人工呼吸器ユーザーあつぼん所長16歳になる

はじめましてに代えて

我がチームBundleの代表あつぼん所長はおかげさまで、昨日無事16歳になった。
人工呼吸器を着けたのが1歳1ヶ月の頃だったので、その時から数えても、もう15年になる。過ぎてみればあっという間、その渦中にいるときは 毎日毎日ただ目の前のことを必死に生きるだけだった気がする。
当のあつぼんはと言うと、そんな親の思いを知ってか知らずか、人工呼吸器をつけ、車イスで移動しこそすれ、ご当地のサンフレッチェ広島が好きで好きで、広島カープが好きで好きで、広島ドラゴンフライズも大好きな(もちろんサンダーズも！)、ごくフツーのどこにでもいる、しかしちょっと広島愛の強めの高校生へと成長した。性格は基本的には穏やかだが、苦手な教科は堂々と寝るなど、案外図太い。まさしく我がチームのセンターである。
   小さい頃は私の姿が見えないと キョロキョロ落ち着きなく目を動かしていた頃が懐かしい。
noteでは人工呼吸器ユーザーとして、地域の幼稚園、小中学校、高校進学と成長してきたあつぼんの今までの生活を少しずつ整理しあつぼんの母が執筆を担当する。