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#002 2022.7.3 美人ってなんなん?(ばたち美人日記)


美人2日目。
私は49歳の1年間を美人と思い込んで過ごすことを実験中。
このnoteでは、美人として生きるばたちの365日間のあれやこれやをお届けします。

意気揚々と美人をやろうと思ったのに、美人のやり方がわからない。

おい、美人って何なん?
美人ってどんなことするん?

美人について全く分かってないことに気付く。

そりゃ美人になれんよね。
美人がなんなんかもわからんのに真の美人なんか目指そうとしとったん?

と、自分でツッコんでいた。

美人をどうやったらいいのか全く分からないので、一旦、自分の美人の定義を作ることにした。

美人として最初にイメージしたのは、小学校の友人、リコのことだった。
リコはクラスの人気者で、私の一番の友達だった。

彼女は都会の雰囲気のある美人だった。
でも、彼女の見た目だけを美人だと思っていない気がする。

小学校5年生の給食の時間、リコが突然ある行動に出た。
いきなり、「私、ミカン丸ごと食べれるんだよ!」と、皮をむいて一気に口に入れた。
口いっぱいにミカンが入ったリコの顔は今までにないくらいブサイクだった。
クラスのマドンナ的存在のリコがそんなことするから、クラス中は面食い、そんなリコをどう見ていいのか一瞬戸惑った空気が流れたことを思い出す。

結構なくらい大惨事だった。
おそらくミカンは口から飛びでて、ミカンの汁もそこらじゅうに飛び散った。
マドンナのそんな悲惨な姿を見たくなかった人もいただろうが、私はその瞬間なぜか、完全に負けたと思った。
勝ち負けとかそんなことじゃないのに、私は清々しく完敗を認めた感じになったことを思い出した。

そっか、その負けは彼女の美しさに降参したことからきてたんだな。
思い返したことで気付いた。

彼女に感じた美人。それは、私の欲しかった美人の要素だったんだ。

彼女は着飾らなかった
そして、自分のままいることを隠さなかった

誰かにどう見られるかより、自分のままいることを私たちに見せてくれた

そんな彼女に憧れていた。そして私にはなれないと諦めていた。
彼女は見た目も美しくて、心も美しかったのだ。

まずは、彼女に感じた「美人」をやってみよう。
あの時、諦めてしまった美人を手に入れよう。

暫定ではあるが、美人の定義をきめた。
美人とは、自分のままでいること。

明日から、しばらくは自分のままいることを実験してみよう。

美人でいる1年間はつづく。

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