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因島フィールドワーク2024‐Day6(8/24)

私たちが感じたこと、学んだことを日替わりでシェアしていきます

合宿6日目8月24日の午前を担当する大学4年の岡野真夜です。
本日はついに報告会当日でした!

報告会の最終準備

昨日の夜はプレゼンテーションの準備を夜まで頑張ったので、朝は少し遅めに起床しました。

朝ご飯を食べたら、すぐにプレゼンテーションの準備に取りかかりました。
昨日の夜、スライドを完成させたものの、聞く人に私たちの意図や想いが正しく伝わるかが不安でした。スライドを修正したり、発表の伝え方を考えたりと、聞く人のことを考えた練習を行いました。

合宿所では各チームでリハーサルをしたり、個人でリハーサルを行ったりと、報告会に向けての準備を行いました。

テレビに繋げて発表練習中
チームが違うからこそ視点が違う気づきを得ることができます

他のチームの話を聞くと、どのグループもスムーズに企画を立てられたわけではなく、皆で意見を出し合い、試行錯誤していることが分かりました。

10:00:SEABRIDGEへ移動

昼食を買って、報告会の会場である渚の交番SEABRIDGEに移動しました。

SEABRIDGEは、今回の合宿でお世話になっている酒井さんが運営する絵本ギャラリー&カフェです。ずっと行ってみたかった場所だったので、ついに行くことができて嬉しかったです!

ガラス張りの建物がとても素敵です✨
みんな緊張中

報告会の準備に取りかかる前に、酒井さんからSEABRIDGEのお話を伺いました。
建物は因島の資源を活用した空間づくりを行っていることが分かりました。造船ブロックがカウンターに使用されており、入口を入ると船が進む様子を感じることができます。

他にも建物の各所にこだわりが詰め込まれており、因島に対する熱い想いを感じました。
行政ではなく民間からの地域活性化のアプローチを学ぶことができました。酒井さんは、SEABRIDGEや造船鉄工祭などデザインという強みを活かした取組みを行われていました。地域への貢献は様々な視点からアプローチできると学びました。

空間も食べ物も素敵だったので、皆さんも因島に来られた際はぜひ行ってみてください!

12:00:最終準備

昼食を食べたら、報告会の最終準備です。プロジェクターやマイクを使用し、本番同様に練習を行いました。

私たちのチームは動画を撮って自分たちの発表を確認し、発表中の動きやデザインを確認しました。

最後の発表練習でドキドキ! 

報告会の時間も徐々に近づいてきました。
ゲストの方々も集まってくださり、報告会のスタートです!


6日目の午後からを担当します、島根県立大学1年の田中湊です💗最年少で唯一の1年ということもあり緊張していて部分もあったのですが、楽しく活動させていただいています!
さて、本noteでは進めていた因島の地域活性化プロジェクト報告会からシェアさせていただきます。

15時 最終報告会&フィードバック
この最終報告会は今までお世話になった方々が来てくだっさたことに加え、平谷祐宏尾道市長にもお越しいただきました。さらに、プレゼン終了後聞いてくださった方からフィードバックをいただきました。

発表の様子
発表の様子2
平谷祐宏市長からもフィードバックをいただけました!

この最終報告会を通じて私は、本当に人それぞれ考えは違うんだなと実感しました。例えば、チームカレーライスがプレゼンしていた尾道の造船業とトミカを掛け合わせた商品を販売し、最終的には尾道の地域発展につなげるという考えは、地域発展=人へのアプローチである。とイメージしていた私には絶対に思い浮かばない考えでした。また、自分のチームのプレゼンを作成するときにも自分は必ずこうするなと考えていた部分が、ほかのメンバーは全然違う考えを持っていたということが多くありました。
この違う意見を持っている人が集まり、1つのプレゼンを作り上げるということは非常に難しいことだと思います。実際に、一言感想を話した時でも色んな意見、アイデアがあるからこそプレゼンを作り上げることが難しかったと話した学生も多かったです。しかし、私たちのグループは意見が相違した時には絶対に否定せずにまず聞くということをしてプレゼンをブラッシュアップできるようにしてきました。
私は、今まで意見が相違することは話し合いの軸がぶれるきっかけにもなり、正直めんどくさいと思っていました。しかし、今回の経験を通じ意見の相違はアイデアを進化させる要素にもなるため、むしろ意見の相違は良いアイデアを生み出すために必須なもので、その相違をアイデアの進化につなげていく方法を模索していかなければいけないなと考えました。

17時 水軍祭り
最終報告会を終え、全てから解放された私たちは因島最大の祭りである因島水軍祭り島・火まつりに参加しました。

沢山出ていた屋台を楽しみました!
村上海賊の凱旋再現

多くの地域で祭りやイベントの担い手不足、後継者不足が騒がれている中、ワカモノも含め多くの方の協力で繋がれている村上海賊の凱旋再現に心を動かされました。また、これほど多くの人に協力したいと思わせる魅力やシステムはどのようなところにあるのか疑問に感じたため、最終日までに解明します!
私たちのグループは初め、最終報告の内容を観光を中心にして考えていました。その影響もあってか、村上海賊の凱旋再現を見た時に「鎧を着られている演者も多く、外国人観光客にも人気が出そうだな」という考えから「今でもポルノグラフィティのファンなど全国から観光客が押し寄せているのに外国人観光客まで来てしまうとオーバーツーリズムを起こしてしまいそうだな」というところまで思考を巡らせることができ、この6日間の成長を感じました。

長い長いと思っていた因島フィールドワーク合宿もラストスパートに差し掛かってきましたが、楽しみながら若さで走り切りたいと思います!

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