勘違いしてはいけないこと
殺処分はもちろんセンターで行われている
が、殺処分をしているのは行政ではないということ。
誰がしているのか
それは捨てる人間、無責任に餌やりをして無責任に増やしている人間。
よく聞く話しで信じられないことにセンターにクレームの電話を入れる人がいる。
犬殺し、殺処分をするな等々。
好きでやってるわけないでしょう。
じゃあ、もしあなたやあなたの家族がセンター勤務を命じられたらそれでもそんな抗議の電話を入れるのだろうか。
数年前まで殺処分ワースト1だった県の職員さんは明らかに殺処分対象になる目も開かない乳飲み子に必死にミルクを与え続けていたそうです。
それは少しでも生きれる可能性があるならその命の灯火を消さないように。
センターで働く人はよく心がやられてしまうと聞く。
誰だって好きで命を奪っているわけじゃない。
なのに酷い言葉を浴びせられる。
実際、自分でスイッチを押して見ないとその苦しみはわからないだろう。
私は想像するだけでも無理だ。
守りたいなら抗議の電話なんて入れてないで守れる行動をして見たらいいんじゃないだろうか。
その抗議の電話をしてる間に迷子になった飼い主さんからの電話でもあったら命を繋ぐ邪魔をしているとは考えないのだろうか。
センターがなくなればもちろん殺処分は起こらない。
ただ無法地帯になり、また違う形で犬猫が不幸になるのではないのだろうか。
センターは確かにいらない。
殺処分をするだけのセンターならば。
その中でも頑張ってくれているセンターもある。
センターがあるから迷子の子がお家にも帰れる。
やっぱり変えるべきは人の意識。
このコロナの状況で安易に命を手にし、そして安易に手放す人たち。
その人たちの意識、売る側の意識。
殺す場所ではなく生かすセンターに変えられるように、それぞれの県民、それぞれの人の意識が変われば必ず明るい未来は見えてくるはず。