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「うなラボ」のこと
「うなラボ」の正式名称は「チーム・うなぎやラボラトリー」です。…と、謎なのは「うなぎ」ですよね。はい、わかっています。
1.ふたこビール醸造所のこと
前の記事「はじめましてのごあいさつ」の最後に、「ふたこビール瀬田醸造所2階の一隅から」と書きました。
「ふたこビール醸造所」は、二子玉川に親しむ人ならみんな知っている、クラフトビールのお店です。二子玉川駅西口の柳小路南角ビル2階にあるBREW PUBで、まさにこの記事を書いている11月30日で開店5周年を迎えたところ。
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「ふたこビール」はさらに遡って2015年、「二子玉川が好きな、二子玉川を楽しむ人たちが、これが自分たちのビールであるとシンパシーを感じることができる『文化としてのビール』を作りたい!」と、地域に住む女性2人が始めました。子育てを通じて知り合った「ビール好き」マダム2人が、「フタコエールで二子玉川にエールを送ろう!」と、1年足らずで本当に製造してしまったという、誠に二子玉川のマダム(フタコマダム)らしい、剛毅なエピソードであります。
詳細は、創業当時ローカルメディア「二子玉川経済新聞」の記者だった私が取材した記事にありますので、ぜひお読みいただければと思うのですが、
…同社では「独自の哲学を持ったクラフトビール」を製造して市場に提供することを当面の目標とし、その後、段階的に販売経路を拡大させていくことを目指す。事業の第1段階として、地元で収穫された材料を一部使った自らのレシピを基に、既存のクラフトビールメーカーの醸造所を借りてビールを生産。第2段階で、地域内で醸造所を開設し、製品の種類、生産サイクル、利益率の向上を図り、一般小売店への卸売りを開始し各家庭への浸透を進める。最終段階で二子玉川駅近辺に直営のビアパブを開き、他の飲食店では供給されない種類のビールや飲み方の提案などを行い、「街の名物」となることを事業計画とする。
とあり、もはや今は事業計画の「最終段階」にあるのかと、同店の破竹の発展ぶりとその奮闘に改めて敬服。しかも、まだまだ快進突撃は止む気配が無くて、もうほんとすごい。どれだけすごいかということはまたいつか別の機会に。
2.うなぎ屋のこと
で、ふたこビールの倉庫(醸造所)として使われていた世田谷区瀬田にある建物が改築され、タップルーム併設の醸造・充填施設「瀬田醸造所 うなぎやタップルーム」としてオープンしたのが2021年の年末。その建物は以前うなぎ屋だったため、こう名付けられたのだそうです。
1階は醸造所を眺めながら飲めるカウンター席、2階はテーブル席、ワークスペース、テラス席があり、手造り醸造体験なども行われています。
参考記事:環八沿いに「ふたこビール瀬田醸造所&Unagiya Tap Room」がオープン!(2022.02.08 FUTAKOLOCO)
そうして、2022年度いっぱいで二子玉川のまちづくり法人を退任した私たちが、4月から新しく「暮らしを起点に『ほんとうに創造的な社会とは』を考えるラボラトリー」の拠点として、ワークスペースの間借りというか、オーナーの好意で一隅に身を置かせていただいたのがこの「元うなぎ屋」。だから、「うなぎやのラボラトリー」略して「うなラボ」。simple!
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3.「うなラボ」のロゴのこと
こんな心もとなき私たちではありますが、信念と大きな志だけはいつも懐に忍ばせています。その内容についてはおいおい、noteなどでお話しさせていただくとして…ちゃんとロゴも作って発進。
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うなぎにご注目!上に向かって泳いでいます。そう、つまり:
うなぎ上り!
うなぎの手元にもご注目ください。右手にペンを左手にトンカチを握っています。そう、つまり:
ペンと槌(トンカチ)!
「ペンと剣」を校章にし「文武両道」を謳う学校は多いと思います。慶応義塾はペンとペンで「ペン剣」となっているようですが、その由来は、19世紀の英国の戯曲のセリフ「The pen is mightier than the sword(ペンは剣よりも強し)」にあり、「思想や文学の力は武力(剣)よりも大きな力を有する」を意味しているのでしょう。
しかして私たちは、剣をトンカチに持ち替え、「考え、記し、実際に組み立てて作り上げていく」。だから釘が周囲に散らばっています。
「出る杭は打たれる」。ならば、そもそも杭を適切に打ち込めているのか?
そんなことを大真面目に丁寧に、考えるだけじゃなくて時に手や体を動かしていくラボラトリーなのであります!期待をウナギらずがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。
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