DNAブログ:カードゲーマーのための「言語化」の言語化(P.P)
どうも。主宰P.Pです。
最近、チーム内で一番若いのもあって、「園長(P.P)が生まれる前からあった」的な話がたまに出てきてちょっと反応に困ってます。ACG現状年齢層高いんですよね。同年代の人もACGやんねぇかな。
それはさておき、今回はカードゲームうさぎ原作でもよく出てきた『言語化』についてのお話です。言語化は確かにうちのチームでもするようにしていますが、正直どうやったら言語化できるのかってわからなくないですか?今回はそんな『言語化』を言語化していこうと思います(?)
『言語化』とは何か
美味しいとは
そもそも『言語化』とはなんでしょうか?
私調べによると「言葉で表現すること。直感的なものを説明・伝達可能にすること」というものらしいです。・・・何それ?()
今回は直感的なものの一例として「美味しい」を取り上げましょう。皆さんは何かを食べて「美味しい」と感じた時、それを伝えるためにどのように表現しているでしょうか?例えばですが、香りが良くてだったり、歯応えが良いだったり、味が染み込んでいてだったりと、具体的な説明をつけてその「美味しい」を表現しようとすると思います。この「美味しい」を伝える時に我々は「言語化」を行なっているのです。
「美味しい」という抽象的で伝えにくいものを、なんらかの具体的な説明を付与することによって「美味しい」を説明・伝達可能な状態にするのです。
具体的にってやつ
「言語化」の意味についてはなんとなく理解していただけたと思います。ちなみにさっきの文も「言語化」をしています。抽象的な「言語化」という言葉を具体的な説明を付与して説明しています。これも「言語化」にあたるでしょう。ところで、先ほどから私がよく「抽象的」・「具体的」と言った言葉を使用して説明していると思います。「言語化」の意味として先ほど「言葉で表現すること。直感的なものを説明・伝達可能にすること」と挙げましたが、私は個人的に「言語化」のことを「抽象的なものを具体的なものにする」という解釈で捉えています。「直感的なもの」が「抽象的なもの」、「説明・伝達可能な状態」が「具体的なもの」という解釈ですね。以下の文章ではこちらを前提に話を進めさせていただきます。
『強さ』を言語化する
「レオ・ストーム」は強い
さて、ここからが本題となります。実際に『言語化』を行いながらどうやって『言語化』を行えばいいのかについて話していきます。
おそらくですが、この記事を読んでいる人はある程度アニマルカードゲーム(以下ACG)についてご存知かと思いますが、そのACGで現在猛威を奮っている「レオ・ストーム」(以下「レオスト」)の強さについて今から『言語化』し、カードゲームを触っている人ならACGを知らなくても強さがわかるようにしていきたいと思います。
どう強いのか?
「レオスト」は強い
さて、この『抽象的』な一文をどのようにして『具体的』にしていけばいいのでしょうか?
まずは、様々な種類がある『強さ』を具体的に表すために、『どのように強いのか』の具体的な説明を行いましょう。そのために必要なのは『修飾』です。「甘い」とか「綺麗な」とかですね。
この「レオスト」というデッキは、高速コンボデッキであり、平均キルターンが非常に早いです。また、デッキに内包されている多様なサーチカードにより安定性と対応力がずば抜けています。
というわけで
「レオスト」は強い
から
「レオスト」は早くて安定して
対応力が高くて強い
まで修飾され具体化されました。最初よりかはなんとなく「レオスト」の強さが伝わると思います。(なんか食べ物のお店のやつみたいになったな。)
どれくらい強いの?
さぁ、「レオスト」の強さを『修飾』することでどの要素が強いのかわかりましたが、その要素がどれくらいの強さがあるのかこのままではわからないのでそこを補強していきましょう。その時に有効な手段が『数値化』と『比較』、『例示』です。具体的に数値にして表したり、比較すること、一例を出すことでより具体的になります。
「レオスト」は他のデッキの平均リーサルターンが4〜6ターンなのに対し、80%ほどで3ターンキルに成功することができる。また、デッキに、デッキ内の全てをサーチすることができるカードがあり、対応力も非常に高い。以上のことから「レオスト」は強いデッキと言える。
はい。ここまで具体化すれば「レオスト」の強さがしっかり伝わるのではないかと思います。リーサルターンやコンボ成功率を%として『数値化』して表したり、他デッキとのキルターンの速さを『比較』しています。また、安定性の根拠の『例示』としてデッキ内全サーチのカードがあることを示しています。
疑問を持つ
では、ここからさらにこの文章を具体的にするにはどうすればいいでしょうか?例としては、
相手の妨害に対して耐性はあるの?
環境的に刺さりはいいの?
どうしてキルターンが速いの?
などの『疑問』を持ち、その疑問に対する答えを用意することが『言語化』につながると思います。それを繰り返すことでより具体的にすることができるでしょう。
プレイングの『言語化』
根拠があるはず。
さぁ、ここまででなんとなく掴めたと思われる『言語化』を利用して今度はプレイングを『言語化』してみましょう。とは言っても、具体的な盤面とか出せないんでとりあえず何かを(「A」とする)をプレイしたとします。このときAをプレイした『根拠』がおそらくあるはずです。その『根拠』が何かを考えてみましょう。まl、カードゲームなんでおそらく公開情報と自身の非公開情報が『根拠』になっているでしょう。
盤面の状況は?
お互いのライフは?
お互いの手札は?
何を考えてプレイしたのか?
などなど『根拠』となりえそうな『疑問』が出てきましたね。この疑問に対して答えを出して、そこから得られた情報からさらに『疑問』を見つけ、それに『答え』を出す。ということを繰り返していくことでより自身のプレイングをより具体的な根拠に基づいてプレイできるようになるでしょう。また、プレイングの根拠を見つけるのにおすすめなのがそのプレイングをした時に取れる他のプレイ方法を考えて『比較』することです。やっぱりプレイングの択はいっぱい持っておくほうがお得ですしね。
まとめ
というわけで、今回は『言語化』の言語化とかいうよくわからない記事を書きました。これが皆さんの役に立ってくだされば幸いです。
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