シンポジウム「女性とラグビー その魅力を語る」を振り返る(その1)
はじめに
みなさん、こんばんは。本日、2回目のnoteになります。
昨年10月28日 (月)に公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(以下、JRFU)と、昭和女子大学との共催でシンポジウム「女性とラグビー その魅力を語る」が開催されました。
当日は、所属する横河武蔵野Artemi-starsの主務と一緒に参加しました。そうそう。会場にはHCのスティーブや恩師の徳増先生もいてびっくり。スティーブは練習の前に参加していた模様。主務とはレセプションの後、いろいろ語り合いました。
シンポジウムの講演内容を忘れそうなので、数回に分けてnoteに取りまとめることにしました。この内容については、当日の説明内容を極力忠実に再現したいと思います。ご興味のある方はご覧ください。
シンポジウムの主旨
JRFUからのお知らせにあった主旨説明では、「アジアで初めて日本で開催されている「ラグビーワールドカップ2019日本大会」は、ラグビー競技とラグビー文化の素晴らしさを伝え、これまでラグビーとは縁が薄かった人々の間でもラグビーへの関心が高まっています。
一方、国際統括団体ワールドラグビーは現在、女性への競技普及、女性レフリーの育成、女性役員増加に力を入れています。2年後にニュージーランドで開催される「女子ラグビーワールドカップ2021」から「女子」という性別表記をはずす決定もしています。今回「ラグビーワールドカップ2019日本大会」に関係者が来日する機会をとらえ、ワールドラグビー女子ラグビー統括責任者であるケイティ・サドラー氏、オーストラリアラグビー協会初の女性CEOレイリーン・キャッスル氏をゲストに迎え、ワールドラグビーの様々な取り組みを聞き、ラグビー界における女性の現状と課題を知るとともに、女子ラグビーへの理解と関心を深めて参ります。」とあり、ラグビー関係者だけなく、他競技の女性アスリートも参加するなど、たくさんの質問や意見が飛び交う有意義な時間となりました。
登壇者
ゲスト:
ケイティ・サドラー(ワールドラグビー 女子ラグビー統括責任者)
World Rugby General Manager for Women’s Rugby スコットランド生まれカナダ育ち。シンクロナイズドスイミングで1984年オリンピックにはニュ ージーランド(NZ)代表として参加し、1986年英連邦大会で銅メダルに輝く。現役引退後は同国で スポーツニュージーランドの運営、ハイパフォーマンスシステム構築を担う。NZ水泳連盟理事、 NZオリンピック委員会選手委員などを歴任、2016年11月ワールドラグビー女子ラグビー責任者に就任、現在に至る。
レイリーン・キャッスル(オーストラリアラグビー協会 CEO(最高経営責任者))
Rugby Australia the first female Chief Executive Officer オーストラリア生まれ。13人制ラグビーニュージーランド代表主将の 父、英連邦大会ローンボールのメダリストの母を持ち、幼い頃にニュージーランド(NZ)に移住。ネットボール、テニスなどで活躍する。NZテレコム、NZ銀行、富士ゼロックスなどの広報・マーケティング責任者を歴任。NZネットボール協会CEO、オーストラリアのラグビーリーグ(13人制ラグビー)所属チームCEOを経て、2018年1月からオーストラリアラグビー協会初の女性CEO、現在に至る。
コーディネーター:
浅見敬子(JRFU理事・女子日本代表テクニカルディレクター)
JRFU理事、ラグビー女子日本代表テクニカルディレクター、JOCナショナルアシスタントコーチ 日本体育大学ラグビー部女子に入部。大学2年で女子日本代表に選出され、2002年女子ラグビーワールドカップ出場、2003年から代表主将。引退後の2007年に女子日本代表アシスタントコーチ、2012年に日本初のフルタイム女性コーチに。2016年リオデジャネイロ五輪ではヘッドコーチとして7人制女子日本代表を率いる。2018年、女子15人制日本代表の強化委員長に就任。
司 会: 斎木尚子(ワールドラグビー理事・JRFU理事)
挨 拶: 坂東眞理子(昭和女子大学理事長・総長)
岩渕健輔 (JRFU専務理事)
次回(その2)では…
World Rugby General Manager for Women’s Rugbyのケイティ・サドラーさんが語った、「私たちの戦略ー目標達成までの道筋」について、5回に分けてnoteします。
よろしくお願いします。
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