関東オークス2020
皆様こんばんは、武田優駿です。
さて関東オークス。
川崎競馬場 20:10発走 / ダ2100m (左)
朝から馬柱見つつ各馬の過去VTRなど見ていました。中央地方の交流レースですが、能力的な面から見るとやはり人気上位4頭までかなと思ってます。
◆アクアリーブル
地方勢の中ではやはり力が一枚上なのはアクアリーブルですね。東京プリンセス、その前の桜花賞と左右どちらでも立ち回れる手前の使い方を見る限り、今回の川崎コースにも不安は無い。
◆クリスティ
今回が初ダートですね。芝では重・不良の道悪馬場で良績を残しています。
血統的にキズナ産駒という事もあるのですが、これ以上に血統と言う意味で自分が注目しているのがサンデーサイレンスのニックス18.75%。
走法的にもダートをこなせる魅力は充分か。
◆レーヌブランシュ
前走は中山1800D伏竜Sを使って5着。このレースのレベルはかなり高く、そこで0.7差の5着したのは高評価だと思います。問題は出足が無いので常に中段以降の競馬しかできない事で、現時点では前崩れの展開を望むしかないかと。
◆セラン
ドバイ遠征帰り。年明けの呉竹賞を逃げ切り勝ちしており、スタートと先行力を兼ね揃えた馬。今回海外遠征後の初戦、どこまで馬が戻っているかが最大のポイントにはなるが、常識的には海外遠征後の馬が初戦からビッシリ仕上げる事は無いと感じてはいます。
そんな有力4頭、ラップタイムをいくつか見てみることに。
基本はどれもハイペース。
レースレベルが高かった伏竜Sですが注目はL4で出た「12.2」ですかね。
その後も12.4-12.7と続き最後は「13.7」となるほど、全馬の終いがバタバタになったレース。ここで5着したレーヌブランシュだが、バテずに頑張ったとは言えレースの流れも味方したと私は思っています。L4.L3の急激なペースップが無ければ自身が浮上できなかったそんな上がり4Fの流れ。
また対極なラップ波形の浦和桜花賞と東京プリンセス賞。もちろん競馬場や周回方向、距離も異なるため同一の比較は出来ないが、この二つを見比べて思うのは「L3」のラップ。
大井での東京プリンセス賞のL3「13.4」に対し浦和桜花賞でのL3が「11.8」でした。この差なんと「1.6秒」も有る。いくら別の場所での競馬とは言え、この1.6秒差は破格な差になる。
しかしこの全く異なる二つの状況下におき両方とも勝ちきった「アクアリーブル」は、この世代のダート女王と言うにふさわしい競馬をしていると強く感じる部分です。これだけ流れの異なる二つのレースを勝ち上がれるだけの器用さと強さ、この波形を見るとまずこれが一番目につきます。
どんな流れにでも対応できるのは大きいですね。
さて関東オークス2020。
武田の最終結論。
◎はアクアリーブルです。中央勢は強いですが川崎の小回りコースへ対応できるのはこのアクアリーブルが一番だと感じます。
〇に挙げたいのがルイドフィーネ。
▲にはレイチェルウーズを。
また中央勢は皆△の評価としたいのは、どれも一長一短の馬だという事。
クリスティやアールクインダムなど、初ダートでどこまでやれるか。
またレーヌブランシュの出脚や脚質はさすがにこの小回りではどうなんだろうと。中央勢で最もあると感じるのはセランで、やはり前に行けるだけの先行力はこのメンバーでは一番だと感じているからです。
11→2.14.9→2.14.9
この3連単6点で考えます。