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おしゃべりが好き(noteでおしゃべり)
・SAKAMO と ばたち で同じテーマについて話す『noteでお喋り』
・『弱い(全5回)』『好き(全5回)』『家族(全5回)』『仕事(全5回)』
・4つのテーマで全20回でお届けするシリーズとなっています。
・よろしければ、それぞれのnoteを覗きにきてくださいね。
何が好き?と聞かれたら一番に おしゃべり と思い浮かぶ。
昔はそんなでもなかったのにね。
好きすぎて、何が良いのか説明できない。
好きすぎるものは、好きな点を聞かれると大抵「好きだから」と、答えになっていない答えを話すもんだ。
って、ここで終わったら、なんのためにnote書いたんだってことになるので、少し紐解いてみよう。
おしゃべり好きを自覚したのは40歳を過ぎてからだと思う。
なんで40歳過ぎてからか?と思われるかもしれないが、ちょっと前まで、世の中は「口の立つ女」と「理詰めの女」の存在はかなり否定されていたからだろう。
特に20代の頃、私の考えをそのまま口に出そうものなら、確実に男性に嫌われていただろう。本音と意見、どちらも口にしないことで、男性にかろうじて見てもらえる存在になろうとしていた時期だった。
「意見をしっかり持った女性は好きだ。」という男性が現れても、口で私に勝てないと思った途端、私の目の前から去っていった。
しゃべると嫌われる。意見を言うと嫌われる。
「女の子らしく、おしとやかに…」の言葉に呪われて、私は私の言葉を封印した。
…と、本人は思ってはいるが、周りの人から聞くと、結構ズバズバ言っていたらしい(笑)
勝手に抑えようとして、でも抑えきれなくて、言葉がはみ出ていた。(らしい)
そんなこんなで、意見を抑えようとして生きてきたら、おしゃべりを楽しいとも思わなかった。男性に従う女性を演じようとしていた20代30代だった。
一生私は本音を話せない。
そして、本気でおしゃべりすることはない。
諦めていた自分に、突然、私の時代がやってきた。
私の時代=私が本気でおしゃべりしても良い時代。
40歳を境に私はなぜか、本気でおしゃべりする事を許された感覚になる。
『人が私の言葉に聞く耳を持ってくれている。』そう思える機会が増えていったのだ。
要因はいろいろあるだろう。
・私の考えが経験を通じて言葉に重みをだした。
・異性として男性を意識しないでよい年齢になってきた。
・世の中がジェンダーレスの時代になってきた。
いろんな要因が追い風のように、私に本気の言葉を話せる環境を作り上げてくれた。
私のおしゃべり。
それは、私の本気の言葉で会話ができること。
相手が前のめりに話を聞きたくなるような言葉を紡ぐこと。言葉を磨き続けること。
そして、私も相手の話を前のめりに聞くこと。
前のめりになるおしゃべりが、私は大好物なのた。