危険⚠️ "怪しい営業トーク" とは?
太陽でお湯を作る給湯システム、太陽熱ソーラー(温水器)の専門店、
Team朝日エコです。
先の2024年4月12日、このnoteの記事で、
【危険です。「点検に来ましたー。」の訪問者】
と言う記事をアップしました。
内容は、4月12日の中国新聞朝刊の記事をもとに書いたものです。
給湯器の "無料点検" を持ちかけて "不要な交換" や "高額な修理代" をを請求する、
「悪質」な点検商法による相談が県や市町へ相次いでいるとの報道です。
特に、私たちのサービスエリアである広島県東部地域での被害が多く、昨年に比べて相談件数が4倍に増加しているとのことでした。
中国新聞の記事のコピーは以下リンクから↓↓
まだまだ減りません。危険な訪問者への対応とは?
私たちが施工したお客様からも、突然の訪問に対する不安や疑問の声が多く寄せられています。
特に、メーカーの社員を装った訪問者にどう対処すべきかという相談が頻繁にあります。
結論としては、その様な訪問者には、
"きっぱりと「断る」" !
ことが重要です。
先日、立て続けに、お客様から数件、連絡があった不安の声も、【無料点検】でした。
3月13日の記事にアップしています。興味があれば閲覧して下さい。↓↓
お客様から頂く、このようなトラブルリスクや不安を無くすために、あえて、当社で現実にあった実例をまとめました。
お客様から相談を受ける内容の多くは、同じような手口での被害です。
怪しく、危険な現実を予め事前に知っておき、少しでも心の準備があれば、事前に対応も可能ですよね。
トラブルになる確率を減らす事ができると考えます。
そのための、まとめ記事をつくりました。
即決しない事!第三者に相談する事
万が一、決断を迫られた場合は、
●第三者への相談
●信頼できる業者への相談
●真のメーカーへのフリーダイヤルでの相談、
または、
●セカンドオピニオンを求めることが重要です。
その場での契約は避け、家族や知人に相談しましょう。
この事は、最初に伝えるべき事だと思い、敢えて記しました。
実際にあった実例
①メーカーの名前を使い、関連を装う
例えば、
「チョーフでーす?」
「メーカーから直接来ました。」
「○○JAです。」
「ウチのボイラーをお使い下さってありがとうございます。」と知らない人
「メーカーからのご挨拶です。」
など、
訪問者は、
「製造元(メーカー)の "責任ある点検" が必要」といった、
もっともらしい理由をつけて訪問しますが、
実際にはメーカーの社員ではなく別の業者です。
訪問者に "所属会社名" を確認し、"名刺" をもらうことが重要です。
※今、名刺を切らし持っていないと断る営業パーソンもいますので、メモは必須です。
また、名刺をネットで検索して確認することも有効です。
存在不明な業者や他の別の会社の住所だった事もありました。
【OEM】以外の製造メーカーが直接訪問販売を行うことはありません。
なので、「点検無料」には、注意が必要です。
「タダより怖いものは無い!」
との "言葉" もありますものね。
※OEMとは?
製造設備を持たないのに、"メーカー"を名乗る業者もあります。
いわゆる、OEMです。
OEMとは?他社に製造を委託し、自社ブランドで販売をする方法の事です。
なので、商品的な違いはほとんど無いのにも関わらず、他社のモノとは、違います!
と、根拠無く強調する営業パーソンにも注意が必要です。
他社との価格差(他よりも高い)ことを、指摘されると、「ウチの商品は、モノが違うんです。」(根拠が不明確な返答) など、、、?
具体的に何が違うのか?
聞いてみる
事をお勧めします。
耐久性なのか?熱効率なのか?アフターなのか?
具体的、且つ、明確な答えがない場合は要注意で、コレこそ【セカンドオピニオン】で確認すべきだと思いますよね。
私たちも、太陽熱ソーラー本体をバラして機種内容を比較してみた事もあります。
現実には、製造者と同じ部材を使用していて、ほんの少しの "色" や "カタチ" の違い程度でした。
中身や機能についての違いは不明で、大差ありません。
いったい、何が違うのか?OEM!
現実は、商品内容、機能などは、同じもので、特に違いを見出された事はありません。
他社との違いは
●高い価格と、
●長府製作所、ノーリツへOEM製造を委託した、その○○会社のブランド名を表すロゴラベルのみ?のように思えます。
②不要な施工や交換を迫る▶︎ソノ1.火事になる?
