滝沢歌舞伎ZERO2020TheMovie

せっかく観たのに忘れそうなので感想記録したくて初note。

単に私が感じたことを書いているだけなので、良きも悪き(と思われるかも)も書いています。

見たくない方はリターンしてね!


さて、私が初めて滝沢歌舞伎を観たのは2018。
観たと言っても2019円盤発売前に、推しの勇姿を拝もうと2018円盤を購入したので、生で観たことはありません。
その時の正直な感想は「何だこれは…」でした。

決して馬鹿にしてるわけではなく。私のイメージでは、舞台ってストーリーがあってそれにそぐったシーンや歌や踊りが合間合間に入るものだと思ってたんです。
なのに突如始まる曲。語り。演技。お化粧。何だこれは。何を汲み取れば良いんだ。二幕でようやく平常心を取り戻しました。(わかんない、私はジャニーズの舞台を全然知らないので、こういう構成ってもしかしたらジャニーズさんからしたら当たり前なのかもしれないけど、初見はとにかくびっくりした。)
今回映画を観て、その時の第一印象を思い出したのがまず最初。あぁそうそう、滝沢歌舞伎ってこうだったよね!と。なので、もし初見の方がいたら映画館でちとびっくりするんじゃないかなって。

しかも映画では、少年忍者の小田将聖くんがテラーとなって場面が変わっていくので、更にわけがわからん!(笑)
なんで夜中に本を投げまくってるのかわからないし(寝たいけど寝れなくて本読んでるけどおもしろいものがなかった?)、笑い声には怯えるのに突如隣に眉毛の薄いフランス人形みたいな女性(表現力のなさよ…)が現れても一瞬だけびっくりして素直に受け入れるという謎。しまいには女性に引っ張られ海の中へ…(撮影のとき苦しかったんじゃないかい?と勝手に親心で心配した笑)
わからなすぎるから正直に言いますね………テラー必要なんでしょうか? (パンフ読むと、滝沢歌舞伎の世界=未来のサーカスみたいな設定らしいね🎪)
でも一幕と二幕を繋げるという意味で、舞台みたいに休憩挟めない映画においては必要だったのかなと、個人的に足りない頭で考えています。

あとはやっぱり3,000円って結構なお値段よね。いやめちゃくちゃ満足したし、何回でも観たいのよ。だけど2回観に行ったら多分円盤買えるじゃんと思うと、2回目観に行くか迷う…オタ活にはお金がかかる💸 しかも内容としては大まかに言えば2019とほぼ同じ。二幕のストーリーも。もちろんなくなったり足されたりしてる部分はあるけどね。
単純な疑問なんだけど、古参の方々は演目が変わってなくても「そうそう!これが滝沢歌舞伎なのよね!」ってそれをプラスに捉えておられるんでしょうか?私は2018からしか観たことなくて、2019を観てるから、もうちょっと新しい要素が欲しかったなぁと思ってしまったので…まだまだわかってない若造なのかもしれません。
どちらかというと、まだ滝沢歌舞伎を知らない人に、滝沢歌舞伎ってこういうものなんだよ!というのを、去年の舞台をブラッシュアップして映画化したという印象を受けました。

さて、それではそれぞれの感想。

♥️ひらりと桜
あのイントロと花びらドサッは何回観ても
キターーーーーー(((o(*゚▽゚*)o)))
ってなるよね。
今回2番なかった?前からあった?私の予習不足?気のせい?(パニックパニック!)
この度も落ちサビのラウぴがとてもピュアな歌声で麗しかったことをここに記録しておきます✨
(声変わりもしただろうに高い綺麗な声出ててさすがだわと思いました🥰)

♥️九剣士
これはもう推しからはじまると事前に聞いてはいたものの破壊力抜群でした🧡
凛々しくてカッコ良かったなぁ…ソロのメンバーと2〜3人まとめてのメンバーがいる中、ソロでしかもド頭を任される向井康二くんさすがだなと。タッキーの康二くんへの信頼を感じましたね←
そして、そつなくこなしカッコいい舘様。この人何でも出来るんだろうなぁ、器用だなぁって思う、いつも。裏には果てしない努力があるのかもしれないけど、それを見せない軽やかさというか。
あとは、さっくんの二刀流がバチバチに爆イケでございました!!!カッコえぇ…😍 そんな綺麗に二刀捌けるのすごい!プロ剣士ですか?と感心させられました☺️
ここでも他担狩り佐久間…おそろしや。

