スプリンターズS 最終見解
みなさんこんばんは、武田優駿です。
いよいよ秋のG1シリーズ開幕、始まります、熱い戦い。
木曜日に枠順確定。
自分が買いたいと思う馬は殆ど理想の内枠に入りましたが、肝心なミスターメロディは7枠13番。この辺りを踏まえて最終見解を述べさせて頂ければと。
今回のスプリンターズS、どうしても買いたいと思う馬は二頭。相手候補に三頭と、合計五頭をセレクトした。
ミスターメロディ
ダノンスマッシュ
レッツゴードンキ
セイウンコウセイ
アレスバローズ
本来であればどうしても買いたい馬二頭のワイド一点勝負と思っていましたが、メロディの7枠にかなり悩みました。
メロディは左回り巧者と言われています。確かに今回の最終追い切りを見ても、直線向いてから首向きが外(左)へ。
左回りであればこの状態でも、首向きは前を行く馬の方へ向きます。しかしこれが右回りだと外へ外へと膨らみやすく、スピードが乗るまでにもたつく事に。
もし今回のように右回りであればこれを回避する方法はただ1つ。
馬を最内のポケットへいれて直線間際まで待つしか無い。これしか無いのです。
ただメロディのレースを何度も見ました。
確かに調教では首を左にしますが、レースに行くとそうは見えません。
おそらくこの馬の場合、右回りでのレース前調教を右回りのコースで行うと左にヨレますが、多分これは手前の変え方のタイミングだと思います。
メロディは早く手前を左手前に変えて走りたい。だか騎手は出来るだけ我慢させて強めに追うタイミングを待ちたい。左回りだとこれが自然に出来るが、右回りだとおかしなタイミングになってしまう、これがメロディの弱点でもあります。
だからこそ強制的に馬をインのポケットへ入れて閉じ込め、直線まで待ちたい。これであれば手前の変え方も比較的スムーズになるため、左回り同様に直線まで我慢してもロス無く力を温存できる。
しかし今回7枠。
内に閉じ込める事が出来ずとなった。
さあどうする福永よ。
自分はこう考えます。
この馬の問題は右回り云々ではなく、左手前に変えるタイミングでもたつく、そこなんです。
もちろん左回りコースから右手前にする瞬間は得意なのでスッと切り替わる。だがその逆となるとどうしてもモタつく。前走などは一瞬モタつか間にイベリスにぶつけられて戦意喪失。全然力を出していません。
メロディ右回りがダメでは無い。左手前に変える一瞬、そこだけに全てがかかる。
このモタつきを福永はどう打開するか。
これがメロディ福永の今回の大きなテーマ。
外からの競馬になる事は間違い今回。
ポケットへは入れない。
後は福永の手腕に賭けるか、賭けないか。
悩みましたが自分の結論。
予定通り勝負馬券は2-13のワイド。
これを勝負馬券とします。
そして三連複で2.13-1.3.5の3点。
ダノンスマッシュははずれないと思います。勝ちきるまでは分からないが崩れる事は考えられない筆頭。
3番目の評価としてレッツゴードンキ。
ここだけのために温存され調教されてきたと見ています。人気的にもかなり妙が高く楽しみな一頭。
そしてセイウンコウセイ、アレスバローズ。ここはどうしても押さえたい二頭。実力上位であり馬券の妙が高い馬と見ている。
これとは逆に人気から見て馬券の妙が無いのはタワーオブロンドン、モズスーパーフレア、ディアンドル、リナーテ。
自分としては完全切りです。
来ないと思う馬をあえてここで長々とは書きませんが、多くの理由がありすぎて買おうと思えないというのが本音です。
G1開幕の第1戦目。
予定通りのワイド一点勝負。
俺の夢はミスターメロディ福永。
ここに期待する。
サラリーマン馬券師の武田優駿。 ラップ分析を基本としてハイレベルのレースで好走した馬を皆さんに伝える事を宿命と考えています。人気薄馬の激走を見抜く事に全身全霊で挑戦しています。