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1本の固定番線が抜けたのに、大事に至らず!

太陽熱エネルギーで、お湯を沸かす、太陽熱ソーラー(温水器)の専門店です。
よく間違われますが、太陽光発電パネルではありません。
太陽熱利用給湯システムの専門店、
Team朝日エコです。

固定番線が抜けた影響!

広島県三原市、K様宅。
1995年製の朝日ソーラーを使用中ではありましたが、撤去処分のご依頼を頂きました。

キッカケは?

以前ポスティングした、チラシをキープして下さっていて、お電話を頂きました。

「1本の番線が抜けてしまい、太陽熱本体が下がった事で、その重みに引っ張られ瓦が浮いていて、、、」

「これは、なんとかしないといけないので、、、」

「更なる瓦への影響が心配なので、なるべく早く撤去して欲しい。」

との内容でした。

1本の固定番線(ハリガネ)が抜けた場合の影響は?

先日は、尾道市で、1本の番線が抜けて、今にも落下寸前の太陽熱ソーラーを撤去しました。

今にも落下しそうです。
危険!2本の番線のみで、固定!

この度の朝日ソーラーの場合は、固定番線(ハリガネ)が、1本抜けた事での影響は、瓦が少し浮いた状態で、本体が数cm下がったことのみでした。

手前のビスが抜けています。
本体に引っ張られ瓦が浮いた。
損傷した瓦はありません。
本体に引っ張られ瓦への影響が?

他の固定番線は、しっかりと固定されていたので、影響は少なく、瓦割れや家屋の損傷も無く、元に戻したのみで終了しました。

固定の "され方" が重要!

先ほどの尾道市での落下寸前の写真のように、たった "2本" のハリガネで留めてあるだけでは、とても危険です。

太陽熱ソーラーを固定するためには、数本の番線(ハリガネ)で留めて固定します。

最低でも、貯湯タンクの左右。パネル1枚につき2箇所×パネル2枚とプラスのフォロー箇所、
トータル6〜8箇所、しっかりと固定します。

万が一ですが、大事に至らない危機管理対策を考えておく意味で、それぞれ役割をしっかりと考えて、
太陽熱本体を固定する事が求められています。
1本抜けた程度での "大幅なズレ" や、"落下" のリスクを軽減するためです。

コレよりも増やす事も!
数箇所、しっかりと固定!

危機管理を念頭にした施工品質

たった1本の固定番線(ハリガネ)の抜けの "影響の大小" は、施工品質の差でもあると思っています。
留める箇所や番線(ハリガネ)の本数にも影響されます。

それは、
先程の尾道市での事例のように、留め方によって、落下寸前に至る場合もあるし、
良いとは言えませんが、数cmの動きで済み、危険度は低くなる場合もあります。

数箇所、しっかりと固定

古い太陽熱の残骸撤去をする際、
先程の尾道市でのケースもそうですが、1本抜けたら大事に至るような危険な施工も多く経験してきました。

特に、昔の機種ほど、気になりまよね。

他の番線への影響は最小に!

朝日ソーラーさんの行った工事では、危険な対応を余儀なくされた経験はあまりありません。

数箇所の固定も確実で、比較的しっかりとした施工をされている印象ですね。

1本抜けていたとは言え、他の箇所は、
しっかりと固定されていたので、
難を逃れました。
浴槽へ貯める蛇口、配管も撤去!
ソーラーへの給水バルブも!

瓦や家屋の損傷はありませんでした。
浴室のソーラー専用蛇口、配管、給水バルブも取外し、下処理も完了です。

K様、「居ても立っても居られないので、取り敢えず「撤去」が優先!」
「次のことは、また、改めて考えます。ハァー、安心したー。」とお喜び下さいました。
こちらこそありがとうございました。

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