♥️変面
すごいんだよ。すごいんだけど、これは舞台があると知ってる者からすると、映画向きではないなって。舞台でやるからこそ凄さが伝わると思うんですよね。映像だと、CGとか何でもありな時代じゃん、今って🙃 せっかくの良さが少し伝わりにくいのかなと。まぁ変面なしには滝沢歌舞伎語れないというのも重々承知しております…
頭の羽根の色は2019と同じだったので、基本推しをロックオンして見てました👁

♥️Maybe
あべふかのMVみたいだった!アップになるシーンがそれぞれのメンバーカラーの光になってて、表情もとても良くて、これは映画ならではだなって。舞台だとここまでアップでは見られないから。
ラウぴはさすがでした、ここでも。あれはラウだからできるんだろうなぁ…赤い靴が印象的で白い衣装に映えてた。でもきっとこの歌詞のような思いをするような恋にはまだ出会ってないだろうから、もしそんな恋を経験した後にはこのダンスがどう変わるんだろうというのも非常に興味深い。…と思う反面、「こわくて女子と話せない」ラウぴは全力で保護して欲しいという気持ちもあります(複雑…)
そしてここで、あれ?さっくんは…?2019はMaybe出てたよね?どこ行ったの?と不安になる。

♥️My Friend
これは2019をほぼ再現だったんじゃないかと個人的には思いました。しょっぴーの衣装も同じだった気が。
ところがどっこい。
しょっぴー歌い方変えたよね???
どこがってピンポイントで言えなくて思い出せないから私の思い違いかもしれないけど、2019より音程の上げ下げが滑らかになってたんですよ!(伝われ!) 違いというか進歩させてるのを見つけた気がして、すごく嬉しかったです😊 しょっぴーすごいなぁ✨
舘様は腕だけとか足引っ掛けるだけでずっと逆さまになってて、お姿が美しい。やっぱり何でもできる舘様を再認識。
そして当たり前だけどここにもさっくんがいない…さっくんいつ出てくるの…😭

♥️組曲
雨の中かなり激しいダンス。
正直、あんまり記憶にないんです、自担探すのに必死過ぎて。
最後にみんな倒れて、はぁはぁ言ってる息がクローズアップされてて、とってもセクシーで。これも映画ならではの演出でしたね。
最後さっくんが駆け上がるところがすごく好き。なんだけど今回あんまり凄そうにうつってなくなかったです? 残念…

♥️五条大橋
さっくんキターーー!!!!!
しかも黒スーツ爆イケですね😇
林翔太くんいないんだなぁという淋しさもありましたが、さっくんの語り、声が良いからすごく好きでした💓
弁慶は今年もひーくんじゃん、それはわかる。
牛若誰がやるの?誰?って思いながら見てて、弁慶の攻撃(いや言い方よ…)ヒラリと軽やかに飛んでかわして着地した美しさに、さっくん?って思ったけど、真ん中に語りの黒スーツさっくんいるし、いや違うか…あんな綺麗に飛べる人さっくん以外誰がいるんだ…と思っていたら。
ほんとにさっくんだったー!!!
さっくんが2人!!!!!
これも映画だから出来ることで、すごく好きな演出でした✨
欲を言えば、時の架け橋聞きたかった…黒スーツ爆イケさっくんに歌って欲しかった…

♥️腹筋太鼓
おなじみの腹筋太鼓!
最初に2列に並んで、めめとラウがおらびあってんのが可愛かったです(正しい感想ではない気がするけど笑)
誰かが言ってたように、終始ひーくんだけ涼しい顔して太鼓叩いてて、さすがだなぁと。そりゃ普段あんな低酸素マスク?つけて筋トレしてりゃあこんなの朝飯前よな。
頭の片隅で、2018練習にて最後まで出来なくて泣いてたはっすんを思い出しました(でもはっすんにはずっとプリンプリンでいて欲しい🍮)
マシーンは最後の方にチラッとだけ出てきて、回ってるからか引きの画が多くて自担摂取時間が足りませんでした。ちぇっ。

♥️Make It Hot
五関先輩振付のこちらもおなじみ曲ですね!
蛍光色が使われた羽根付き衣装で、足数が多い振りをみんなカッコよくキメてた。
いつも通りカッコよくて、特に言うことはない!←

♥️CFB
えええええここでまさかのCFB😳と驚き。
たしかにこの曲&ダンス見たことない人にはぜひ見てほしいもんね、うん、わかるわかる。
衣装も本家のMVとは少し違っていて、YouTubeや1stDVDとはまた少し違ったCFBが見られます!
でも相変わらず岩本兄弟は健在やったで💛🧡

♥️Black Gold
みんな仕上がってた…
サビに歌詞があんまりない曲(なんていうんだっけ、こういうの)だったんだけど、バチバチに決まってたよ、みんな✨
しいて言えば、あべちゃんだけフェンス越しだったのが残念だったなぁ…
もはやサビのメロディなんとなくしか思い出せないけど1回聞いただけでなんとなくでも覚えてる私を褒めて欲しい🙃
しかも思い出そうとするとタイトルからまず仁くんのYELLOW GOLDのメロディが邪魔してくるんだぜ😂
映画の中で、どこか好きなチャプター(円盤化前提w)1つだけもう一回見せてあげると言われたら、私は迷わずBlack Goldを選ぶ。もっかい観たい!

