侘び寂びの和風アウトドアアクティビティ

平成から令和への10連休も後半戦に突入。

さすがに10連休となると毎日どこかに行っていれば財布はおろか口座までスッカラカンになってしまう可能性もあり…気をつけなければいけませんな。

また親である私の方は何にも用事はないのですが子供たちは部活やらクラブやらで予定があって家族全員では一日は出かけられなかったり、私自身も妻と子供を残して一人だけ自由に出かけるというのは気が引けるもの。

さらには他の家族が帰省してくるため迎える側の私、長男かぞが出かけちゃうわけにもいかず…という田舎ならではの理由もあり、軟禁的な休暇であることは否めない。

とはいいながら野遊びおじさんは我慢することができないため、朝5:00起きで隣街の里山登山に出掛けている。10連休中既に6日目になっているが途中雨降りの1日を除いて5日間安曇野市の光城山へ出掛けている。

5:30頃から登り始め、早ければ7:00にはのんびりしてきても8:00には帰宅できて他の家族との朝食に合流できるのですこぶる都合がいい。

「同じ山をそれだけ毎日登ってよく飽きないね?」

という感想をお持ちの方もいらっしゃるだろうが、特に今のような毎日段々温かくなるような季節は自然の移ろいも日々変わるので景色を見ていても飽きることはないのだ。

連休の始め、光城山は登山口の桜は終わり山頂付近の桜が満開となっていた。

連休も半ばとなり山頂付近の桜も落花盛ん、それと入れ替わりに中腹辺りからドウダンツツジが見頃になってきている。

今風にいえば「アウトドアアクティビティ」、俗っぽくいうと「野遊び」。

平成から令和へ…なんとな~く日本らしさを再認識しているここ数日ということで、ちょっと「和風」な「野遊び」ということで、連休後半の山歩き、高原歩きのお勧めしたいのが「野点(のだて)」と「吟行(ぎんこう)」だ。

「野点(のだて)」というのは野外での茶会、お茶というとちょっと敷居が高く感じるがそんなこともない。

山登りの時にコーヒーを淹れるのが最高の楽しみ☕という人は結構多いはず。私もミルまで持っていってコーヒーを楽しんでいる。それをお抹茶でやってみようってなわけだ。

お茶を楽しむ道具というとmont-bellの野点セットが有名だけど、ネットで検索するともっと手軽な値段で売っている。

お茶の点て方についてはネットで検索すればいっぱい出てくるからご安心を。

ただ、お茶を点てるというと「茶道教室にも通ったことない人が見よう見まねでやっていいのかなぁ~…」と後ろめたい気持ちになる人も(私もそうだった)いると思うが、多分コーヒーだって専門家にドリップの仕方を教わって淹れている人は少数派のはず。まずは見よう見まねでやってみてその世界にハマってしまったら茶道教室に通ってみましょう。

私はこんなスタイルで🍵☺☺☺

かくいう私もアウトドアでコーヒーを淹れるのを楽しんでいるうちに「もっと❗」という気持ちになってしまいカフェ主催のコーヒーの淹れ方きょうしつに通っちゃいましたが。


さてもうひとつの野遊び「吟行」。

「吟行」というのは俳句や和歌の題材を求め名所旧跡を訪ねること。

昔、写真旅行でわたらせ渓谷鉄道に乗っていたところ吟行の一行と遭遇。横で見ていながら「楽しそうだなぁ」と思いながら、よ~く考えると俳句と写真はよく似ているなぁと感じたことからその頃から『歳時記』というものを写真撮影に携行するようになりました。

『歳時記』というのは俳句の季語が収録された本。文庫本でも出ているから本屋さんで手軽に購入できます。ちなみに私が連れ出しているのはこの本。

これを読んでいきなり俳句を作れといってもなかなか難しい。

作り慣れていない人は例えば桜を見ると「桜かな」と直接的な言葉を入れてしまって何となく小学生の宿題のような感じになってしまうこた。

そこでお勧めなのがこの本で四季毎の季語の中に具体的な名詞ではなく春を間接的に表す名詞や形容詞がその意味と作例と共に紹介されています。

その中から自分の気に入った一言をチョイスしてその一言を表してくれるような光景を探してスマホでパチリ✴📷📱

そうしたらその写真を撮った時の気持ちをその季語を折り込み一句っ🎵…写真のキャプション的に考えると意外と言葉が出てくるのでは。

撮った写真に一句添えたものをInstagramのストーリーズにアップしてみるのはいかがでしょうか?

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