快適さと節約効果を追求した改善事例!
これが普通ですか?仕方が無いと諦めていたなんて?
この度の記事は、広島県三原市。
こちらのご家庭では、給湯システムの不便さや効率的とは言えない使い方に「しょうがないこと」と諦めていらっしゃいました。
それを、簡単な施工を行う事で改善させた事例です。
せっかく工事をするこの機会に、費用を抑え、より便利になる改善をし、節約効果もアップさせることを可能にした、実際の事例をもとに、太陽熱給湯システムの改善策をご紹介します。
私の実家の母宅のソーラーも見て下さい。
近所にお住まいの息子様より、太陽熱ソーラーの漏水修理のご依頼を頂き対応しました。
その後、彼のご実家である、お母様宅のトラブル機種を見させて頂いた事がキッカケで、太陽熱ソーラーと対応ボイラーの施工をさせて頂く事になりました。
ありがとうございます。
これが普通と思いきや?他の方法もあった?
旧ソーラーと旧ボイラーのかつての施工は、近所の電気屋さん。今は廃業されていて、対応不可能との事。
現状の「使い勝手は、これが普通?」との思い込みもあり、
「こんなものか?」と思い、諦めつつ我慢しながら使って来たが、、、?
「もっとやりようはあった事を知らされた。」とお母様。
施工後、とてもお喜び下さいました。
教えて下さい!「現状の不便さと、あったらイイよね?」を
まずは、お母様とのヒアリングです。
どのような目的で、また、どのようなお考えで、現在の使用方法に至ったのか?
細かく会話を重ねて行くと、改善可能な事、そして、「このように使えたら良いよね。」とバージョンアップが可能か?などのご要望が、次第に見えて来ます。
ヒアリングで見えて来た不便な事とは?
不便な実態があぶり出されて来ました。以下、列挙します。
●手が入る程度の隙間はあれど、外の渡り廊下の棚の後ろにリモコンが取付けられていて、操作しづらいので、最近触って無い。
●追い炊き配管の距離が往復で20m程度もあります。
寒い日、浴槽内の温度を上げる目的で風呂リモコンで追い炊き操作を行うも、当分の間、配管にとどまっていた多くのの「水」が出てくるので、浴槽内の温度を逆に下げてしまう。
なので、この機能は今は使って無いし、必要無かったと感じている。
●リモコンの調子が悪く、操作が出来たり、出来なくなったりで、温度調整がままならず、熱いお湯が使えないまま、数年間我慢してきた。
●冷たい水で洗い物をしていたので、台所へは暖かい湯が欲しい。
●お風呂も熱いお湯が出せないため、太陽熱ソーラーが沸く日のみ利用していました。
● 寒い日は、ヌルい湯を沸かすのに薪や台所のガスで熱く沸かした「熱湯」を浴槽に入れて温度を上げた事も?
息子さんは、「燃料費が高いので、節約のために『薪』を使っているのかと思っていた。」そうですが、要は熱く出来なかったということの様。
● 旧太陽熱ソーラーと風呂場は遠く離れていて、その湯を供給するための配管の距離が長すぎで、蛇口をひねってから、バケツ3杯程度分、配管の水を出し切る迄待つこと60秒!それからやっとお湯が?
● 息子さん宅や親戚宅で、入浴させて貰った事もあるそうです。
改善策は本体設置の際の「接続部の模様替え」のみで可能です。
以下に、給湯システムの改善策を提案します。
●ソーラーシステムの湯量を家族の減少に合わせて、たっぷりの3枚パネルから2枚パネルに変更します。
これでも充分湯量は確保できます。
●ソーラーの沸きが弱い日(雨の日や冬場など)でも有効に使えるように、ソーラー対応ボイラーへ接続し、不足の温度が補えるようにします。
●使用方法が変わると、迷う事もあるので、今までの使用方法(浴槽へ貯めるのみの蛇口もOK)も残します。
●迂回配管で長さによる水の無駄を減らすため、太陽熱ソーラーとの距離と陽当たりを考え設置場所を決めました。
最短で直接ボイラーへ接続するので、すぐに湯が使える様にします。
●追い炊き機能は必要ないため、給湯のみのボイラーに変更する。
●リモコンを居住時間が長い台所に移設。操作しやすく、温度調整が簡単に行えるようにします。
●太陽熱ソーラーの凍結時でもお湯が使えるようにします。
この改善策によって、以下のメリットが期待できます。
●リモコンの使いやすさが向上し、操作がしやすくなります。
●最短距離のソーラー配管や追い炊き配管のカットにより、水の無駄が減り、お湯がすぐに利用できるようになります。
●追い炊き機能が不要になり、
ソーラー+ボイラーの給湯のみに切り替えることで、操作が簡単 (温度設定し、蛇口をひねるだけ) になります。
●リモコンの位置や温度調整の改善(リモコンとサーモカラン、両方で調整可能)により、利用しやすさが向上します。
●太陽熱ソーラーとボイラーの連携により、太陽熱ソーラーの湯の沸きが弱い日でも、足りない温度を補う分の燃料しか使わないので、節約効果と利便性も向上します。
●台所へは既存の給湯配管が利用出来ました。設定温度で使用可能です。
かかる費用は?本体設置費のみ!
改善工事の費用は、太陽熱ソーラーとボイラーの本体設置にかかる費用のみで済みます。
既存設備や既存配管を有効利用するため、大規模な工事や新規配管を敷設する費用は必要ありません。
ソーラー専門店だからこその豊富なノウハウ!
当社は、専門店として、太陽熱ソーラーの特性を生かせるノウハウがあります。なので、ボイラーへの配管模様替えのみでOKです。
これにより、比較的手軽にソーラー給湯システムの利便性と節約効果を向上させることができます。
結論として、太陽熱ソーラーを利用した給湯システムにおいて、各家庭の改善余地があるユーザーさんは、とても多くいらっしゃいます。
利便性と節約効果を追求するためには、既存の設備や配管を最大限に活用し、適切な改善策を導入することが重要です。
是非、上記の提案を参考にして、より快適で経済的な給湯システムを実現してください。
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