♥️五右衛門ZERO
お化粧シーンはアップでダイジェストに。
かぶくシーンは2019の方がアップになってたイメージ。程よく引きで全体を見せてくれていました。
ラウとふっかさん、最初誰なのかわかんなくて。オタ力不足を認識しました💦
刀投げもさすがだったんだけど、せっかくすごいからスローで凄さ演出しても良いんじゃないかなとね、思った次第です。まぁあくまでも舞台の映画化だから、スローを使うのは禁じ手なのかもしれないけど。
後ろでずっと、「いわもとぉ〜!」「みやだてぇ〜!」「むかいぃ〜!」「ふかざわぁ〜!」「らうーるぅ〜!」って言われてるのにツボってしまいまして。あれこれまでも言ってた?そっちのインパクトがすごかった(笑) きっと歌舞伎では普通のことなのよね?勉強不足ですみません…

♥️男と女の舞
阿部ちゃんもさっくんも綺麗で可愛かったよ今年も。普通に女として負けてる、うん…
でも何よりあべめめ!!!
ついにあべめめが結ばれた…😇見つめあって、手に手を取って、ちゅーしてるぅ(フリ)😇とマスクの中でめちゃくちゃニヤけてました😇
身長差もほんと良かったんだよ…
そんで、渡辺担の皆様ごめんなさい、ここのしょっぴーいつも笑っちゃうの😂 オールバックの髪型+白塗り+茶色い着物でめっちゃスケベなおっさんに見える…普段のしょっぴーが激イケだからこそ…ごめん…

♥️総踊り・花鳥風月
まず元から曲が好き。女性が歌ってるんだけど力強くて、コード進行とか展開はアニソンみたいなんだけど(私のイメージな)、ちゃんと楽器で和の要素が入ってる。
衣装も好きで。和にも洋にもとれる、踊りをダイナミックに見せる衣装だなって。
背景とのコントラストも素敵だし。
正直ここも自担を追うのに必死だった…色々と思ったはずなのに、感想が全然思い出せない…

♥️鼠小僧次郎吉
これこれ。待ってましたよ!
日光で撮影したとのことで、ほんと時代劇に近い作りになっていました。
ただ一つ言いたい。お丸は2019の舞台の方が面白かったなぁ🤔虫食べるところとか最高だったもん。でもきっとあれは舞台ならではの演出で、観客の笑いがちゃんと演出の一つになる舞台と、そうじゃない映画とではまた違うから、やれば良いってもんではないんでしょう🍡
新吉のキャラが薄いのもわざとなのかなぁ🤔
あべぞうと一緒にナベロウ出てくるの知らなくて、得した気分に。ナベロウの鳴き方可愛くて好きなんだよなぁ🐶 あ、あべぞうが可愛いのは大前提としてね🐱 それにしても肩に猫乗ってるの謎過ぎ…(笑)
舘様演じる徳俵進之助はキャラ設定がハッキリしていて、見ていて気持ち良い!こう…笑いを取りに行ってるわけじゃないのにちゃんと笑わせてくれるというか。
金さん銀さんはさぁ、さすがよな。部屋を行ったり来たりするシーン、動き方、間、掛け合いがちゃんとコントになってて、どんなやりとりするかわかってるのに笑えたもんね😆
黒影組は、康二くんのお芝居にほんと感心させられました。前評判ですごいってのは聞いてたし、舞台じゃなくて映画だからこそ表情や声の出し方気をつけたって康二くんが話してたから、そういう前提で観たけれども、本当だった。すごかった。なんかね、割と舞台寄りなお芝居のメンバーが多いなって思ったんだけど、官兵衛は完全にドラマ・映画寄りだったの。これはちょっと後で考察するとして、康二くんの演技力に引き込まれたのは事実。映画版パンフのインタビューで、以蔵に裏切られるのを薄々わかってるっていう設定も読んでとっても納得したし、そこまで考えてるんだなって純粋に尊敬。
テレビ関係者の皆様、康二くんにドラマや映画でシリアスな役を…ぜひお願いします。本番のために、歯が白いのおかしいだろうなって考えてホワイトニングやめるほどの男です!(プロや…✨)
あと2019でどうだったか覚えてないんだけど(見返せよ😑)、新吉が官兵衛半兵衛に追い詰められるシーン、2回もあったっけ?
以蔵が寝返らなかったら、というか以蔵にトドメを刺すよう命じなければ、新吉やられてたよね?官兵衛+半兵衛>新吉、官兵衛+半兵衛=新吉+以蔵(ほぼほぼ互角?)とか戦闘力の差を頭の中で色々考えてしまった(笑)
あとあと新くんのあのコソ泥役ね…いや個人的にはINPACTors好きだし応援してるし(中でも影山くん推しです)、新くん推されてるのは全然ありなの!でももうちょいテラーじゃなくて他登場人物に絡んでほしくてさ…例えば黒影組にやられることで黒影組の恐ろしさを見せるとかさ、こう、語りじゃなくてシーンで見たかったなという素人の戯言でございます。

