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自分史エッセイ 「龍使い」との出会い

私が自分史をライフワークにしてから、いろいろな方とのご縁の繋がり方も変わり、普通なら会えないような方とも会えるようになってきました。
今日はそんな出会いの一つとして、先日お会いした「龍使い」との自分史講座のことを書かせていただきます。

著書累計27万部を売り上げる「龍使い」とは?

まず最初に「龍使い」とは一体なんなのか?誰なのか?をご説明しなくてはなりませんね。
その方の名は大杉日香理(おおすぎひかり)さん。
株式会社アテア代表取締役社長で、幼い頃からのスピリチュアルな才能とさまざまな知識をベースとしたメソッドを体系化し、「龍使いになれる本」の10万部をはじめ著書の累計発行部数27万部。
また神社を参拝するリピート率96.5%のツアー「神旅®」を日本で初めて事業化、その他にも「龍使い養成講座」などの講座を開催したり、法人経営者向けへのコンサルタントなども行われている、著名な事業家です。

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そんな方となぜ出会ったのか、ということなのですが、私が以前在籍しお世話になったweb制作会社で毎年行う新年会がきっかけ。
一昨年初めてお会いし、Facebookで繋がったもののそれ以来特にやりとりもなく、今年もご挨拶くらいだったのですが、数ヶ月前に大杉さんから「親子で柳澤さんの自分史講座を受けたいです」とご依頼いただいたのです。

最初は「そんな人気講師の方に教えるなんて!」と驚きましたが、大杉さん曰く「私は人生のなかで『自分を知る』ということを定期的に行っています。また他者の視点や思考、感覚をお借りしているのです。」と仰ってくれました。
そこまで言っていただけたら私も自分史活用アドバイザー冥利に尽きるもの。これもまた自分史が与えてくれたご縁だと、ありがたく開講させていただきました。

「ホンモノにお願いしたい」最高に嬉しい一言

当日銀座の会議室でお二人と待ち合わせ。
事前にお聞きしてはいたものの、やはり気になって「なぜ大杉さんのように、多くの方を教える立場の方が私に興味を持ってくれたのですか」とお聞きしたところ「私はお願いするならホンモノだと思う人にお願いしたかったからです」とのこと。
私も同じことをモットーにしているので、そんなふうに自分を評価してもらえて感激で胸がいっぱいになりました。

おこがましいようですが、私も大杉さんと最初にお話しした感じから本質的なものを感じました。
私はスピリチュアルは事実あると思っているし、本来は人間の科学だけでは解明できないことばかりだと信じているのですが、なかには根拠のないポジティブシンキングや教祖さまを祭り上げるような依存体質の方々が苦手なんですが、大杉さんからはそうしたものを感じませんでした。

お聞きしたら、大杉さんは「私のセミナーを受講してくれた方からの依存は一切受け付けないようにしています。それはご本人の意識が変わるからこそ意味があるのであって、誰かがやってくれるようなものではないのです」というようなことをお話しされていて「ああ、やっぱりこの人は本質的なところが見えている方なんだ」と再認識。
さらに「セミナー以外では、龍とか神とかの類いの言葉は一切使わないんです」と聞き、驚きましたが、同時に信頼も深まりました。

「自分史年表ワーク」で振り返る人生の価値

通常私の自分史講座は、講義とワーク、そしてシェアを織り交ぜて約2時間なのですが、今回は「年表作成ワーク」のシェアとディスカッションを多めに取りました。

「年表作成ワーク」とは、生まれてからの軌跡を、年代といくつかのファクターに分けて棚卸しするというもの。シンプルでありながら、毎回いろんな気付きがある、とても楽しい時間なのです。

自分史年表

息子さんの光輝さんは今年21歳。現在は社長である日香理さんの下でウェブ関係を中心にお手伝いされています。
光輝さんはこのワークを通じて、過去に恩師に救われたことや、自分を言葉化する授業で自身の価値を認識できたことを語ってくれました。
年表を手元に見ながら「こうしてみると、自分史に助けられてきたんですね」と語る彼の言葉からは、自分の過去にしっかりと向き合い、未来を力強く生きていく自信が感じられました。

日香理さんは、いろいろなセミナーを受講しながらも、以前はスピリチュアルパワーを活かしてのお仕事は考えていなかったそう。しかし、お父さんの他界をきっかけに、幼い頃に感じていた能力がフラッシュバックするように復活、龍使いとして人の役に立つことをする、とSNSで宣言。するとそれをきっかけに出版の機会が訪れ、初の著作が10万部を超えるヒットとなりました。
日香理さんが龍使いとして伝えている通り、自らの意識変容によって、自分史がドラマチックに変わってきたことを振り返えられていました。

このように、自分が過去の軌跡を言語化する過程で、自分でも気づかなかった認識が、実は、現在の自分にとって大事な在り方となっているのが自分史の価値です。

繰り返しお伝えしていますが、こうしたシェアを通じて「自分史は、過去の振り返りを通じて現在の自分の気持ちを明確にし、実はそれこそが未来を主体的に決める指針になる」と実感しています。

成熟した個人としての関係

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もう一つ今回の講義を通じて印象的だったことは、お二人が親子であると同時に、個人として尊重しあっていること。
もちろん親子の愛情や信頼がベースにあって、現在は社長と社員でもあることで、自然と尊重しあえているのかもしれないのですが、すごく自然に感じられました。

21歳という年齢ながら、過去に向き合いながら未来を語る光輝さん、それを母として見守りながらも、経営者として接している日香理さん。

親子での会社経営だと、難しいことがあるケースも聞きますが、お二人は、それぞれの自分史をシェアし合いながら、互いが成熟した個人として良好な関係を保っていることが伝わり、素晴らしいと思いました。

これを読んでくれている方のなかで、親子での自分史講座に興味をもたれた方はお気軽にお問い合わせください。きっとどちらにとっても、新しい気づきと関係性のきっかけになると思います。

真理に共通するもの

こうして「龍使い」親子との講座は無事終了したわけですが、今回お二人とのお話しを通じて「スピリチュアルも宗教も自分史も、真理の部分は共通点がある」と感じました。
いうなれば、「自らの意識こそ自らの運命をよりよく変えるキー」ということ。自分の心持ちを前向きに保つためには、他者に依存せず、自らに向き合うことが大事だというのは、どの教えにも共通しているのです。

まずは自分という存在の本質を知り、どういうアプローチで行うか。その違いでしかないということですね。

日香理さん、光輝さん、素晴らしい時間をありがとうございました。
またお会いしたときにはぜひ、アップデートされているであろう親子の自分史を聞かせてください。




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