『トリノトリビア』

川上和人・著 マツダユミコ・マンガ 西東社

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「奥様のどんなところを好きになって結婚されたんですか?」

さすがに結婚19年目ともなるとあまり聞かれることはなくなったが、困る質問の一つである。

人間のあらゆる感覚のストライクゾーンというのはある程度の広さをもっているから、たとえ外角低めギリギリであってもストライクに入っていること、そしてタイミングの産物としか説明のしようがない(笑)

しかし、人が人に惹かれる決定打は「意外性」、期待をいい意味で裏切られたときではないか?と私は思うのです。

鳥たちの「意外性」をたくさん紹介しているこの本、好きな鳥がどんどん増えていく。

元々アウトドア遊びが好きな私ですが、動植物に興味を持ち始めたのは、5、6年前にアウトドアガイドの養成講座を受講してから。結構新参もののバードウォッチャーだ。

全ての鳥の名前や姿や鳴き声を覚えるより、まずは家の近所で見られる鳥を覚えるか、この本や図鑑を見て「憧れの鳥」を選んでそれを探す旅、散歩に出掛けるのも面白い。

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