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6/7 日曜日 武田の見つめる馬 安田記念スペシャル

皆さんお疲れ様です、武田優駿です。
みんな土曜の鳴尾記念はどうでしたか?
自分はレッドジェニアルから攻めて見事に玉砕されました。出遅れも痛かったけど結果として連に絡んだ上位二頭は買えてないのでどちらにしてもダメなんですけど。それでもあの位置から良く3着まで伸びた事に感銘を受けるのと同時に、諸々の状況を全て考えても出遅れてなきゃ普通に突き抜けてたと言う最後の足色。ゴール後もブッチギリで前を行くジェニアルのあの姿を見て、予想は間違ってなかったなと思えたのが何よりの救いかもしれません。
また東京10Rでの大穴推奨馬12アルミューテンは11番人気ながら3着と大健闘も、自分の馬券的には2着3着での馬連。結果これがワイドでも9,220円もつく事になるも、こちらも馬券的にはヒット出来ずでした。

さて日曜の武田の見つめる馬。
今回は安田記念スペシャルとしてお送りしたいと思いますが、いつもとは趣向を変えてみる事に。まずは明日の「調教からの注目馬」をズラリと挙げて、その後に安田記念の予想へと。


ではまず日曜の調教からの注目馬

▪️東京
12R スマッシングハーツ 1番人気

▪️阪神
2R 6サンライズオネスト 1番人気

7R 1ハクサンライラック 5番人気

9R 6サンキューユウガ 2番人気

10R 9ローザノワール 1番人気

11R 2メイショウギガース 15番人気
  11ブルーメンクローネ 3番人気
  16アバルラータ 13番人気

12R 1ニホンピロスクーロ 3番人気
  12オヌシナニモノ 2番人気


東京が1頭、阪神が9頭。
何故こんなに阪神が多くて東京が少ないのか。
答えは意外と簡単で、阪神は開幕週だからです。簡単に言うとこの開催にターゲットを合わせて調教してる馬が多いんです。
逆に東京は連続開催。厩舎関係者ってこうして物事を考えるんですよね。つまり「開催替」こそが何事においても1ユニット。次期開催に合わせての調教一変馬が出て来るのはこのタイミングなんです。
開催の後半に調教推奨馬が少なくなるのはこの為で、基本は開幕2週が調教一変してる馬が激走する理由です。
特に今開催の東京は連続開催のため3週目以降になると調教推奨馬は激減し、連続開催の2回目になると殆ど居ません。ですので現在の東京開催などはその極みで、調教よりはレース回顧からの馬券選定に徹する方が理にかなっています。
長く調教研究してるとこんな事までも鮮明に見える、そんな世界。これを知っているかどうかで「レース前日にやるべき事」は確実に絞りやすくなりますので、ぜひ覚えておいて下さい。

ちなみに上記に挙げた10頭、どれも調教は確実に走ってます。
ですので皆様の馬券検討の際は是非一考して頂ければ。
過去能力値を上回る走りができるのは、そんな馬だと私は思います。


では本日は「安田記念スペシャル」と題しまして、このレースの展望含め最終見解を述べさせていただきます。

6/7 東京11R 安田記念 芝1600m

1ダノンプレミアム
2ダノンキングリー
3ノームコア
4クルーガー
5 アーモンドアイ
6インディチャンプ
7 ペルシアンナイト
8ケイアイノーテック
9アドマイヤマーズ
10ミスターメロディ
11グランアレグリア
12セイウンコウセイ
13ヴァンドギャルド
14ダノンスマッシュ

さてまずこの枠順を見て感じる事。
基本的にセイウンコウセイがハナ切りそうですが、その外側の8枠二頭は絶望的だと思います。コーナーリングまでにどこにポジションを取るにしても、内に入れる事なく迎える3コーナー、残念ながらレース前からこの8枠の二頭はほぼ無い。

そして次に考えたのがアーモンドアイ。
VMCを馬なりで勝ったことを考えると、安田を急遽使う事になったのは『勝てるから』の考えしか無いと思います。私は使わないと思っていたので出走表明した時はかなり驚きましたが、馬なり勝利で有れば使うのも有りなのかと。逆にこのローテーションで使うには余程の状態の良さが必須で、前走後の反動が全く無いと国枝さんが判断したのでしょう。
アーモンドアイがここを使うのであれば、間違い無く不動の本命にします。

問題は2着以降の選定。
ここがこの安田記念の全てでしょう。
人気順に見ると2番人気以降はこうなります。

6インディチャンプ 2
11グランアレグリア3
2ダノンキングリー 4
1ダノンプレミアム 5
9アドマイヤマーズ 6
14ダノンスマッシュ7
3ノームコア 8

とりあえず8番人気まで書き出してみましたが、基本的にチャンスが有るのは、上位8番人気のここまでかなと感じてます。勿論これ以降の人気薄が走る可能性はゼロでは無いですが『2着候補』と言う意味では私の中ではノームコアまで。

ではこの7頭、武田はどう見てるか。
14のスマッシュは冒頭の通りですがこの枠は難しい。またキングリーに関しては58は相当な疑問が有ります。そしてアレグリアはやはり牡馬の一線級とやるにはマイルは長い。桜花賞後にルメールが藤沢調教師に進言した『この馬はスプリンター』のワードが私の胸には深く突き刺さって居る。
アドマイヤマーズはどうか。香港の活躍は目を見張るものが有るが、やはり気になるのは『何故川田がこれに?』の一点。本来ならどう見てもプレミアム中内田に乗るはずが、前走のスマッシュに引き続きレーンに。ダノン側の意向との話だが、そうであれば尚更マーズは買い難い。

残ったのがこの3頭。
6インディチャンプ 2
1ダノンプレミアム 5
3ノームコア 8

現在の東京コースのトラックバイアスを考えても、やはり中枠まで。そして実力的なものも考えると、アーモンドアイの次に挙げるとしたらこの三頭まででは無いだろうか。

ズバリ武田の安田記念。
その答えを馬券にするとこうなります。
三連単の2点勝負。
5→1→6  70%  30倍
5→1→3  30%  90倍

そして今降ってる雨ですが。
随分と雨雲レーダー見ましたが、恐らく私の過去の経験値から見るレース当日の府中の芝、朝は稍重スタートも15時には完全良馬場と思ってます。
また稍重だとしてもこの予想に変更は無いです。

さあいよいよ安田記念。
興味深いレースがいよいよ来ました。
また明日の阪神開幕の芝も注目、ストークSには調教推奨馬が三頭も。

皆様のご検討を祈ります。



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武田優駿
サラリーマン馬券師の武田優駿。 ラップ分析を基本としてハイレベルのレースで好走した馬を皆さんに伝える事を宿命と考えています。人気薄馬の激走を見抜く事に全身全霊で挑戦しています。