだけ今開催の雨の多さが、この馬場の荒れ具合を物語る。

そんなトラックバイアスが確実にある中でハナを切るのはとの馬かだが、押し出される形でポポカテペトルが有力か。又は軽量を生かした馬が奇策に出るかともあるかも知れない。

展開として奇策が無い限りは1角後にスローになる可能性は高い。ポポカテペトルが先頭、その直後にマイスタイルかと考えるがここが最大のポイントになるはずだ。

2番手で回るマイスタイルのコース。果たして内枠のまま最内に押し込まれた状態なのか、それとも早めに最内を回避出来るか。恐らくスローな流れを察すれば馬群は3角付近で更に縮まるため、外に出せるタイミングは4角での下りコーナーで馬群がバラけるその瞬間しかないはず。これは各馬皆同じで、函館の4角ならではの一瞬の判断が着順を大きく左右する事にならだろう。

マイスタイルにとって2枠4番は絶好。偶数後入れもあり更に好条件だ。金曜日まではマイスタイルは4番人気程度かと思っていたが、諸々の好条件が揃った今回は土曜の朝は一番人気になるほど売れていた。

ここまで売れてしまうと正直迷ってしまったのも事実ではあるが、馬場適性なども含めやはり予定通り◎はこのマイスタイルに打つ。

前走からブリンカー着用で、勝春騎手もその効果は確実にあったとのコメントも心強い。美浦のウッドコースが使えこの夏、陣営は早々に函館滞在を決め巴賞からの使い出しを決めたのも、この函館記念の為でもあるのは言うまでも無い。

スロー必須のこのメンバー、2000メートルがギリギリのマイスタイルにとってはベストなこれ以上無い条件が揃った。

馬券をマイスタイルから組み立てるとなると、2番手3番手評価になる馬も自然に見えてくる、ますその筆頭にしたいのがレッドローゼス。こちらも早々に函館入りで６月初旬には函館ウッドコースで時計を出し始めている。前走福島民報杯からここ一本に絞っての長距離。最終追い切りの素晴らしさは今回のメンバーでは文句無しの一番評価である。

その他展は向かぬも末脚がこのコースにピタリと合うスズカデヴィアス、メートルダール、ナイトオブナイツ。またどうしても買っておきたいステアフーリッシュまで。

武田優駿の買い目

馬連  4 - 1.12.8.14.10 この5点

また3連単にて 4 → 1 → 12.8.14.10 の4点

馬連が自分の勝負馬券です。