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無職なんかじゃない最終日

ご無沙汰しております。
無職なんかじゃない51~79日目がすっぽり空いてしまいました。
お陰様で79日目にして内定をいただき、無職なんかじゃなくなることに成功いたしました。直近約一カ月間の出来事を振り返ります。

■1日のルーティン

午前
6:00に起床、朝食の支度、掃除をしてニュースを確認し、昨日の日記や当日の予定を書き、身支度をする。
10:00頃から求人サイトをサーフィンし、応募先が見つかれば担当者に連絡。

午後
昼食を済ませ、勉強。脳トレとして取り組んでいた気持ちが強く、ITパスポートやSPIの問題集を使っていました。
ハローワークに出所したり、買い物や散歩、その他の用事なんかもしていたので、毎日机に向かっていたわけではありません。
17:00頃には切り上げ、風呂に入り、食事や晩酌、22:00頃には就寝します。

平日は上記のような流れで過ごし、土日祝は求人サイトの閲覧や勉強はせず、買い物や家で映画鑑賞、基本的に家族と過ごしていました。
仕事をしていた時よりも規則的な生活、飲酒量も減りましたが、1回1時間程度の散歩と数分のプランクだけでは、太りはしないものの痩せることはありませんでした。ただ、すこぶる体調は良かったです。

■求職活動について

計12社応募、書類通過1社、内定1社。
結論から申し上げますと、ラッキーでしたね。
エージェントからも応募する企業が少なすぎると遠回しに言われましたし、知り合いの求職者は私と同じ期間で5倍以上応募していると聞きました。
求職活動を終えてみて、仮に24社応募していたとしても、もう1社書類通過していたとは思えません。
しかし、面接の際に聞かれる志望動機について考えると、どうしても給与面だけを考えて応募する気になれず、働きたい企業に絞ってしまいました。

実際に応募した企業について
●生活を支える仕事
上下水道の管理をする仕事に複数社応募しました。
道路やトンネルの管理は資格必須だった為、断念。
人の役に立ち、且つ今後無くなりにくい業種であると判断しました。
後、教育関係では大学の事務職にも応募しました。

●広報や企画
面白そうな仕事だと考え、応募しました。
前職でもイベントや販促を企画するのが好きだったので、ゲーム会社や高齢者向けの配食サービス、レンタルサーバーの会社等、提供する商品やサービスには拘らず、完全に自分の好みでこの先も衰退しなさそうな企業をチョイスしました。

●普段生活していて目に入る物やサービス
プラや金属を取り扱う企業の製造や営業も応募しました。
生活を想像したときに、衣食住を連想するかとは思いますが、アパレル小売り、飲食店、不動産は外しました。理由としましては、実店舗を持っているからです。応募した配食サービスの会社は店舗を持っておらず、更にファブレスでした。それ以外では個人的な都合ですが

アパレル小売り
自身がUNIQLOか無印良品以外で、ここ数年服を購入していない。
下着は例外、GUNZE一択。靴下は若干タビオ。

飲食店
自身の外食する機会が極端に減った。仮に飲食店で働いたとしてもお店に来てくださいと謳いにくい。

不動産
知り合いの経験者に話を聞いて自分に務まる気がしない。

もちろん、ECでの販売、デリバリーやテイクアウト、無店舗型の不動産仲介サービスもありますが、特に飲食業界はお客様を呼びにくい状況において、売上が下がるが家賃があり、従業員は減らさなくてはならず、仕事が回らないという悪循環の中に飛び込みたくないというのが本音です。
マクドナルドのように業績を伸ばす企業は凄いですね。
しかし驚いたのは、割と飲食やホテル業の求人があったことです。業績が良い印象があまりないのですが、人を雇える企業としての体力があるのは素晴らしいことですね。

とはいえ、12社応募して1社しか書類通過しないのですから、未経験41歳の需要がすこぶる無い現実を味わせていただきました。
私が採用担当者でも、未経験の業種に就かせるなら若い人を選びますし、41歳なら即戦力以外NGでしょとなります。
今回、内定をいただいたのは金属を取り扱う会社で、営業職での採用となります。張り切って働きたいと考えています。

■再就職先が決まっていなかったら

9月に職業訓練の試験を受け、10月から入所する予定でした。電気設備技術科に6カ月間通い、その間に失業手当をいただきながら求職活動を継続するという内容です。第二種電気工事士の資格取得や、独学で危険物取扱、2級ボイラー技士の勉強をし、再就職を目指す訓練です。今後、電気が無くなることもないでしょうし、電気工事士も足りていないとのことなので、食いっぱぐれないだろうと考えたため応募しました。
興味は非常にありましたが、今回は入所前に辞退させていただきました。

■無職期間を振り返って

41歳の転職未経験者に告ぐ(優秀な人は除く)
再就職先は仕事を辞める前に見つけましょう。そんなことは言われなくても分かる人は優秀です。私は正直分かっていませんでした。
とくに未経験の業種は難しいと考えます。企業は定年までの年数を数えて採用してくれません。成果主義の超一流企業は除き、元気で給与が安く済む若手の人気は絶大です。

今回学んだことは、常に転職活動した方が良いということです。
もちろん、今就いている仕事にのめり込んでいる方は必要ないかもしれませんが、不満を言いながら働いているのであれば転職活動をしてみてください。履歴書と職務経歴書を作成し、顔写真を撮ればエージェントに登録するだけです。求人サイトの閲覧も絞れば1日30分ほどで済むと思います。
そして良い縁があれば転職、無ければ『通らない』『受からない』ことを実感し、今雇ってくれている会社に感謝し、有難く働かせてもらえば良いと思います。
心と体が病んでしまう黒い企業にお勤めの方は別です。今すぐ自衛してください。

『また、無職になりたいですか?』と聞かれたら進んでなりたくはないと答えます。失業手当は有難いですが、貰っていた給与以下ですし、預金残高が日ごとに減っていくのは精神衛生上全く喜ばしくありません。
何事も経験。1年後、3年後、5年後、思い返して笑えるように日々精進いたします。

■最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
共感出来ない場合は、おじさんの戯言として受け流していただければ幸いです。
そして、今も求職活動されている方、会社都合や自己都合で退職を予定されている方、頑張ってください。
私みたいな転職ど素人、資格なし(普通自動車運転免許のみ)、学歴なし(高卒)でもなんとかなりました。
退職してから、ブログや日記、なんでも良いので毎日記載しておくと、自分自身でお尻に火をつけることが可能ですのでおすすめです。
望む人が無職なんかじゃなくなる日を、心よりお祈り申し上げます。

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