典型的な一番多いトラブル対応!漏水放置→瓦割れ→雨漏り
使わずに放置したままの太陽熱ソーラーが、当社のテリトリー内に、2023年5月5日現在の調査では、19.12%、3217件あります。
その多くは、20年〜30年越えです。
古くなればなるほど、危険度や雨漏りリスクも高くなり、それに対応せざるを得ないために、掛かる費用も高くなってしまいます。
使わないなら、放置せず、今直ぐ撤去をお勧めしています、
太陽熱ソーラー専門店、Team朝日エコです。
1982年に設置後41年、使わなくなって10年越え!
岡山県笠岡市のO様宅。
1982年製の太陽熱ソーラーの撤去、処分のご依頼を頂きました。
何故?こんなに放置してしまったのか?
下からは、屋根上の本体が非常に見にくい場所と言う事もあり、その周辺から目視しても、そこに問題がある様には思えなかったのだと思います。
屋根に上がったら、多くの驚愕の事実が?
「かれこれ、使わなくなって10年は経つし、、、バルブは閉めて給水していないから、タンク内は”空”のはずだ。」
とO様は仰られていました。
しかし、
太陽熱ソーラーのタンク内は、「ほぼ満水」状態で、「ポタポタ」と漏水中でした。
支払う必要の無い無駄な水道代が知らぬ間に掛かっていた!
止めたつもりだった古い給水バルブの劣化で知らぬ間に少しずつ水が上がっていた様です。
なので、10数年間ずっと水漏れは続いていたと思われます。
ソーラーのタンク内を確認すると、水道水が入水していました。
使っていないはずと、思っていた、この太陽熱ソーラーへ糸を引く程度の水が、24時間、365日、ずっーと供給されていたという事です。
その事を考えると、結構な「水道料金」をお支払いされていたはずです。
勿論、気付かぬうちにです。
このような事例は、結構あるんです。何度か経験しています。
「ソーラーへの給水を止めたはず」と思っていたのにバルブの劣化で、ずーっと給水!↓↓例
漏水に気付かぬままの放置で瓦は大変な事に!
瓦を確認すると、「苔」がびっしりと根を張っています。
瓦も5〜6枚がボロボロに割れて中が見える状態のところもあります。
なので雨の日などは、雨漏りが発生していたと思われます。
この状態を放置した事で、ジワジワと建屋を傷め続けている状況だったと思います。
重い矢崎総業のソーラーにも劣らない重さです。
この旧式の太陽熱ソーラーの「重量」は、ハンパ無く重いので、2人体制での作業です。
パネルを固定する「ビス」も錆びて補強金具が外せない難工事に?
久しぶりの「難工事」となりました。
それは?
錆びて、固まっていて「ビス」が外せません。
ビスのネジが1mmも回りません。ビクとも動きません。
スペースが狭いのと割れた瓦の上での作業は出来ない!
撤去後、瓦の差替えで事無きを!
幸い、O様宅には、4枚の予備瓦のストックがありましたので、割れた瓦と差替えをしましたが、念の為に、瓦屋さんに点検をしてもらった方が良さそうですね。
当面は、雨漏りは止まりますが?
予備の瓦のストックがもう数枚あれば、問題無く完了出来たのですが、割れた瓦に対し、予備瓦の枚数が不足していたので、最低限の緊急避難的な対応になりました。
O様とお話しする中で、瓦屋さんに、点検をしてもらった方が良い事をお伝えしました。
頼めるアテが無いならば、私が信頼できる友人の瓦屋さんを紹介する事も可能です。お気軽にお申し付け下さい。
放置はダメ!今すぐ撤去が最大の危機管理対策です。
この様に、使わずに放置し続ける事が原因で多くのトラブルを経験して来ました。
この度のトラブルの原因も、同じくして、
「放置」です。
放置期間が長い程高い費用リスクが?
放置期間が長い程、瓦割れリスクが?
放置期間が長い程、足場のコストが?
そして、
瓦割れから雨漏りへつながるリスクが?
という事ですね。
建築屋さんに断られた方が当社へ!でも対応出来ない事も
また、
建築家さんにお願いしたら、断られる事が多いのは?
屋根の老朽化で、どんなに頑張っても家屋を傷めてしまうリスクや、
大怪我につながるリスク!
が避けられない場合もあるからです。
そのような場合は、当社も、申し訳ありません、
過去に、お断りさせて頂いたケースも数件は、ありました。
お気軽にお声掛けください。
当たり前ですが、相談は無料です。
説明を聞いてみたいと思われたり、
相談したい方→今すぐお電話を!
問合せ→090-9734-8592 担当は、
森近です。