
イベランのすゝめ【脳眠気と体眠気】
こんにちは。Ruryです。
先日ミリシタ内で開催されたシアターイベント『夜に輝く星座のように』でイベントptランキング2位を頂いたので、その経験を基にイベランのやり方について記します。

アクティブ数は5万人ちょっとです
〜効率編〜
イベント期間中に稼げるptは「効率×稼働時間」で決まります。睡眠時間を削って稼働時間を伸ばすことももちろん大切ですが、pt獲得効率を上げることも同じくらい重要です。
端末
効率を上げるために最も重要なことは「強い端末を買うこと」です。ミリシタではお仕事の合間やライブの前後など、頻繁に読み込みが入るので、端末の処理性能で周回速度にかなり差が出ます。多少の誤差なら稼働時間の差で逆転できますが、明確に差がある場合はかなり苦しい戦いを強いられることになります。

現行最強端末iPad Pro(M4)と比べてお仕事走りで約90%の効率が出ます
走法
次に走法に関してです。
シアター形式では、折り返し前までは「お仕事→Sentimental Venus(現行最短楽曲)」でトリガー集めに専念しましょう。イベ曲は1回もプレイしなくてOKです。
折り返しでイベ曲の4倍消費とお仕事の2倍消費が解放されるのですが、「お仕事→Sentimental Venus」の効率は1.3倍程度にしかならないのに対し、イベ曲の効率は4倍になるため、イベ曲のプレイはできるだけ折り返し後に回した方が良いです。
設定
最後に細かい設定等です。
まずライブ画質は2Dに設定しておきましょう、ロード時間が2〜3秒ほど変わります。たかが2〜3秒でも何千回もプレイするとなると数時間の差になります。
次にお仕事について、タイムロスとなるスペシャルチャレンジ/スペシャルチャンスは発生しないように設定しておきましょう。チャンスやチャレンジの選択肢についても、大きなタイムロスとなる暗転が入るものは覚えておいた方が良いです。たまきは落ち着かせて、紬は納得させて、未来はお化け屋敷に連れていきましょう。
最後にジュエルについて、イベント期間中に買い足すとそこそこのタイムロスが発生してしまうので、ジュエルが不足している場合はイベント開始前に事前に買っておくのが良いでしょう。参考までに、今回のイベントで筆者が使用した元気回復アイテムはジュエル約8万個分でした。
〜時間編〜
続いて、稼働時間を延ばす方法についてです。
予定
まず、イベント期間中の予定はできる限り空けておきましょう。イベントによっては前日発表のものもある(今回がそうでした)ため少し難しい部分もあるのですが、睡眠以外で止まるのは非常にもったいないです。生活に支障がない範囲で、可能な限りイベントに専念できるように予定を整理しましょう。
睡眠
さて、いよいよ本題の睡眠についてです。
やってみるとわかるのですが、約1週間というロングスパンでは無計画にただ睡眠を減らそうとしてもそう上手くは行きません。
そこで、今までのイベラン経験から導き出した睡眠についての持論をお伝えします。
※この先の記述は何の医学的根拠にも基づいておりません。全て感覚で喋っています。ご了承ください。
期間中の稼働時間の割合を増やす方法として、「1回の稼働時間を長くする」と「1回の睡眠時間を短くする」という大きく2つのアプローチがあります。もちろんどちらも有効な戦略なのですが、筆者おすすめの戦略としては前者の「1回の稼働時間を長くする」方法です。この理由を詳しく説明していきます。
まず、眠気には2つのパラメータがあります。
1つ目は「脳の疲れによる眠気」(以降「脳眠気」)、2つ目は「体の疲れによる眠気」(以降「体眠気」)です。
1つ目の脳眠気は、普段の生活で眠いと感じるのが大体これです。感覚としては頭の上部に眠気成分が溜まっていく感じで、溜まりすぎると頭痛を引き起こしたり、ありえない力でベットに引っ張られたりします。脳眠気は溜まるのが早い一方で、対処するのが比較的簡単です。
2つ目の体眠気は、体を活発に動かした後、家に帰ってソファに座ったときなどにドッと感じる眠気がこれです。感覚としては体が重い、だるいという感じで、溜まりすぎると吐き気を催したり動けなくなったりします。体眠気は溜まるのが遅い一方で、寝る以外の対処方法がありません。
これらの2つの眠気にどう対処し、いかに睡眠時間を減らせるかが勝負のカギとなります。
脳眠気については、十分な睡眠を取れている場合、起きてから15時間くらいはほぼ感じず、21時間〜27時間くらいでピークを迎えます。ではそのピークを乗り越えた先には何があるかというと、実は脳が非常事態を検知して脳眠気をあまり感じない時間(以降「無敵時間」)が広がっています。
そして、無敵時間は脳が省エネで動いているため、その後の必要な睡眠時間は基本的にほぼ変わらず、体眠気に対処するための睡眠を取れば自動的に脳眠気も全快できます。
また、オートライブパスを使って楽曲が終わるまでの1〜2分寝る、いわゆる「オーパス睡眠」も脳眠気に対して非常に有効です。誤って長時間寝てしまうリスクはありますが、成功すると脳眠気は劇的に回復します。
したがって、脳眠気のピークを部屋の中を歩き回ったり目が覚める歌を聴いたり、場合によってはオーパス睡眠も併用して何とかして乗り越えて無敵時間に入ることで「1回の稼働時間を長くする」ことが、比較的楽に安定して稼働時間の割合を増やすことができるおすすめの方法となります。
ただし、無敵時間は炭水化物や糖分の多いものを多量に摂取することで強制解除されてしまいます。そのため、必要な炭水化物や糖分は、食べても眠くならない起きてから15時間程度の間にしっかり摂っておき、その後は炭水化物や糖分の多いものは摂らないように注意しましょう。
また、無敵時間中は身体に若干異常が出ることがあります。筆者の場合は目の焦点を遠くに合わせづらくなる、中高音域が少しこもって聞こえる等の異常を感じたことがありました。ひどい場合は幻覚が見えたり自分が今何をしているかわからなくなったりする、いわゆる「脳バグ」と呼ばれる現象が起こることもあるようなので、無理しすぎないように気をつけましょう。
脳眠気に対処した後は体眠気と戦うこととなるのですが、体眠気は基本的に寝る以外の回復方法が無いため、溜めないように心がけるしかないです。体力を使わないようなるべく外に出かけたりせず、家の中では心地よい室温をキープして楽な服を着るようにしましょう。
また、体眠気を回復するためにはしっかり深い睡眠をとることが必要です。もう1つの戦略「1回の睡眠時間を短くする」の問題点はここにあって、まとまった睡眠が取れないと体眠気に対処することが難しいです。1〜2時間程度の短時間の睡眠で体眠気を回復できるクリティカルな睡眠が取れることも稀にあるのですが、これを狙って出すのは正直かなり難しいです。
経験上、おそらく「脳眠気・体眠気ともにある程度溜まっていること」、そして「周辺の温熱環境による負荷が少なく、体の末端までしっかり血が巡っていること」はクリティカルな睡眠のための必要条件だと思うのですが、これを満たした上でもたまに失敗して結局その後すぐまとまった睡眠をとる羽目になったことが何度かあったので、おすすめしません。
参考までに、筆者の今回のイベントでの実際のスケジュールです。
ちなみにイベント終了後に目覚ましをかけないで寝ると、13.5時間後に目が覚めました。

