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青いバラPJ、私たちのはじまり(後編)

※前編からの続き

私たちはなぜここにいるのか、を決める

さて、メンバーが集まったらいよいよテーマを決める。
メンバーそれぞれが、取り扱いたいと思う社会課題を持ち寄りディスカッションを行った。
食品ロス、プラスチックによる環境汚染、自殺者の増加、歪な親子関係…ここでも挙がったテーマは様々だった(あまりに多岐にわたりすぎるので、今回は範囲を日本国内に限定することにした)。
けれど、様々なテーマについて時に脱線しつつ時に自身の体験を交えつつ議論を重ねていくうちに、日本における社会課題には共通の前提があることに気づいた。それは「一般的なレールから外れると生きづらい世の中になっている」ということである。これにはメンバー一同「確かに」と大きく頷いた。私たちは、ここに焦点を当てて働きかけていきたい。
「自分たちがどんな存在になることによって」「誰を」「どんな望ましい状態にするのか」を考えた。
自分たちは、一般的なレールから外れると生きづらい世の中においてどのような存在になりたいか。
社会を変える?レールを取り払う?そんな大それたものにはなれない。
客観的に問題を分析する?解決策を提示する?そんな他人事ではいられない。
できることの規模は決して大きくないかもしれないが「生きづらい社会を脱せるきっかけに気付いてもらい、一緒に成功体験を積み重ねていく存在」でありたい。
では、その対象は誰なのか。
生きづらさを感じている人はもちろん全てである。ただ、それだけでは足りない。
今現在は生きづらさを感じていない人であっても、そこに至るまでに様々な葛藤や諦めを経験してきた人も数多くいるはずである。そういった人たちにも、私たちの活動を届けていきたい。
そして、そうった人たちがどのような状態になることが望ましいのか。
単純である。自分が決めた人生を楽しみ、自分が得たいものを得られるようになってほしい。
こうして、冒頭で述べた私たちの存在目的が完成した。

noteを活用して発信していきたいこと

この活動で重要なことは「多くの人の目に触れること」と「多くの人の声を聞くこと」である。
この記事を読んで共感してくださった方は、ぜひシェアしてほしい。

青いバラの花言葉は、その存在からもわかるように、かつては「不可能」だったが今では「不可能なことを成し遂げる」「奇跡」といったものになっている。
私たちは、端から見たらたった6人の小さな集団だが、それでも不可能とされていることを可能にする力を持っていると信じている。その願いをPJ名に込めた。
そして、この活動があなたの生きづらさを解消するきっかけのひとつになれるならば、これ以上ない幸せである。

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