「自分らしさ」「個性」について考え始めたら
「自分らしさ」「個性」の追求に目覚めるときはいつか…
何かひとつの目標をなし終えて、自分に自信がつき次のステップに進みたいとき…
違うでしょ?
自分のやり方が上手くいかなかったとき、自分のやり方が失敗したとき、自分のやり方や考え方を誰かに否定されたとき、あーっ、俺のことを誰も理解してくれない…そんな時でしょ、ほとんどの人が。
やり方や考え方が悪いんじゃない。俺を理解してくれない周りが悪いんだ、きっと。俺には俺のやり方が…と、SNSやネット上を駆け巡り「そうそう、この人のいうことは俺と同じだよ。やっぱりそうなんだ。」と今の自分に都合のよい色んな人の言葉を切り取っては眺めてニンマリする。
「これが自分らしさだ」ってね。
でも、そうやって決めちゃう前に暇つぶしにやってみてほしいことがあるんだよね。
「あの人、カッコいいなぁ」「あの人、憧れるんだよな」っていう人いませんか?
その人の全て…自分が知りうる全て、見た目も言動も全てまずは丸パクりして生活してみる。自分の自分らしさを一切排除して真似をしてみる。もう「モノマネ王座決定戦」に出られるくらい真似ちゃう。
そうするとあっという間に違和感が出てくる…どうもしっくりこない、心地よくないところが出てくる。
そう感じたところが「個性」「自分らしさ」の芽生え。
逆にいうと心地よいところはそのまま真似ればいい。
結局、「自分らしさ」「個性」って、相対的なものなんだよね。ゼロからは生まれてこない、普通の人は。