♥️WITH LOVE
ひーくんから1人ずつ出てくる演出、良いよねぇ✨ この衣装も2019舞台と一緒かな?多分。
この曲を初めて聞いたのは、タッキーが夜会に出てて、健くんにサプライズしよう!って客席の健くんに歌ったのを見たのが最初なんだけど、頭に残りやすい歌詞とメロディだよね✨(ちなみにそのころはジャニーズにほぼ興味なく、健くんを泣かせようとしたのにジュニアが号泣してる画になんて心優しいジュニアがいるんだ!と笑ったけど、まさかその後そのジュニアを推すことになろうとは…🤣🧡)
次は映画じゃなくて直接会おうねという意味を込めて(だと思う)、サビの最後に歌詞が足されていて、これも舞台を取りやめて映画にしたという背景があるからこそでした。ニクいねタッキー☆

♥️おまけ
始まる前の観賞マナー映像、3つか4つあって、官兵衛半兵衛以蔵がくっつきすぎはダメ!ってのに出てて。官兵衛の膝の上に触らされる以蔵、可愛かったね☺️
あれ、黒影組の衣装じゃなくて普通のめめこじラウなら、真ん中はめめでめめの膝の上に2人とも座ると思うんだ(妄想)
エンドロール中、LOVEをみんなで歌いながら客席でわっきゃしてたの可愛かったです♡ ちゃんと小田くんもいた!あれワンカットだよね?
そして鼠小僧の出で立ちでCFB…!!!引きだった(ドローン撮影ぽいアングル)からもうちょっとアップで観たかったなぁ…CFBの可能性を広げる演出でした!
そして何と言っても次回予告よ…青い花びらのひらりと桜、めちゃくちゃ綺麗🌸✨✨✨
あれ観たいなぁ、生で…


さて、激長になりましたが、最後にもう1つ考察を。
康二くんのお芝居や、日光→舞台上と場所が変わるという点で考えざるをえないなと思ったんだけど、舞台と映像どちらに寄せるのが正解なのか。
康二くんのお芝居は素晴らしかった。映像だからこそのお芝居にシフトして、とてもリアリティがあって、官兵衛という人物がいてあくまでここではそのワンシーンが切り取られただけというつながってる感が良く出ててすごかった。日光の自然なセットにフィットしてた。
でも演じる場所がその後舞台に戻ってくるのよ。そうするとそこはもう舞台なわけで…どっちが正解なんだろうなって考え出したら、わからなくて沼にハマってしまい。
舞台のお芝居ってどうしても大袈裟になるから、そこのギャップがね、どうしても出てくるじゃん。それを康二くんみたいに、演じる場所によって演じ分ける人もいれば、全部舞台モードで演じる人もいて。演じる場所だけじゃなくて、同じシーンでそのモードが違う人が出てるとそのギャップに「あれ?」ってなったりもするから、そこも個人だけではどうしようもない難しいところだなぁって。
多分どっちが正解とかないんですよ。だって「これは映画でも舞台でもない」って言ってるんだから。どっちも正解なんだと思う。けど、その場その場で演者のモードを合わせたらよりよいのかなぁと思ったり。素人が偉そうにすいません🙇‍♀️


何はともあれ、最初から最後までめちゃくちゃ面白いエンターテインメントでした😆
予定あって来週は行けないから再来週また観に行くか迷ってる…
というか絶対全タイプ買うから円盤化してくれ!絶対メイキングとか山ほどあるじゃん(わくわく)♡
ぜひいろんな人に見てほしいです🥰

いいなと思ったら応援しよう!