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雪の街
BiSH解散につき、PEDRO活動再開のカウントダウンが鳴り響く。
2021年12月22日、神奈川は横浜アリーナ。
解散前ラストライブ『さすらひ』、雪の街 がラストナンバーとして演奏された。
▸⃞ PEDRO / 雪の街 [さすらひ Live at YOKOHAMA ARENA]
田渕ひさ子さんのラウドギターによる壮大なスケールと、繊細なフレーズと、PEDROの1つの終わりを予感させるような儚い時間とが流れていたあの瞬間は、今でも忘れられない。
終わってほしくなくても、終わってしまう瞬間。
アンコールもなく、PEDROはその場からいなくなった。いなくなったのと同時に、PEDROというアーティストの存在を再認識したような気がした。そして、その存在が跡形もなく消え、言葉にできない寂しさや虚しさが自分を包んだのだった。
雪の街 が、PEDROでいちばん好きな曲になった。
今でもよく聴くし、聴くたびになんだかせつない気持ちになる。
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古くなった思い出 記憶に残っている匂い
過ぎ去った月日を描く
増えていく白い髪と 小さくなっている背中
私が抱きしめる番
守るものがあるあなたは
とても素敵でつよくみえていた
雪の街 真っ白な街
愛おしい人 会えてないね
そっちは変わりないですか
最後にわがままを言わせて
楽しく生きてね
どうかまださよならはしないで
大声で泣けばいいと思っていたあの頃
こんなに大きくなったよ
かなしいもうれしいも全てを愛してくれた
私が抱きしめる番
ストーブの前で寝転んで
猫になったように溶けてしまおう
雪の街 真っ白な街
愛おしい人 鳥の群像
こっちは元気にやっているよ
最後にわがままを言わせて
楽しく生きてね
どうかまださよならはしないで
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