第3回【活動内容2023】サッカー指導・教育機会・栄養指導・雇用創出に取り組みたい!
こんにちわ!インドの社会問題解決に取り組むサッカーチーム『FC Nono』です。
第3回目となる本日は、私達が今年取り組もうとしている活動4つ、についてお話したいと思います。
2022年までの活動
FC Nonoは現在、子供達の夢の実現のために、インド・ビハール州でのコミュニティ型サッカーチーム運営を通じ、子供達のエンパワメントの機会を提供しています。
なお、上記実現にたっては、2022年4月に実施した初めてのクラウドファンディングにて、48名の方々にご支援をいただきました。皆様に戴いた合計343,000円の寄付金は、子ども達が安心してサッカーを行うためのサッカー用品の購入費に充てさせていただきました。
それまでは、プラスチックやガラス破片、石やレンガなどを多く含むグランドやコンクリートでの練習は安全ではなく、出血を理由に練習を休む子供も少なくありませんでしたが、第1回クラウドファンディング以降、子ども達は毎日継続して練習に取り組むことが出来ています。
改めて、FC Nono運営メンバー一同、心より感謝を申し上げます。
2023年に目指す活動
今年は、これまでのサッカーを中心とした活動を更に発展(①)させつつ、より幅広い子供達が参加しやすいアート活動(②)、健康的な生活やスポーツの土台となる栄養指導(③)、雇用創出に向けたプロジェクト(④)、も本格的に推進していきたいと考えています。
①プロサッカーコーチを招いたトレーニング・練習試合の開催
②孤児院で子供達とアートの関心を高めるワークショップの開催
③栄養士による保護者も含めた栄養指導、及び現地栄養調査の実施
④将来的な雇用創出に向けた大豆栽培・開墾プロジェクトの始動
第2回クラウドファンディング実施中!【締切3/8!残り10日です!】
上記4つのプロジェクト実現にあたり、今月、第2回クラウドファンディングを開始しました!
今回のクラウドファンディングの目標金額は580万円です。
皆様から戴いたご支援は、①ワークショップイベント開催(サッカー、アート、栄養)に関わる専門家招聘費、②大豆栽培地調査/開墾、③団体運営費に充てさせていただきます。
クラウドファンディングの理由
私達にとって、上記プロジェクト資金のご協力をいただくことが何より重要ですが、合わせて、一人でも多くの方々にインドの子ども達の生まれた環境の実状や課題についても知っていただきたいとも考えています。
身近なこととして、大人も子どもも、自分たちの日々からは想像できないかもしれない生活を生き抜いている人たちが地球上にいることを知り、私たちが行っている活動への共感と参加(サポート)に繋げて頂けましたらとても嬉しく思います。
インドの最貧州の一つとされるビハール州の子ども達の多くは、生まれ持った環境から様々な課題を抱えています。特にインド農村部の貧困家庭で目の当たりにするのは、父親のアルコールやギャンブル依存、女の子たちの家事従事優先による教育を受ける機会の剥奪、早婚の慣習、ストリートでの薬物依存や人身売買、犯罪に巻き込まれる危険、慢性的な栄養失調など、課題は山積です。
私たちの活動を知って関わって頂くことを通じて、社会課題に対するサッカーやスポーツの可能性について、そして日本の外の世界の子ども達のことを考えるきっかけとなり、ご家庭や学校などで「子ども達がそれぞれ「夢」を持って未来を築くためには」ということを考えたり話し合える機会となりますことを願っています。
取り組む社会課題
次回の第4回記事では、第2回目のクラウドファンディングを実施するにあたっての、私達の現状と、プロジェクト実現に向けた想いをお伝えしたいと思います。
Noteでの発信を通じて、皆様にインドの若者・子供達を取り巻く現状に目を向けていただけるきっかけとなればと願い、今後も活動を発信していきますので、是非フォローと応援をよろしくお願いします!