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ペットショップに並ぶ子たち、その親
きっと誰もが1度はペットショップを訪れたことがあると思います。
そこには小さなかわいい子たちがたくさん並んでいるはずです。
なぜその子たちがそこにいるのか疑問を持った事はありませんか?
ペットショップに並んでいる子たちのほとんどはブリーダーが出すオークションで落札されて販売されています。
2020年4月時点で国内に登録しているブリーダーは1万2949。
多くの子たちはパピーミル(子犬製造工場)のようなところで産まれ、生後49日齢の子がペットショップにやってきています。
オークションにかけられている子たちは段ボールに入れられ、その過程で命を落としてしまう事もあるそうです。
オークションの様子はまるで命を持たない物のように競り落とされる。
その姿さえかわいいと思う人はどれだけいるのだろう。
無邪気に店頭で遊ぶ子たちがそこに来るまでと、その子たちの親の姿を想像して下さい。
「かわいい」だけで命を手にする選択肢が正しいか、間違っているかをよく考えてもらえたらと思います。
いくつもの命の犠牲の上に「かわいい」は必要なのだろうか。
そして、その子たちの親の姿を知って下さい。
7歳まで繁殖犬として使われていた子
9歳まで使われていた子
命が終わるまで使われていた子
その中で怪我をしていても放置されている子や病気をしても放置されている子もたくさんいるんです。
ケージに足を挟み骨折を放置され一本足が動かなくなってしまった子
乳腺腫瘍が出来ていても、癲癇を起こしても治療もしてもらえずにいる子
癌になってもそのままでいる子
そんな親たちが命をかけて子供を産む。そして取り上げられ、また産まされる。
そんな繰り返しの一生。
想像して欲しい、苦しみから産まれた子たちをお金で買うことも。