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プログラミングレッスン:家当てゲーム
出題内容
屋根の形や色、窓の形など、それぞれ違った見た目の家が複数あり、その中に正解の家が1つあります。挑戦者は「はい」か「いいえ」で答えられる質問をすることが可能で、その返答をもとに正解の家を推理します。
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ねらい
どんな質問をすると絞り込みやすいか、という観点で質問を考えることで、論理的思考を鍛えることを目的としています。
また、「はい」「いいえ」の返答によって次の質問が変わることもあるので、プログラミングの基本的な要素である「分岐(if文)」の感覚を養うこともねらいです。
生徒の様子
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候補から外れた家を消していくといった作業は、特に指示しなくとも行っていました。1人1人に違う家を当ててもらうように設定していたので、他の子のやり方で良さそうなものを真似るといった動きも見られました。
「最初に屋根の色で絞り込むと考えやすい」「屋根の上にあるものが当てられたらその後はラク」など、自分なりの戦略を立てて取り組んでいました。
また、答えを間違えることがあっても、質問を見直したり何人かで協力したりして、再チャレンジでは見事正解できていました。
課題
口頭での質問は問題無いのですが、紙に書くと文が変になる部分がありました。これは国語の勉強をしていくうちに伸びていくとは思いますが、可能な範囲でプログラミングレッスンにも取り入れていきたいと思います。
まとめ
このテーマで正解を導き出す思考力は十分あると感じたので、もう少し難しい内容に入って大丈夫だと感じました。
ゲームの進め方に関しては、間違えたときに見直しができたので、質問を口頭ではなく紙に書くようにしたのは正解だったと思います。
その他にも、1人1人に違う答えを用意したことで、「カンニング」が無くなり、結果として協力して答えを考えるという動きにもなりました。
今後もこの運営体制は大事にしていこうと思います。