IoTする方法④部品をraspberry piから操作する仕組みその3

しっぽにちは。おみーです♪(*^^*)♪
IoT第4回です。
第1回:全体構成
第2回:GPIO
第3回:PWM
今日はI2Cです。

第2章:部品をraspberry piから操作する仕組み~その③I2C~
【理系の解説】
ラズベリーパイとIoT機器とでデータのやり取りを行う際の方式にI2Cがある.シリアル通信方式の一つであり,2本という比較的少ない信号線で機器間のデータ通信が可能である.配線が少なく低コストで実現できるが,伝送速度は遅い.2つの信号線は,クロックを同期するためのSCL(シリアルクロック),データ通信のためのSDA(シリアルデータ)からなる.
機器間でマスターとスレーブの役割が分けられ,マスタ側が全ての制御を担う.マスタとなる機器一つに対して,複数の機器をスレーブとして接続可能である.ラズベリーパイでは,ラズベリーパイをマスタ,IoT機器をスレーブとして通信を行う.初期設定では無効になっているため,使用する場合は有効化する必要がある.
GPIOピンは,GPIO 2をデータ通信(SDA)用,3をクロック同期(SCL)用として使用できる.他にも,EEPROMとのデータ通信専用に0(SDA)と1(SCL)も使用可能である.また,代替機能(Alternate Funcsions)の切り替えにより,使用するピンを最大6つまで拡張することもできる.

【文系の要約】
コンピュータ(ラズベリーパイ)とブツとでデータを交換する際には、I2Cというやり方がある。コンピュータとブツを2本の線をつないで通信するのだ。線の本数が少なくて安上がりだが、データのやりとりが遅い。2本の線の役割としては、1本はお互いの空気を読んで波長を合わせるSCL(シリアルクロック)、もう1本は実際にデータをやり取りするSDA(シリアルデータ)である。
コンピュータとブツは対等関係ではない。コンピュータが支配者として、ブツに命令を出してブツをコントロールするのである。1つのコンピュータで複数のブツを支配することも可能である。初期設定ではI2Cは無効になっているので、使いたければ有効にしましょう。
前回の記事で勉強したラズベリーパイのGPIOのピンは、2番がSDA(データやり取り)用、3番がSCL(空気読む)用となっている。ほかにもメモリという記憶領域とのやりとり専用の0番(SDA)、1番(SCL)のピンがある。また、チート機能により、このピンは最大6つまで増やすことができる。


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