ツールドおきなわ 市民ロードレース140kmオープン
はじめてツールドおきなわに参加しました。
沖縄本島北部の大自然の中を走るコースです。
種目は、高校生が参加できるトップカテゴリーの市民140kmオープンクラスです。
参加したのは、高校2年のYAMATO。
大会前日は、普久川の登りから学校坂、そしてラストの羽地ダムの登りからゴールまで試走しました。
手応えは十分、狙うは優勝です。
ただ、「集団内で脚をためて最後に勝負」という走り方は禁物です。高校生らしく積極的にチャレンジしてもらいたいです。
スタートは準備が遅れ最後尾。
しかもスタート予定時刻の5分以上前にピストルの合図があり、慌てて走り始めました。
準備は30分前には終わらさなければなりません。基本的な課題です。
それでも1回目の普久川の登りで前方まで上がります。
辺戸岬付近で2名の逃げが発生。
その後、集団のペースは緩み、YAMATOは焦りを感じて、前に出て集団を牽き始めます。いつの間にか、3名の追走の形になりますが、2回目の普久川の登りに入るところで吸収されました。
2回目の普久川の登りを集団前方で通過し、下り切って学校坂付近から有力選手がアタック。
YAMATOが反応。
二人で集団から飛び出し、追走状態になり、振り返っても集団が見えなくなりました。
しばらくして振り返ると、集団がすぐ後ろに迫っています。YAMATOは諦め、集団に戻ろうとすると、「後ろを気にするな。淡々と回せ」と声をかけられます。
YAMATOは言われた通り、後ろを気にせず踏み始めると、また集団が見えなくなりました。
しばらくして、この追走は集団に捕まってしまいますが、逃げのコツが少し掴めたようです。今まで後ろを気にしすぎていました。大きな収穫です。いい勉強をさせていただきました。
その後、集団内で東海岸を南下していきます。
そして、ラストの羽地の登りで、予想通りアタックがかかります。
YAMATOも最後の力を振り絞ってアタック
逃げの二人を飲み込みながら、集団は分裂
坂が想像以上に長い
限界
追い越されていく
必死で喰らいつく
千切れそうになりながら、最後の平坦
付ききれない
先頭から36秒遅れてゴール
14位
今持っている力を全て出し切りました。