「手前味噌」のススメ
「手前味噌」という言葉は「ウチの味噌が一番だ‼」と自慢することが語源だとか。
とはいうものの今どきじぶんちで味噌を作っている人がいるのか?…いるんですよ。
最近はアウトドア志向やら食の安全性の問題やらでちょっとオーガニック系の方々を中心に「食の手作り」を自発的に楽しむ人が増えているので「我が家では味噌を作っていますよ🎵」っていう方も都会の人や都会から田舎への移住者にいるんじゃないかな?
ウチの奥様の実家は「代々」というか「伝統的」に味噌を作っている。
私も結婚してからお手伝いしているので今年で17、8年目くらいになります。
今回はその制作工程を紹介します。
①まずは大豆を一日水に浸し、翌日指で摘まんで大豆が潰れるくらいの固さまで煮る。
大きい鍋でしょ。これ、近所の中学校の給食室で使ってたのを貰ったらしいです。
②煮えた大豆を潰す。そして冷ます。
さすがにこれだけの量を手作業で潰すのは大変なのでミンチ製造器にモーターをつけたお義父さんお手製の機械で潰します。
潰した大豆はビニールシートに広げて冷まします。
③潰した大豆に塩、麹、豆の煮汁を合わせひたすら混ぜる。
まんべんなく混ぜるのが中々難しい大切な工程なんですが、いつも途中で遊び始める(笑)
息子のリクエストで前方後円墳を製作中。
④混ざったものを保存のために樽に移す。
これで1~1年半くらいすると味噌として使えるようになります。