仕事の軸
皆さんの仕事の軸って何ですか?
私には
「子どもに色々な世界を見せる」
「色々な人と知り合う」
という2つの軸があります。
みんなが必死で就職活動をしている中,完全に遊んでいた大学生の頃からずっとこの2つが大切だと信じ,偉そうにお酒を飲みながら人に話していました。(ちなみに大学生の時は普通に採用試験に落ちました笑)
「教員1人でできる事,伝えられることに限界はある」「たくさんの人の感覚をストックしておけば,理解できない子どもに対応できそう」これは正しいと昔も今も思っています。
考えではなく感覚というあたりが重要かもしれません。
この軸を持っていて良かったこととして
・子どもに腹が立ちにくい(何か理解できる)
・子どもを信じて任せられる
・外の世界と繋げる授業を思いつく
・新しいアイデアを臆せず試せる
・プロボクサーになれた(自称歩くキャリア教育です笑)
こんな所かなと思います。
話は変わりますが私は教員として全然有能ではありません。
・手先が超不器用(工作とかやばいです)
・ほぼ泳げない(水泳は教え方を必死で学んでいます)
・超音痴
・絵が超絶下手
ちょっと挙げるだけでもこれだけ出てきます。結構やばい。無能です。
でも私には
「子どもに色々な世界を見せる」
「色々な人と知り合う」
という軸があります。これがあると自信を持って戦えます。足りないところは必死で学んではいますが,自分ができなくたってスペシャリストと繋げると,子どもが変わります。自分ができなくたって,子どもを信じて任せたり考えさせたりすると,子どもに力はつきます。
以前の記事「みんなちがってみんないい?」(よろしかったらお読み下さい)
でも似たようなことを書きましたが,今の学校は軸を表に出し辛い,萎縮した結果みんなと一緒。という場所になってしまっています。
しかし,軸がある人と働いていると楽しいし,学びがあります。時には軸の方向が違いすぎて,この人とは合わないと感じる時もありますが,それでもリスペクトできます。
皆さんの仕事の軸って何ですか?