2024箱根駅伝(往路)駒沢vs青学勝手に心理分析
今年も熱い箱根駅伝(往路)でした。一視聴者としての勝手な心理分析です。
レース前
大八木総監督 まー、篠原1区で3区までで勝ち確でしょう。
原監督 ん?山川4区か?ここで攻めれるな。
1区
篠原倖太朗(27.38.66)
荒巻 朋熙(28.32.48)
序盤
篠原:俺が駒沢のエースだ、芽吹?圭汰?駒沢は篠原倖太朗だ。近藤幸太郎でもねぇ、こうたろー、っったら倖太朗だ!篠原倖太朗だ!
荒巻:今年は、スピードスタートか… 辛いなぁ、でも、篠原さんに付いてけるとこまで付いていかないと。
中盤
篠原:(駿河台レマイヤン選手がしきりに前に行くような仕草をするのに対して)まだまだ俺の風除けになってくれよ。まだ勝負所じゃねーんだよ。
荒巻:トラック10Kの記録だと篠原さんと1分差なのに今篠原さんが目の前走ってるよ。俺結構頑張ってるよね?辛いけど頑張ろー。
後半
篠原:やっぱり俺が駒沢のエースだ。駅伝21区間連続トップの記録は止めねーぜ!
荒巻:あー、5位集団に吸収されて結構抜かれたけど頑張る!トップと20秒差って目標には届かなそうだけどラスト頑張るぞ!
駒沢(篠原) 1:01:02
青学(荒巻) 1:01:37
2区
鈴木芽吹(27.30.69)
黒田 朝日(28.15.82)
スタート時
鈴木:倖太朗、お疲れ!俺も頑張るよー!2年前の失敗はキャプテンとして許されないからまずは慎重に!
黒田:荒巻ナイスラン!よし、頑張るぞ!
中盤
鈴木:よし、よし、悪くないペース、失敗しないように。
黒田:流石に速いなぁ、結構ペース上げてんのに駒沢さんと差が詰まらないよー。
レース後
鈴木:えっ?意外に青学離せてない?もっと攻めた走りすべきだった?やべー、とにかく圭汰頼むぞ!
黒田:やっぱ追いつけなかったなぁ、でも詰めたはず、あおい先輩よろしく!
駒沢(鈴木) 1:06:20
青学(黒田) 1:06:07
3区
佐藤 圭汰(27.58.50)
太田 蒼生(28.20.63)
序盤
佐藤:箱根デビュー、俺が爪痕残してやるぜ!
太田:キタキタ俺の好きなシチュエーションじゃないの?2年前の3区丹所さんとのデットヒート、昨年の芽吹さんとのデットヒート、またまたテレビ映っちゃうよねー、まずは佐藤くんに追いつくぜ!
中盤
佐藤:マジかよ?何で追いついてんの?太田さんの1万の記録ってどれくらいだっけ?覚えてないよ。そんな遅いのに何で並走してんだよ。
太田:佐藤くんは1万の記録保持者で学生ナンバーワン。俺負けてもデットヒートってことで有名になるよね?負けないけどね。テレビでも言われてんのかな?辛いけど楽しいー!
終盤
佐藤:色々揺さぶりかけやがって、しかし追いつかねーな、何なんだよ、運営管理者からの声がうぜー、こっちは限界でやってんだよ!
太田:一昨年は丹所さんに勝った(区間賞取れなかったけど)、昨年は芽吹さんとやり合ってビミョーなゴールだった(ゴールが直線だったら勝ってたけど)、しかし、今年は俺が一番だぜ!
駒沢(佐藤) 1:00:13
青学(太田) 59:47
4区
山川 拓馬(30.27.22)
佐藤 一世(28.11.00)
スタート時
佐藤:あおい、やるなー、おーし、志貴キャプテンの分も含めて俺も最後の駅伝やるぜー!
山川:あらら、何かミーティングの時のプランと違うじゃん。Sクラスメンバーの3人で圧倒的に差をつけて優勝って言ってたのに… 俺この区間初めてだけど、やるしかないなー。
中盤
佐藤:中々良い調子。吉田先輩のタイム超えるぞ。
山川:タイムがイマイチ上がらないなぁ、全然前と縮まらない、ってか差が広がってるよ…
駒沢 1:02:32
青学 1:01:10
5区
金子 伊吹(29.29.62)
若林 宏樹(28.25.71)
スタート時
若林:監督の言った通りだなぁ。一番でタスキが来たよ。よし行くぞー。
金子:二番手でタスキかよ?!2年前の5区のタイムでは若林くんに1分負けてんだよな。今回は負けねーぞ。
中盤
若林:昨年は箱根前に眠れなかったりで出場辞退したけど今年は調子良いかも。段々身体動いてきたよ。2年前より良いタイム出ちゃう?
金子:青学全然見えねぇーぞ。ってか、後ろが迫ってきてたりする?流石に抜かれることはねーだろ。辛ぇー。
駒沢(金子) 1:10:44 (往路計)05:20:51
青学(若林) 1:09:32 (往路計)05:18:13
明日の展望
青学はムードとしては良いし、勢いがあるので特殊区間の6区を乗り切ることができれば、そのまま優勝ではないでしょうか。
駒沢はこの往路の負けを気持ちの上でうまく消化できるか、がポイントでしょう。監督が強く言いすぎると選手が返って気負いすぎて(萎縮して)準優勝も危ういのでは?と思います。
一点。駒沢も往路新記録なのに、青学との敗因を「4区山川が…」などと個人名を上げて振り返りを語るのは監督としていただけない。残念な言葉だと思った。
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