「大人が素直に学び続ける」ことのむずかしさ
こんにちは。チームボックスの山本です。
いきなりですが、チームボックスでは「大人が素直に学び続ける場」を提供しています。みなさん、今何か学んでいることはありますか?
英語力を上げたいから英会話を習っている。
K-POPが好きだから韓国語を習っている。
なまった身体を鍛えるためにジムに通っている。
大人のピアノ教室に通っている。
MBA取得のために大学院へ通っている。
憧れの経営者のオンラインサロンに入会している。
なんでもいいです。色々あると思います。
最近ではアプリで安価に学べたり、今までなら教室に実際に足を運ばないといけなかったようなものがオンラインで受けられるようになったり、学びのハードルが下がりましたよね。
ハードルが下がったとはいえ、やっぱり何かを学ぶには重い腰を上げなければいけないイメージがあります。わたしたちはそんな思い込みを変えたい。
学びはそこら辺に転がっています。
大人がなかなか学べないのは、すでに持っている色々な経験や知識から、離れることができないからです。「〜は〜であるべきだ」「〜するには〜が必要だ」。そんな凝り固まった固定観念が自分の中にありませんか?
わたしたちはこれまで多くの企業の皆様にリーダー育成トレーニングを実施してきました。すべてのお客様に当てはまるわけではないですが、やはり大企業であればあるほど、そして役職が上であればあるほど、「素直に学ぶ」ということに抵抗のある方が多いです。
今まで学んできたことや、自分の中にある固定観念を一度捨て去ることを「アンラーン」と言います。多くの方は、このアンラーンができずにもがき苦しみます。それはある意味当然で、これまで良しとされて来たことを忠実に行なってきたから得られた成功体験があるのでしょうし、一度得られたものを捨て去るには勇気がいります。
ただ、間違いなく言えるのは、勇気を持って捨てた人ほど、さらに成長することができるということです。
冒頭であげた「学んでいること」はほとんどがスキルや知識に関するものです。これらに関する成長を「水平的成長」と言います。この水平的成長は、学ぼうと思えば自然と身につくものです。しかし、私たちがお客様に身につけて欲しい成長は「垂直的成長」と言い、人間的な成長、つまり人間としてのあり方、姿勢、マインドに関する成長です。
この垂直的成長は、学ぼうと思ったからと言ってすぐに身につくものではありません。今より上のレベルに行くためには、アンラーンが必ず必要です。でも、「素直に学ぶ」マインドを持っていれば、学びはとても身近になります。
入社して数十年の部長が、新入社員から学べることも当然あります。年齢や地位や立場は、何かを学ぶときには関係ありません。それに気づき、どんなことからでも素直に学ぶことができるようになれば、学びはグッと近くに感じられます。
わたしたちは、どんな人でも変わることができると信じています。
それは、なかなか自分の固執した考えを捨てることができない人でも、退職間際の偉ぶっている管理職でも、入社したばかりで右も左も分からない新人でも、人はいつでも誰でもどんなときでも、変わることはできます。
だからこそ、どんな人でも諦めずに伴走しますし、そのときが来るまでタイミングを見計います。自画自賛ですが、ここまで寄り添い、一緒に成長をサポートしてくれる会社は、他にないのではないでしょうか。そう思えるほどに、人を信じる力について自信を持っています。
「大人が素直に学び続ける」
学ぶだけでなく、学び続けることはさらに大変です。
それでも、わたしたちは一人でも多くの人が素直に学び続ける社会を目指して、今日もみなさんに寄り添います。
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