見出し画像

平安ステークス 最終見解

皆さんお疲れ様です、武田優駿です。
本日の重賞である京都11R平安S。
たまには優雅にトプ画も平安調。笑

まず今回のメンバー見渡して感じた事。
それは新旧の勢力図の比較と思います。ゴールドドリームやオメガパヒュームと言った昨年まで中央地方問わずに『ダートでの一線級』の馬と、今年に入ってから頭角を現してきたロードレガリスやスワヴブアラミスなどの新興勢力との力関係、これの判断が全てではないかと感じでいます。

ざっとメンバー見渡してみるとまさにこの新旧対決の構図。
この能力比較が最大のポイントに。
馬券的にもこれ基準で大きく変わるのは明白です。

そしてまた各馬のローテーションや今後の目標なども含めて『仕上げ具合』も様々な憶測が読み取れる。もちろん一線級の馬、次走は当然帝王賞が控えるのは明白。100%に仕上げている事がないのも事実です。
そしてまた新興勢力、こちらはどうなのでしょうか。上積みや成長力を期待しての「望み」も含めて、まだ底が見えないという感じで捉えるのが正解なのでしょうか。

ズバリ結論から私の考えを述べますと『旧勢力』の方が力上位だと思っています。今回斤量もそのぶん背負いますが、それを差し引いても力関係上は旧勢力が上位と見ています。

今回特に有力と感じるのがオメガパヒューム。
右回りでこの距離となるとおそらくこの馬に勝つのはゴールドドリームでも難しいと思います。それだけ右周りコースにおける適性はズバ抜けていて、G3程度を勝ち負けしている馬とは訳が違うと強く感じます。

今回59を背負うワンダーパヒュームですが、この京都コースで有れば私は勝てると感じる。昨年のように後方待機とは思えない。3コーナーからのマクリがこの馬の全て、おそらくこの力は別次元と思っています。この脚色はゴールドドリームでも敵うことはないのかなと。やはりゴールドドリームは『左回り巧者』であり、右回りでは過去を見てもワンダーパヒュームには勝てないと感じます。

では新興勢力であるレガリスやアラミスはどうなのか。
つまりG1級の馬と斤量差はあるにせよ勝ち負けできるほどの絶対能力が備わっているのだろうか。もちろんこの一戦が終われば見えるものはあるのでしょうが、現時点で新興勢力の過去走を見る限り『それ以上の上積み』は無いのではと言うのが自分の判断です。

つまり新興勢力であるレガリスやアラミス、目一杯の競馬をしてると感じます。決してお釣りのあるような走りはしていない。つまり現時点での能力はほぼ出し切っての走りだと推測しています。
アルデバランS、マーチSとじっくりと相手関係等も見極めても、オメガやドリームの域には遠いのではと感じています。

ですのでどちらかと言えば気になるのは旧勢力組のヴェンジェンス。
今回京都右回りのこの距離であれば、ドリームより上位に取りたいのはこちら。地力の強さと言う意味では人気的妙は新興勢力勢よりは高いと感じます。

今回馬券的に私の考えはこうなります。

ワイド 5−11 これを勝負馬券に
馬単 5−11 これを色馬券として少々

これが武田の平安ステークス2020の答えです。


いいなと思ったら応援しよう!

武田優駿
サラリーマン馬券師の武田優駿。 ラップ分析を基本としてハイレベルのレースで好走した馬を皆さんに伝える事を宿命と考えています。人気薄馬の激走を見抜く事に全身全霊で挑戦しています。