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放置ソーラーで瓦割れ▶︎「雨漏り」等のトラブル事例10選!
当社のテリトリー内での調査で、20年以上使っていない、しかも、放置したままの「太陽熱ソーラー」ですが、およそ3000件以上もあります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104238238/picture_pc_324e4fbc5aebef01c5cd9e25d91fa6e4.png?width=1200)
ありますが「時既に遅し」です
「邪魔にならんから?ホットク」
「屋根の上?あっ、忘れとったわ!」
「大丈夫よー!、、?、多分だけど?」
など無関心を装う方もありますが、
一方では、
「雨漏りなど、トラブルにつながらないのか?」
「落ちたら大変!大丈夫かなぁ?」
「瓦に負担や影響は、あるの?」
など、不安の声を頂く事も増えて来ました。
結論「今直ぐ撤去」が「最大の危機管理対策です」
1990〜1997年前後だと記憶していますが、とある販売会社、A社が太陽熱ソーラーを売りまくった全盛期がありました。
太陽熱ソーラーの搭載実績は、この数年間(平成元年〜平成9年頃)で、飛躍的に伸びました。
そのA社は、「強引な販売」に加えて、お客様からの「夜遅く来て帰らない」「断っても、断っても居座る」「暴言を吐く」などの「販売方法に対するクレーム」が相次ぎ、消費者センター(国)から「社名公表」の厳しい指導を受けます。
それが、きっかけとなり、勢いは一気にトーンダウンしました。
その事件がマーケットの縮小に拍車をかけ、「ソーラー難民」を増加させた一因でもあるのではと感じています。
放置ソーラーが激増
あれから25年から40年が経過!
当時、取付けをした多くの太陽熱ソーラーが、今となっては、使わず残骸となって放置されている多くの現実があります。
その影響もあってか、使っていないソーラーの「撤去.処分」のご依頼が激増しています。
昨年を例にとれば、年間トータルで仲間と共に "300数十件" 以上、撤去、処分の対応をしています。
まさに、激増していると言えると思います。
Team朝日エコです。
雨漏りが発生して初めて瓦割れに気付く!
太陽熱ソーラーを使わずに「放置」したままだったがために、「瓦割れ」から、多くの「雨漏り」などの事故対応をしてきました。
最初は、「雨漏り」に気付きません。
長い時間をかけて、ジワジワと家屋を、蝕んで行くからです。
「雨漏り」発生で、否応無く気付かされた時、
「既に時遅し」「後悔先に立たず」です。
それは何故か?
撤去作業員以外の「プラス費用」→
●瓦の修繕や雨漏り補修、
●人力で困難な場合はクレーンなど重機の手配が必要になり、
●作業時の安全対策
●作業員の増員
などに、(早期撤去なら必要の無かったコスト)が掛かってしまうからです。
倍額の費用が掛かった場合も?
このような、
クレーンの手配や作業員の増員、
安全対策、
環境整備、
雨漏りや瓦などの修繕費用など、
には高額な "予定外" の "プラスのコスト" が掛かります。
具体的には、「倍額」になったケースもあり、
否応無く、お客様にご負担を頂かざるを得ません。
撤去、処分を安くヤルために
太陽熱ソーラーの撤去を
「安く」(費用を抑えて)
「早く」(手間を取らせず短時間で)
「安心」(家屋のトラブル回避)
して行うために参考にして頂きたいとの思いで、今回のnoteの記事では、当社が行なって来た、雨漏り発生の原因となりやすい、トラブルの実例を見て行きたいと思います。
①ソーラーの漏水放置で、屋根に穴が?
漏水放置からのトラブルが一番多いですね。
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腐り、穴が空いた実例です。
固定している止め金具も劣化!
②漏水を放置。「苔」が根をハリ▶︎瓦割れに!
常に水分が供給されるので、草が生え、苔が青、青と育ってしまいます。
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104162097/picture_pc_6dc24c92374353acbc79027168636fd6.png?width=1200)
根をハリ▶︎これが瓦割れ▶︎雨漏り
につながり大変なことに!!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104159017/picture_pc_43d82524e5d9667c52e56120b694a3ec.png?width=1200)
天井に「シミ(雨漏り跡)」がありませんか?
