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きみが見た空

どこにいてもみんな同じ空の下にいる

その空の下で、たくさんの喜び悲しみが生まれる。

いつもいつも空に見守られている

誰かと見た空

1人で見上げた空

空は色んな色を見せてくれる

心を映すかのように。

みんなどんな気持ちで空を見上げるのだろう、と時々考える。


空の青さ。

これを知らずに命を終える存在がある。

この世に生まれ落ち人間の商売道具として生かされた子たち

楽しみも知らず外の空気も草木の匂いも空の大きさも知らない。

たくさんの命が空へ還った

動物たちも私の大切な人も

そしてまた誰かの大切な人も。

悲しみに明け暮れても大切な存在は戻ってはこない

下を向いて歩いて行く時間を空にいる大切な存在は喜ぶのだろうか

きっと喜びはしない。


それならば共に幸せに生きた時間を胸に前へ進んで行こう

また必ず会える日が来る。

それまで想いを隠さず捨てず、でも縛られずに記憶の中の笑顔と歩いて行けたらいいんじゃないかと思う。

大切な存在は必ず見守っていてくれる

気持ちに迷う時は空を見上げればきっと心の声が聞こえる。





「きみが見た空」

あの日 見上げた空 もう一度手を伸ばしてみた

幸せだった日々 忘れはしないから この想い胸に歌い続ける

なにげないことで笑って 泣いたりしたね

いつまでもずっと色あせないよ

会えなくても 触れられなくても 約束した場所でぼくらは会える

あの日見上げた空 もう一度手を伸ばしてみた

幸せだった日々 忘れはしないから この想い胸に歌い続ける


ねえ きみに映る空は何色に見えた?どんな色にでも変えてあげるよ

最後の時 震えた声の「ありがとう」と涙で滲んでゆく

祈りを風に乗せて きみへと届きますように

願うよいつまでも 触れたぬくもりも こぼれた涙も同じ空見て


繋いだ心 ぼくらが見た色も全部 ちゃんと覚えてるから 待ってて

あの日 見上げた空 もう一度手を伸ばしてみた 幸せだった日々忘れはしないから

祈りを風に乗せ きみのもとへ

願うよ いつまでも いつまでも…

きみが見た空へ きみが笑えるように きみにこの声が届きますように








きみがいる空へ。


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