見出し画像

受講生レポート:「じぶん軸ととのえ講座」第3回

11月2日(火)「じぶん軸ととのえ講座」の第3回目を開催しました。
このコースは「自分を深く知ること」と「さまざまな働き方に触れて視野を広げること」この2つの視点を大切にしています。

今回のテーマは『さまざまな働き方と出会う』。自営業、会社員、パラレルワーク、さまざまな働き方をしている4名をゲストに招き、講師の扇本さんとのインタビューをじっくり聞きました。

レポートは受講生の鈴木智子さん。講座の参加は去年に引き続き2年目。この1年の心の変化にも触れながら、今回の気づきについて綴っています。

第3回は、佐久エリアでさまざまな働き方をしている方のお話を聞く会。

私は去年もこの講座に参加し、一連の講座を通して「なんとなく自分はこんなことをしたいのかなぁ…」とぼんやりとしたイメージはできたものの、日々の生活に追われ、形にすることもないまま1年が経ち、再び講座に参加しています。

これまでにも自分を見つめる系の講座やワークショップには幾度となく(笑)参加しており、自分自身を振り返ることはもう何度もやっていて、逆にわからなくなってしまっている部分も多かったので、他の人の話をじっくり聴く機会は新鮮でとても学びがありました。そして気になるあれこれを突っ込んで質問できたのもありがたかったです。

今回お話をしてくださったのは、こちらの4名。

画像1

それぞれ、経験もバックグラウンドも違うのに、なぜか似たところがありました。それは自分の「軸(想い)」を大切にしているということ。

職歴だけをみるとキャリアに一貫性がなさそうに見えるけれど、実はしっかりとした「軸」があって、例えばそれは「家庭を最優先にしたい」といものだったり「自分の『好き』を大切にしたい」というものだったり。

実際に携わっている仕事が何か、どんな職種でどんな業務内容か、といことではなく、なぜその仕事をしているのか?自分が大切にしたいことは何なのか?というのがすごく伝わってきました。

「人が集まる場所を作りたい」と雑貨屋さんからスタートし、和カフェを経て、アイスクリームカフェになったり、自宅でのベビーマッサージ講師から就職して保険の仕事についたり、東京でのご縁が移住後の仕事に繋がったり、サラリーマンから占い師になったり。

ご縁が現在の仕事につながっているという人もいたし、「こんなことをやりたい」ということを話していたら必要な時に必要なものが手に入ったといっていた人も。

想い=軸とも言えると思う。
想いは強い。人は想いに動かされる。
想いがある人のことを応援したくなる。
何かやりたいと思ったなら、自分だけで抱えるのではなく、誰かに発信してみる。こんなことに興味をもっているよ、というだけで繋がれるご縁や思ってもみなかった出会いがあるかもしれない。

私の軸はなんだろう?
価値観、とか軸とか芯とか、難しく考えるとわからなくなってしまうけれど、もっとシンプルに私が大事にしたい「想い」ってなんだろう?

たぶんそれは一生懸命探すものでも捻り出すものでもなくて、これまでの自分を振り返ってみた時にどこかに共通して存在しているものなんだろうと思う。

自分にはまだそれがなんなのか、はっきりとはわからないけれど残り少なくなったこの講座の中で少しでも輪郭が見えてきたらいいなと思う。

そして、今回一番印象に残ったのは、「なんとかなる」って信じることの大切さ。みなさんそれぞれに、「大丈夫、なんとかなる」って言っていて、実際になんとかなっていて。

これは言い換えると、自分だけでがんばらなくてもいいんだよ、完璧じゃなくても大丈夫!困った時には周りが助けてくれるよ、っていうふうにも聞こえて、「ちゃんとやらなきゃ」「できなかったらどうしよう」と考えるばかりで悶々として先に進めなかったり、続けられる自信がなくてスタートできなかったりする自分に、「少し肩の力を抜いてやりたいことまずはやってみたらいいんじゃない?」という勇気をもらえた気がします。

みなさま、貴重なお時間をありがとうございました。

writer 鈴木智子

▼栗林梨紗さんによる第2回のレポートはこちら。

▼第一回のレポートはこちら。



まちの広告や team OHAYASHI(チームオハヤシ)です。すてきなデザインやことばで、まつりばやしのように、この街で活動するあらゆるひとたちを盛り立てていきたいと思っています。