上記写真のお宅様、
既に、ソーラーを設置している真下の「天井」には、「シミ」があり、雨漏りの事を気にされていたそうです。
ここまで来たら、放置する訳にはいきませんよね。
ソーラー撤去後に、予備の瓦の差し替えや移動で事なきを得ました。
③漏水放置で土台にしていた「木材が腐敗」▶︎雨漏り発生!
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④いつ割れたのか?よー解らんのよ!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104162473/picture_pc_7775220b320204ea72ebe67d49ee2d33.png?width=1200)
バウンドしたのかも??
お客様曰く、
「地震か? 台風? の影響かも?」
との事。
いつ割れたのかも、その原因も、雨漏りに気付くまでは、分かりませんでした。
ジワジワと屋根を蝕みつつ、ある雨の日の突然の雨漏りに、驚いたそうです。
⑤ソーラーを設置していた屋根自体が老朽化
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104096650/picture_pc_ede063beede162ef2dfca043fff41ffc.png?width=1200)
この屋根上での作業は困難です。
⑥強度に不安のある屋根は足場の設置費用がプラス
重量のあるソーラーを屋根上まで持ち上げ、運搬や設置する場所まで運ぶための足場の強度確保など、
安全対策は念入りにする必要があります。
ケガするリスクは「ゼロ」にするために安全対策は必須です。
事故が発生すると、オオゴトです。
なので、対策をしてから作業を行います。
プラスチックの波板屋根の場合は、強度は弱く、重量物を持って、その上を運ぶのは、とても危険です。
どうしても、その部分を歩かなければいけない場合は、コンパネなどで、導線を確保し、慎重に、且つやんわりと歩きます。苦肉の策です。
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歩く場合は、補強が必要!
また、
年数が経過した、古いスレート屋根での作業も危険で、割れるリスクを伴います。
コンパネなど、足場を作っての作業が可能であれば対応致しますが、割れて、ケガをするリスクは背負いたくはありません。
厳しい状況なら、お断りせざるを得ません。
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瓦屋根を利用して作業しました。
⑦台風で、飛ばされたとは?驚き!!
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パネルの「ガラス」が割れて粉々に!
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即撤去のご依頼頂き対応しました。
⑧ソーラーを固定する番線「ハリガネ」に問題有り
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錆びて劣化し素手で簡単に
モギ取れる迄に劣化。危険!!
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ズレて、瓦が割れていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682724209903-kkF4fqHKHw.jpg?width=1200)
でも瓦が損傷してしまいました。
⑨ソーラーを載せる架台(土台)の劣化で、落下の恐れが?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104178486/picture_pc_cd42743f657cb72fe0139a8138bc1711.png?width=1200)
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簡単に折れるくらいの劣化状況です。
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⑩ソーラー本体の劣化
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ズリ落ちそうで持ち運びも大変
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落とさぬように注意が必要です。
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ガラスがコナゴナに割れた!
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把握は困難です。屋根に上がら
ないと確認出来ない場合も?
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サビで外れ落下のリスクが?
これらの事例は、ほんの一部です。
【ケガ】リスクがある場合、お断りする事も
怪我はしたくはありません。家屋に対するトラブルにも遭遇したくはありません。
なので、安全対策と同時に、ヒヤヒヤしながら、慎重に作業を進め、リスクを乗り越えてきた経験もしてきました。
今日迄の経験を生かして、万が一に備えますが、今以上に劣化が進んでいる場合、今後はお断りせざるを得ない事もあると思います。
使わないのなら、
『今直ぐ撤去』が『最大の危機管理対策』です。
結論は、「今直ぐ撤去が最大の危機管理対策」です。
放置期間が長い程高い費用リスクが?
放置期間が長い程、瓦割れリスクが?
放置期間が長い程、足場のコストが?
そして、
瓦割れから時間の経過と共に、「雨漏り」リスクが?
建築屋さんに断られた方が当社へ!でも対応出来ない事も
また、
建築家さんにお願いしたら、断られる事が多いのは?
屋根の老朽化で、どんなに頑張っても家屋を傷めてしまうリスクや、
大怪我につながるリスク!
が避けられない場合もあるからです。
そのような場合は、当社も、申し訳ありません、
過去に、お断りさせて頂いたケースも数件ありましたね。
お気軽にお声掛けください。
当たり前ですが、相談は無料です。
説明を聞いてみたいと思われたり、
相談したい方→今すぐお電話を!
問合せ→090-9734-8592 担当は、
森近です。