期末試験は80分の試験でしたが、爆速で解いて35分で提出して退室しました
〜生活編〜
最後に、イベラン中の生活についてです。
オートライブ
前半はオートライブパスの供給が多く、全てオートライブで回しても足りるため、家から出られないこと以外は特に支障なく生活できます。
しかし、後半はオートライブパスの供給が追いつかないので、基本は手動でプレイし、オートライブパスは食事や入浴時のために残しておきましょう。
食事
食事については前述の通り、炭水化物や糖分の多いものは起床から15時間以内に食べ、その後は寝る直前まで控えましょう。
筆者は無敵時間に入る前の食べ物としてはサトウのごはんとカロリーメイト、無敵時間中の食べ物としてはキャンディチーズとインスタントの味噌汁を主としていました。
余談ですが、無敵時間に食べる味噌汁は信じられないぐらい美味しいし、無敵時間中に入る風呂はめちゃくちゃ気持ちいいです。
暇つぶし
また、イベランは基本的に単純作業しかしないので、暇つぶしを用意しておきましょう。片手間でできることならなんでも良いです。
筆者は前半は主に学校の課題や期末試験対策をし、後半はYouTubeを見ていることが多かったです。
ミリシタボーダーbot
最後にイベランに役立つツールとして「ミリシタボーダーbot」を紹介させていただきます。
ミリシタボーダーbotは一定時間ごとに各ボーダーのptと上位10人のptを投稿してくれるbotです。ミリシタ内でランキングを確認しに行くのは大きなタイムロスとなってしまうので、ボーダーやライバルのpt推移の確認は基本的にサブ端末などでミリシタボーダーbotを見るようにしましょう。
X:@imas_ml_td(2時間毎)
Bluesky:@mltd.matsurihi.me(30分毎)
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
皆様のイベランのお役に立てていれば幸いです。健闘を祈ります。