「赤髪のとも」さん収録後記 ~Youtubeで動画があがるまで~
Vketユーザーコミュニケーションチーム 育良啓一郎です。
Vketでは、スタッフ各位ががんばっているのを見ながらTwitterやYoutubeをしている人です。嘘はついてない。
今回は、どのようにVketの動画は出来上がるのか?という話も交えつつ、Vket6の動画を撮っていただいた「赤髪のとも」さんたちとの収録の様子をお届けします。
赤髪のともさんは、Youtubeを中心に活動されているゲーム実況者さんです。ともさんと共演者のグループ「あかがみん」のみなさんとのMinecraftの動画シリーズなど、みんなで楽しくプレイするゲーム実況が人気です。ていうか僕が今更説明するまでも無いほどの大人気です。
今回ご縁があり、Vket6に来場いただき、その動画を公開していただく事になりました。マーケティング部門のかくだと「え… え?あの赤髪のともさん??マジ???」となったのを覚えています。
何度か事前の打ち合わせを重ねた後、いよいよ収録日を迎えました。
Discordサーバに徐々にあかがみんメンバーのみなさんが集まり、こんにちは~!よろしくおねがいします~!と挨拶しはじめます。赤髪のともさんたちとの初ボイチャです。「ア…よろしくおねs…アッおねがいします」とならないように精一杯気合を振り絞ります。たぶんなってたと思います。
基本的に、収録は「Discord + VRChat」の併用で行っています。音声はDiscordから、映像はVRChatから撮ることで、VRCで距離が離れたりワールド移動をしても途切れることなく音声を拾うことができるためです。またVRCではスペーシャルオーディオが効いているため、そのまま撮るとカメラマンの向きによって発話音声の定位が左右に大きくブレる問題もあります。なのでDiscordなどモノラルな音声チャットのボイスを撮ったほうが安定します。
今回は、会話音声はDiscordのみ、VRChatではAudio Settings > Voices を 0 にして収録を行いました(収録時にDiscord/VRC両方の音声が入ったままだと音声が二重になってしまう + VRCマイクミュートだとリップシンクが消えてしまうため)。
さて、まずはVRCでの集合です。これを読んでいるみなさんならなんとなく察していただけるかと思いますが、VRCで初めましての方同士が集まるとたいてい何か起きます。
ここでも、上手くログインできない、メンバー同士でアバターが見えない、などのトラブルが発生しました。これはその場でログイン方法の動画を撮って共有する、Safetyの設定を確認して修正する、などを一気に行い対応しました。
ともさんたちがゲーム実況者で設定変更等に慣れていることもあり、軽い説明だけで問題が一気に解決するのをみて「気持ちいいな…」と思ったのを覚えています。よっぴ~さんたちが速攻で匍匐のやり方を覚えて這い回っていたのも最高でした。
ただ個人的には、watoさんが"あの"アバターを使っていたのがどうにも面白くて好きです。
そして収録開始です! 収録ではあかがみんの5名の他に、Vketからはアテンドとしてさわえみか、サポートでれて、カメラマンとして僕が入りました。赤髪のともさんもOBSを回し、動画ではともさん視点とカメラ視点の2つが主に使われています。
ただこの時何故か僕の収録した音声品質が落ちる問題が起きていたため、音声については基本的にともさんが収録した音声を使っていただきました。※ちなみに後に音声ドライバのサラウンド設定やケーブル等が原因だった事がわかり、それ以降は解決しています。
ともさんの「ウ”ィ”エ”」がメンバーに伝わらない一幕がありつつ、
手で作ったカタツムリがさわえに完全スルーされる一幕もありつつ、
会場に向かっていきます。
Core会場では、YAMAHAさんのバイクがある橋の上で、Netflixオリジナルアニメ「エデン」の看板にwatoさんが反応する場面があり、僕は裏でめちゃくちゃ笑っていました。Youtubeで「赤髪のとも エデン」と検索してみてください。
東京マルイさんのブースでは、サバイバルゲームフィールドの紹介があり、みんなで行ってみようとなりました。
カメラマンである僕は、戦況を見ながら「多分こっちの方に来るかな…」と走り回っていました。カメラモードがあるFPS等と異なり物理的にフィールドを走り回って追いかける形になるので、下手したら誰も映らない可能性もあり割と必死こいてました。
ちなみに上は、「watoさんとアイクさんが撃ち合っている横からともさんがwatoさんのダウンを取り、直後にアイクさんがともさんのダウンをとった」場面の僕視点のスクショです。文字にするとややこしいな…
その後、BEAMSさんのブースに行き、
次に行こうとした時ともさんがキン肉マンのソフビをそのまま持っていきそうになったり、
駆け抜ける牛に驚いたり、
全員サンバの羽を背負ったり、もありました。
こんな感じで、動画外でも楽しんでいただいていました。
JRのエリアでは動画にも「Suicaを買って改札に入る」シーンがありましたが、実際にある物をバックに立つとやはり実在感上がります。
電車に乗ったあとに少し休憩を挟んだのですが、その間にもアイクさんたちがレッドブルを買いまくって遊んだりと、終始和やかでした。
その後は、縁日会場や一般出展会場のカラヨルに移動です。動画では短めに編集されていましたが収録時は結構ガッツリめに楽しまれていました。
watoさん「あそびにきたよ…あそびにきたでごわす!」
ソーラさん「撮った。」
※カラヨル 砂の詩「スイヨウクラブ」さんのブースです。
ポスターにも「これもクリエイターさんが!?」と驚かれていました。
そして最後にVketMallに移動するのですが、ここでともさんが「鳥獣人物戯画だ!」とめちゃくちゃ反応します。
これはVketMall五色屋へ出展されていた「鳥獣人物戯画 うさぎ」です。
https://www.store.vket.com/ec/items/4790/detail/
この後一旦収録自体は終了ということになりましたが、ともさんがうさぎに着替えせっかくなのでと思い、カメラを再び回し始めたところ、
全員鳥獣人物戯画のうさぎになりました。誰が誰かわからない。
そして収録終了後は、収録データや画像素材をともさんにお送りし動画編集、そして公開の流れです。ここはここに書くことが無いくらいの爆速編集で流石だ…となっていました。
今回、ともさん以外のメンバーのみなさんはPublicアバターでの来場となりましたが、動画最後であった通り「あかがみん」メンバーのアバター制作をさせていただくことになっています!
実はともさんのアバターも制作させていただいており、実際に配信等でもVスキンとして使用いただいています。
[記事] 赤髪のとも新VR3Dモデルお披露目動画&バーチャルマーケット6のお知らせ! |ガジェット通信 https://getnews.jp/archives/3089078
「あかがみんVR化計画」が進めば、あかがみんメンバー全員がアバターで並ぶ姿も見れるようになります。楽しみです! がんばってつくります。
収録日、最後の最後は担当者さん同士で割と事務的っぽい会話が始まったのですが、
その間に、あかがみんPublicアバター集会(?)が始まったので、僕はやっぱりカメラを再び回してました。
あかがみんのみなさんの魅力を最後まで浴び続ける楽しい収録でした。