「点検に来ました」その後水漏れ→「クソー、やられた!」尾道市
ソーラー難民を救い、地球温暖化拡大阻止が「コンセプト」
広島県福山市を中心とした備後地区唯一の「太陽熱温水器(ソーラー)専門店」Team朝日エコです。
「太陽熱温水器」の事に詳しい専門家は極端に減少しています。
以前、取付てもらったり、メンテナンスをして貰っていた業者が廃業や撤退をされ「探しても見つからない」とか、
「どこに頼めばいいのか分からなくなった」方々などの総称を
「ソーラー難民」と定義し、その様な『「困っている方」=「ソーラー難民」を救う』をコンセプトに
ソーラーからの離脱者を減らして、ファン化への活動で地球温暖化拡大阻止の一翼を担いたいです。
広島県東部、岡山県西部地区で日々活動をしています。
毎年、フォローにお伺いしています。
一昨日(12月14日)の事です。
以前、太陽熱温水器とそれに接続可能なボイラーの取替え工事を頂いた尾道市のM様宅に、定期訪問をした時の事です。
原則、1年に1回程度、フォローにお伺いをしています。
「ちょうど聞きたい事があったのよー。」とか、
「電話するまでも無いかなぁ?担当の人も忙しいだろうし、、そう思って、していなかったのよー?」
などチョットした未解決の疑問点や解らぬまま過ごす事って多くあるんですよね。
これらの問題解決は簡単です。時間を取られるわけでも無く、現場、現物を見ながらお話すれば、簡単な説明でも伝わりやすく、即、解決出来てスッキリ出来たとの「声」を多く頂きます。
商品に対する評価は、勿論ですが、その事にプラスしての内容のほとんどは、
①説明をしてもらった時は理解してたのに忘れちゃった?どうだっけぇ?
②こんな使い方もある事や更に便利になるウラ技などの「追加的アドバイス」で、「そんな事も出来るのぉ?やってみよう!」と喜ばれる事
などですね。
その様な目的でおじゃました時の事です。
「CHOFUボイラーです。点検に来ました。」、その後、水漏れが発生!
年初のある、寒い日だったそうです。
「長府ボイラーです。ボイラーの点検に来ましたぁ。」と家の裏まで入り込み、ボイラーを見て一言!
「何ならぁ?この工事は?配管の取り方がデタラメじゃぁ。ズサンじゃのぉ。 私はこの様な工事は、しないねぇ。」と、、、、、
毎日、普通に使っているし、不都合は無い訳で、その方は「私が治してあげるから、連絡して!」と名刺を置いて帰ったとの事です。
名刺には、長府ボイラー販売元、屋根工事、塗装工事、床下工事と印刷されてあり、所在地は、尾道市から、遠くおよそ80k離れた、岡山市内です。
M様からのお話を聞いていて、「壊れていないのに、何を治すの?」とツッコミたくなりましたが、
その後、M様は、暖かくなって来たので、ソーラーへ給水しようと思い「バルブ」を開けたところ、配管から噴水の様に水が飛び出してきて、ビックリしたそうです。
思わず、「やられた!」と思ったとおっしゃっていました。
もう、ソーラーを使う気にはなれません。
それから、ソーラーを使わなくても、ボイラーでお湯を沸かせばイイヤぁと諦め、約1年弱の間、使わなかったとの事でした。
「CHOFUボイラーです。」と言われて「信じた私が悪かったのよ」と、自分を責めるM様です。「今さら修理もしたくは無いし、その気にもなれない、もうソーラーは使わない」とキッパリと言われました。
これで、また、ソーラーからの離脱者が発生してしまうのか?と悲しい気持ちになりました。
悪いのは、メーカーを装って点検に来た、その人で、M様は悪い訳ではありません。
長府製作所の担当に連絡して確認したら、「その様な会社は、知らない。」との事でした。
モヤモヤした気持ちで、事務所に帰り、考えれば、考えるほどムカつきました。
M様の沈んだ顔を思い浮かべながら、なんとかして差し上げるべきだとの結論に達しました。
「ソーラー難民を救う」がコンセプト!
明日(12月15日に)もう一度、おじゃまして、無料で修理しよう!
Team朝日エコの「ソーラーからの離脱者を減らすために、「ソーラー難民を救う」が当社のコンセプトだったはずだろうと!
自問自答した結論です。
続いて、昨日(12月15日)です。
M様は、現場、現物を快く見せてくれました。針で刺した様な、小さな水漏れなので、修理は簡単にできそうです。
そして、今日(12月16日)、工事担当と共に、現場に赴き、ほんの10分程度で修理は完了しました。
良かったです。このまま放置すれば、また、ソーラーから離脱され、新たな「ソーラー難民」を増やしてしまうところでした。使えるのに、使って貰えないなんて、悲しすぎます。
大手企業の名を語って、いかにも関連会社の様に勘違いをさせてお客様宅に入って行く、悪質なヤツらには、負けたくありませんね。その様な人たちが、居なくなる事は考え難いので、Team朝日エコは、しっかりとアフターフォローをし、変な奴らと勝負しつつ、お客様を守って行きたいと思いました。
たいした修理では無く、チョットした簡単な手直しのみなのに、M様ご夫婦のスッキリした表情に、また、新たなエネルギーを頂けました。
「今後は、怪しい人が来たら、私に遠慮せず、すぐに連絡して下さい。確認しましょうね。」と強くお伝えしました。
本当に恐縮です。
帰り際、M様曰く、
「金はいらんと言われたから、払わんけど、これを持って帰りや!」と、私と、工事担当に野菜やお米を下さいました。
結局、お客様に気をつかわしてしまい、本当に恐縮でした。
M様、逆に、ありがとうございました。