チャイティーとは
チャイとはお茶を意味することばです。
一般的にインドやトルコなどの西アジアで「茶」と呼ばれているミルクティーです。特に日本ではインド式のチャイを指すことが多く、カルダモンなどの香辛料を加えたものをチャイと呼びます。
〈材料〉
・茶葉……10g
・水……100ml
・牛乳……400ml
・砂糖……大さじ1〜2杯
・シナモンスティック……1本
・カルダモン……2粒
・クローブ……3粒
・ショウガスライス……2枚
〈作り方〉
1. カルダモンは、包丁のはらで潰し、シナモンスティックは手で折っておきます。
2. 水、砂糖、スパイスを中火で1〜2分煮る。
3. 煮立ったら茶葉を加え、さらに中火で2〜3分ほど煮立てます。
4. 牛乳を加え、ごく弱火で5分ほど火にかけます。茶葉を馴染ませる。
5.最後に茶こしでこしてカップに淹れれば完成。
スパイスを使わずに飲みたい方はこちら
1. コップに牛乳を注ぎ、電子レンジ600wで2分温める。
2. 温まった牛乳にティーバッグを入れ、5分放置。一緒にレンジで温めても大丈夫です。
3. 甘さは、お砂糖を入れて調節してください。
19世紀のイギリス植民地時代のインドで生まれました。当時インドで生産されていた良質な紅茶の茶葉はイギリスへ輸出していたため、インド国内に残るのは売り物にならない商品ばかり。
そのため、チャイは良い茶葉を使わず、質の落ちたものをおいしく飲むために考えられたドリンクといわれています。
質の落ちた茶葉は苦味が強いため、ミルクを入れ、お砂糖を加えて甘みを引き出し、香辛料を加たインディアンミルクティー(チャイ)が生まれました。