【四条貴音生誕祭企画】骨から煮込む家二郎ラーメン【四条貴音生誕祭2025】
始めに
こんにちは。東北大学アイマス研究会のさしゃです。今回は四条貴音の誕生日ということで、二郎系ラーメンを作る会を開催するのでそのレポートとなります。
開催経緯
四条貴音と言えば二郎系ラーメン←わかる
じゃあ誕生日に二郎系ラーメンを食べよう←わかる
せっかくだから骨煮込んで作るか←どうして?
このようになっている方が多いと思われます。
弊研では過去に「クルリウタシチュー会」なるものを開催したことがあります(リンク参照)。
その際に寸胴鍋含めて様々な器具を購入したのですが、「これ一回しか使わないのもったいないな」「せっかくだしアイマス関係ある企画したいよな」「二郎食いたい」などの意見から、「ほな二郎系ラーメン作るか」となって企画されました。決して減価償却のためだけの企画ではない
買い出し編
前回のビーフシチューとは異なり、二郎系ラーメンは一般のご家庭では作られることはありません。そのため、元となるメニュー探しや特殊な食材の調達が非常に難航しました。肉や野菜はその辺のスーパーで調達できるので簡単です。骨とか背脂とかは本当にどこで買えば良いんだよ。この記事を読んでいる仙台市外在住の方々は「肉のハナマサで良くね?」と思われたかもしれません。ところがどっこい、ありません、肉のハナマサ、仙台に!マジで何ならあるんだこの都会擬きというわけで骨と背脂を探し回ることに。直前に探すと無かった時が悲惨なので、早めに探すだけの回を設けることに。
下見編
最初に向かったロピアには、骨は無かったものの、背脂はあったので一旦背脂をロピアで買うことにして、問題の骨の捜索が始まりました。仙台の精肉店などを回りましたが骨は見つからず、結局業務スーパーで見つけました。全国チェーンしかないじゃねぇかそして肝心の麺は、少し前から市販され始めた岩崎食品の「G系極太麺」を使うことにしました。製麺所などから買うことも選択肢にあったのですが、送料込みでこれの倍の値段したので流石に買えませんでした。こうして面倒そうな食材の調達の目途が立ったので、安心して本買い出しに向かえました。
本買い出し
ロピアに肉と背脂を買いに行ったところ、何故か下見の時にはあった背脂が消失。終わった…最悪当日に買いに行くことを覚悟して肉と麺を買い業務スーパーへ向かったところ、骨と同じコーナーに背脂が。じゃあ全部業務スーパーで良かったやんけ。そんな愚痴はさておき、無事材料が揃ったので安心して当日を待つこととなりました。
調理編:煮込み
ラーメン屋の朝は早い。朝の九時から豚骨を鍋にかける。骨がデカすぎて鍋に入らない。助けて
結局軽く煮た後に骨に付いていた筋を断ち切り、無理やり関節を外して鍋に押し込んで解決した。その後はある程度煮込みながら適度にかき混ぜる工程に。大体5~10分に一回鍋をかき混ぜてなべ底の焦げ付きを防ぐのですが、ずっと時計なんて見ていられませんし、時計を見ていたとしても前に混ぜたのがいつだったか覚えられません。そこで、11時間ほどあるアイマスのプレイリストを大音量で流し、曲が変わったタイミングで鍋を混ぜに行くことに。何も考えず、イントロが流れたら混ぜる、これを続けるだけで良かったので脳のリソースは殆ど使いませんでした。臭いに加えて爆音まで、隣人トラブルハッピーセットですね。こうして骨にある程度火が通ったら、髄を取り出すために骨を砕くことに。
刃が立たないとはこういうことを言います。家にあった適当なグラスや包丁の峰を使ったのですが一向に進みません。部屋が骨粉まみれになっただけです。これではどうしようも無いので金槌を買ってこの事態を解決することに。減価償却企画で新しい物買ってどうする
金槌を買ってきた部員に骨を砕かせ、鍋を見守り背脂や肉をスープに入れて煮込んでいく。金槌のおかげで骨がすごく簡単に砕ける。金槌は偉大。金槌で砕いた骨をスープに戻し、肉をタレに漬け込みチャーシューにしていく。背脂は包丁で細かくしていく。包丁とまな板がギトギトになった。洗うのめんどくせぇ。
骨を戻した後もスープを煮込み続けた結果、とんでもないド乳化のスープが出来上がった。この時点で午後二時半頃、ひと段落ついたので一旦休憩をはさんだ。五時間半ぶっ通しで火の前に立つのはつらい。
調理編:提供まで
午後三時半を回った頃から作業再開。スープに再度火を点けようとしたところとんでもない油膜が。そこからしばらく油をスープから取り除く作業を続けた。取っても取っても油が浮いてくる絶望感。心が折れそうになった。
スープがひと段落ついたところでトッピングの準備を開始。ニンニクと生姜をみじん切りに。記事を書くために作業ができない筆者を除いて五人居るのにまともに料理ができるのが二人だけ…一人はスープを見ないといけないのでみじん切りはワンオペ。なんで半数以上が料理できないんですか。
みじん切りが終わったところで漬けておいたチャーシューを食べられるサイズに。切ってみたところ少し危険な色をしていたのでレンジで再加熱し、チャーシューも完成。
もやしを茹でて、トッピングたちを冷蔵庫から出して、我が家が完全にラーメン屋になりました。キャベツなんて高級食材うちにはありません麺を茹で、スープを注いでついに実食です。
実食編
遂に実食編です。六人いるのですが、一人暮らし大学生の我が家に六人同時に食べられるスペースなんて無い&そもそも麺が二人分しか同時に茹でられないので複数回に分けて実食です。この記事を書いている段階で筆者は食べていません。おなかすいた
見た目はすごく二郎系ラーメンです。実際に食べたPの反応も上々。成功と言って良いでしょう。はやくくわせろ特にチャーシューの評判が良かったですね。
トッピングとして用意したのは生姜、キムチ、生卵、鰹節、チーズ。これだけあれば十分でしょう。
スープはほとんど余ることなく使え、会員も満足してくれたので良かったです。無事ここまで書き上げたので私も今から食べてきます。唯一嫌なことがあるとすれば、これの片づけが待っていることですね。本当にやりたくない
読んでいただきありがとうございました。
会長からのお言葉
会長の隼です。
酔っ払いが唐突にブチ上げた謎飲食系企画第二弾、無事(?)完走です!
この時期は論文締め切りや期末試験で忙しいはずなのに、現役の学生が6人も集まったらしい。なんで?
足 り な い の は 知 性 …
クルリウタシチュー会とは違って、今回は言い出しっぺではないのでM@RiNEに謎文化が根付きつつあることが実感できて嬉しい限りです。来年度も続いて欲しいな、これ。肝心の味の方は、骨から煮込むのはぶっつけ本番なのに結構美味しかったです。また何かやりたいですね。