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地域内の顧客しかいない企業は衰退する理由

こんにちは。りょうたといいます。
福井をより良くしたいと思い、日々発信活動をしています!

地域内の顧客しかいない企業どうして衰退するのか考えていきます。
結論、インフレに弱くなるから。


衰退のメカニズム

どうしてインフレが関係するのか考えていきましょう。

まず、地域内の顧客しかいないとはどういう状況なのでしょうか。
様々なことを簡略化して考えてみます。


八百屋、鮮魚店、精肉店があるとします。

八百屋は新しく弁当を販売したいと思い、魚と野菜を使ったものを考案しました。魚が必要なので、鮮魚店から魚を10万円ぶん購入しました。

その頃、鮮魚店では他店との差別化として魚介豚骨スープの測り売りをしようと考えていました。そこで、豚骨が必要なので、精肉店から10万円ぶん豚骨を購入しました。

またその頃、精肉店ではヘルシー志向の波に乗り遅れまいと、野菜たっぷりお肉弁当を考案しました。そこで、野菜が必要なので、八百屋から10万円ぶん野菜を購入しました。


初めそれぞれの店舗で持っていた10万円が3社をぐるっとまわって、それぞれの手元に10万円プラス何らかのものが残る形になりました。
これが地域内で経済を回すというメカニズムです。


一見するとこれで、半永久的に企業が生き残るようにみえますが、落とし穴があります。このサイクルの問題点は「お金の総量が変化しない」ことにあります。


総量が変化しないということは、お金の価値が変化してしまうと、この仕組みがうまくいかなくなります。


「お金の価値は変化しないでしょ!」
そんな声も聞こえてきます。


ここ何十年と物価が上がっていないので、実感が湧きにくいですが、じつは、政府は毎年2%の物価上昇を目指しています。物価が上昇するということはお金の価値が相対的に下がるということです。


つまり、お金の総量が常に同じでも購入できるものが少なくなっていくといえます。そうなると衰退の一途をたどりますね。

端的に言えば、インフレに弱い仕組みです。


改善策


では、どうしたらよいか?

「地域内だけではなく、地域外からお金を稼ぐ」

これ一択です!


例えば、パン屋の場合、

これまでは地域の顧客だけに商品を販売していたところに、

・SNSを使って発信し、地域外の顧客の目に触れる機会を作り、店舗に足を運んでもらう。
・オンラインショッピングページを立ち上げて、冷凍パンを販売してみる。

などなど。地域外からのお金をいかに獲得していくかが大事ですね!

地域外からお金を獲得しつつ、地域内で経済を回していくのがローカルでの経営の理想だと僕は思います(^^)


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


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