悪質な業者は、
「給湯器にリスクがある」
「爆発する可能性がある」
「油が漏れていますよ。」
といった不安を煽り、
「早くしないと大変な事になる。」
と、不要な施工や新品への交換を勧めます。
②不要な施工や交換を迫る▶︎ソノ.2
掃除しないと水質悪化?本当に?↓↓
②不要な施工や交換を迫る▶︎ソノ.3
デタラメな配管敷設、直せ!
③宣伝を兼ねた "モニター価格" だから大幅値引き!
今年、三原市で、お客様から、あくまでも聞いた営業トークです。ウラを取った訳では無ありませんが、警戒心を持つうえで、参考になればと思いました。
訪ねてきた営業パーソンが、
「製造元、メーカーとして今後拡販する目的で、宣伝のための "モニター" として、協力を頂ける方を探しています?
その代わり、最高の条件を出します。
本体405900円/税込を "半額" で、およそ20万円前後まで下げます。
旧ソーラー撤去は、10万円かかりますが、無料にします。
搭載実績作りと宣伝を兼ねるので、モニターとして使って頂けるのであれば、破格な条件で出来ます。
相談できますか?、、」
とアプローチ!
テーブルを囲む事になってから、トータル価格を出す作戦です。
それに、「この費用は必ず必要なもので、値引きは出来ないコストです。」と、"工事代"、"部材費" 、など諸々含め価格を、提案するわけですが、
まずは、値引き前の全体価格を出したのち、
▶︎本体、工事を含めた、価格に大幅な値引き後の価格を提示して、
▶︎より安く感じるよう、大幅値下げした最終的なトータル金額」で落とす。
との内容でした。
「70万円くらいを提示し、40万円程度で、即決を、迫られた。」とお話下さいました。
高額な価格提示と大幅値引き
特に年配者を対象に、高額な価格を提示してから大幅に値引きする手口の場合は?
「今だけ、今回限りのキャンペーン」
「早く決断しないと大変なことになる」
「次の機会があったとしても、この価格では出来ません。」
といった言葉で即決を迫ります。
"相場" が解らない場合は、調べるべきです。
"相場" を理解していないと騙されやすいので、第三者への相談やセカンドオピニオンでの相談なり、冷静に対応することが必要です。
④クーリングオフを避ける手口
電話で注意、関心の意識付けをし、不在票を入れてお客様から連絡をもらう手口もあります。
特定商取引法では、"訪問販売" で契約した場合にはクーリングオフが可能です。
契約日を含めて、8日以内であれば、無条件キャンセルが出来る消費者保護の法律です。
ただ、お客様から要請されたり、呼ばれて契約した場合は、クーリングオフの適用にはなりません。
なので、キャンセル(クーリングオフ)をさせないための作戦として、"訪問販売" では無く、不在票を投函して、お客様の方から連絡をさせ、呼ばれたように装う戦略です。
お客様からの要請を受けての訪問した様に差し向ける演出で、
特定商取引法による、クーリングオフを避けたい思惑が見え隠れします。
また、特定商取引法では、クーリングオフの説明を記載した、書面交付が義務付けられています。
必ず、お客様に、その旨(クーリングオフ)を記載した書面をお渡ししないといけません。
なのに、書面交付さえ、していない業者もまだまだ、多くある様です。
この書面交付の確認も必要ですよね。
更に悪質な営業手法です。
クーリングオフをしたお客様のところへ再び訪問し、再度説得して再契約を迫る営業パーソンも存在します。
再訪問は禁止されていますので、それだけでも法令違反です。
最低限の法律すら、"守れない" 業者は、論外です。
⑤頼みもしない「無料点検」!
無料点検が原因か?↓↓
水漏れ中、無料点検!「ダメですねー!」
尾道市、○○JAからの無料点検の際、太陽熱ソーラー(温水器)から水漏れ中。
グッドタイミングと思い、屋根に上がっての原因の確認を依頼。
担当者が、「タンク割れで、もうダメですねー。新しくしませんか?」と、、
断ったら、「撤去しましょうか?」
後日、Team朝日エコにご依頼。簡単に修理出来た事例↓↓
最後に
とにかく、即決せずに冷却期間を設け、第三者に相談することが重要です。
当社でも、無料点検に関する多くの質問を受けています。
お気軽にセカンドオピニオンを求めてください。相談のみでもOKです。
お気軽にお声掛けください。
当たり前ですが、相談は無料です。
説明を聞いてみたいと思われたり、
相談したい方→今すぐお電話を!
問合せ→090-9734-8592 担当は、
森近です。