DNAブログ:三日天下杯環境考察(P.P)
どうも。こんばんは。DNA主催のP.Pです。
今週は実は別の記事をお届けしようと思っていたのですが、先日私が主催として開催した三日天下杯の環境考察を行おうと思います。
三日天下杯をDNA主催が考察という体でDNAの記事で消費するというセコいことをします。()
※別に三日天下杯はDNAと関係はないです。
そもそも三日天下杯とは
「そもそも三日天下杯ってなんだよ」
という意見が出てきそうなので先に解説。
三日天下杯はRNA鯖というリモートのACG鯖で考案されたACGのオンライン大会です。
「クラファン発送されてから直ぐに大会をすれば疑似的に三日天下になれるよね~」という呟きから発生しました。
おそらく、クラファンが発送されてから最速の非公式大会だと思います。
なので、当然参加する人は三日天下したクラマと同じようなACG初心者ばかりなんですよね~。決して半年前からやってるイカれた人とか、初期体験会参加者とか、大阪大会優勝とか東京大会2位3位みたいな人たちは参加していませんから。ええ。
本編
環境分布
というわけで環境分布のお話をしていこうかなと思います。とは言っても、出場者が14人しかいなくて出場者のデッキの分布なんてあんまり当てになりません。
出場者のデッキを1つずつ解説するという手も考えましたが、Xで検索すると大体デッキリスト+マッチアップ公開してるんですよね。
なので、今回はDNA新兵器としてヒートマップを利用していこうと思います。
ヒートマップ
そもそもヒートマップとは何なのという話になりそうですが、簡単に言うと、値に対して色が変わるやつです。
・・・この説明だと何もわからなそうなので実物を見てもらうことにします。
はい。こちらがヒートマップとなります。勝率に応じて色が付けられ、高いと緑、低いと赤になります。ぱっと見でなんとなくどのデッキが勝ってるのか分かりやすい代物になります。
「クロコダイル」と「四つ子」が1名ずつしか使用していないとはいえ、対照的な勝率となっていますね・・・。
個人的に気になるのは、「レオストーム」VS「イーグル」や「レオストーム」VS「四つ子」で「レオストーム」が負けていることですかね。「レオストーム」の3キルを妨害で抑え込みつつ、「イーグル」は化け鷲コンボor数+有翼の優位を持った盤面戦、「四つ子」は《四つ子の魂の呪い》で決め切ったのでしょうか。
対「レオストーム」を意識したデッキを組む際には3キルを抑えこみ、その上で早いキルターンを確保できるデッキがよさそうですね。
「レオストーム」は長期戦により、《ライオンの嵐》の条件が緩和され、盤面戦も行えるデッキですから、3キルを抑え込めれば何とかなるというデッキではないことがよくわかります。
また、今回優勝したデッキとして「四つ子」がいますが、コントロールとしてコンボデッキに優位がとれると考えられる「冬コン」と対面していた時の結果の変動が気になります。
続いて、全体勝率を見ていきましょう。
今大会では「イーグル」が活躍した大会となりました。「レオストーム」が勝ちきれなかった要因にもなっていそうです。
また、「冬コン」もそこそこの勝率を維持しています。
一方で今大会割を食ったのは「ビートバーン」。
「冬コン」・「四つ子」には《鉄檻》による攻撃制限で火力を抑え込まれ、イーグル相手にはイーグルによって盤面の打点を止められたのが勝率低下に影響していそうです。
本来は五分程度な「レオストーム」とおそらく先攻・後攻の関係と練度差の影響により負け越している影響もありそうです。(今大会の「レオストーム」は全員半年前からヤッてる初心者(?)勢。)
「クロコダイル」は・・・。うん。誰か強いデッキを考えてあげてください。
優勝デッキについて
さて、優勝デッキについて触れていきましょう。
今大会優勝したのは、「四つ子」。ゾウ関連で《象教皇》を墓地に4枚そろえ、《四つ子の魂の呪い》によって、7*4の28点火力として相手に押し付けます。
個人的な感想としては、
「四つ子が勝ったのはまぁまぁ妥当」
というものになります。
根拠は3つあります。
1つめは、《鉄檻》環境に適している点。
今環境はあんまりにも《鉄檻》とかいうカードが強すぎてとりあえず、これをおけばターンが帰ってきます。「レオストーム」も「ビートバーン」も「イーグル」も「ゾウ」もとりあえず、これ置いておけば大丈夫です。
一方で「四つ子」は顔に直接バーンを飛ばすデッキなので、《鉄檻》の影響を受けません。これはこの環境において大きなアドバンテージとなります。
2つめは、ある程度の速度を有している点。
先ほど説明したように、《鉄檻》を置いても「レオストーム」や「ビートバーン」は《鉄檻》を突破する手段を持ち合わせています。そのため、《鉄檻》での遅延で稼いだターンで相手を倒す必要があるのですが、「四つ子」はキルターンが5~7くらいにはなるので、《鉄檻》で2回遅延すれば何とかなります。合格ラインになるでしょう。
3つめは、実はコントロールに有利がついている説。
《夜襲》を採用することで、相手の妨害を何とかできるという説があるのです。また、コントロールが現状「冬コン」というロックデッキなので、直接顔にダメージを飛ばす「四つ子」としてはコンセプト上有利が付きます。
以上の3つの理由から、「四つ子」は環境に適していると考えていました。
これからのメタゲーム
これからのメタゲームとしては、「四つ子」の研究が必要かなと感じています。現状は「冬コン」が頭1つ抜けて強いと考えられているので、その「冬コン」に対して「四つ子」が本当に有利が付くのかが重要なポイントになると考えています。また、「四つ子」と同様に、先ほどの根拠と同じ理由で個人的に押している「ターボフォックス」の研究も進めたいと感じています。両者とも《鉄檻》が効かないコンボデッキですが、「四つ子」はゾウシナジーによる盤面戦とコンボの2択の押し付け、「ターボフォックス」は《妖狐の巻物》によるリソース戦という強みがあります。
自身の好みに合わせて使いましょう。
終わりに
今回は三日天下杯というイレギュラー大会の考察を行いました。
次回の記事は三日天下杯で配信した対戦のどれかのカバレージを書いてみたいと考えています。次回もよろしくお願いします。
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ライター紹介
DNA主催。
赤白狸ウィニー楽しいけど《鉄檻》がつらくて悲しい。タボフォに浮気しようと考えている。