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特別支援学校で臨任講師をするメリット・デメリット
こんにちは、チームシンヤです!
今回は、特別支援学校で臨任講師をするメリット・デメリットについてお話をしていきます。
読んでいただく対象としては、臨任講師をしながら採用試験を受ける人、特別支援学校での臨任講師に迷っている人、教員志望の学生を読者層としてお話をしていきます!
特別支援学校における臨任講師の実態・割合
現在、特別支援学校(富山県)ではおおくの臨任講師の方が働いています。
100人の学校では、およそ20人弱が臨任講師・非常勤講師が占めています。(20%)
また、そのほとんどが特別支援の免許を持たない方たちです。
それほど、特別支援学校での教員不足が実情にあります。
つまり、講師登録をすれば、だれでも特別支援学校に派遣される可能性があるのです。
でも大丈夫です。ほぼ全員が最初抵抗がありますが、1か月もすれば全員環境に慣れ普通に仕事ができています!
臨任講師をするメリット
特別支援の免許もなく、働くのは不安だと思いますが、様々なメリットがあるので生かすことができれば力になります!
・障害についての理解が深まる
インクルーシブ教育が進んだ現在では、普通の小中学校においても障害のある子供が在籍しています。
また近年話題にある発達障害のある子供は、通常クラスに2,3人いると言われています。
そういった環境に行ってから、障害について勉強するのは大変です、(日々の授業準備・事務作業をしながら勉強はきついです)
給料をもらいながら、障害についての知見を深められるのは、かなり大きなメリットだと思います!
・教員採用試験での話のネタになる
教員採用試験では、いろいろなことを聞かれます。
その質問の中で、教員としての資質があるかや人間性について評価をしていきます。
その際、臨任講師としての話は、自然と中身の濃い話となるためポイントが高いです!
・放課後や土日の時間に余裕があり、勉強ができる
特別支援学校では、基本的に部活がありません。
そのため、中高の勤務より格段に勉強の時間が取れます!
時間がないを言い訳にはできませんが、、、(笑)
・講師同士で練習ができる
先ほども述べましたが、臨任講師はたくさん在籍しています。
そのため、仲間とともに試験対策をすることができる点は強みです。
積極的に練習をしていきましょう!
・認定講習を受けると、特別支援の免許2種がとれる
これはすぐに取れるものではありません。
主に夏休みの期間を利用して大学に講義を受けに行くことで、特支2種免許が取れる制度を活用したものです。
特支の免許を増やすだけで、評価は一気に上がります。
特別支援学校で働いてみて、悪くないなーと思った方は、ぜひ取得をお勧めします!
臨任講師をするデメリット
デメリットもないわけではないです。
私が考えられる範囲で書いていきます。
・担当の教科を教えられない
特別支援学校の日課は特殊なものが採用されています。
増える教科として、自立、日生、生活単元学習(生単)、遊び(小学部)などがあります。
私たちが受けてきてないものばかりですよね。
学習のレベルも低いところからスタートするので、高校教員を目指している方にとっては得意分野を生かせない可能性もあります。
・特別支援の魅力にはまる可能性がある
これはいいような悪いようなことですが、特別支援は面白いです。
新規採用者で特別支援学校に初任で来た先生のうち、2割程度の先生はそのまま特別支援学校の先生になられます。
これは臨任講師でも同じことで、将来設計が崩れる可能性があります。
・教師の数が多く、プレッシャーがある
特別支援学校では、たいてい6人の子供に対して2人の先生が付きます。
つまり、30人の授業では10人の先生が見ていることになります!
慣れるまではかなりのプレッシャーになります、、、
また、教員間のコミュニケーションも求められます。
まとめ
特別支援学校で臨任講師をするメリット・デメリットについて話をしてきました!
どうでしょうか?私は悪くはないと思います。
一緒に働く先生たちも日々障害について考えているので、いろいろなことに理解のある人が多いです!(私も風船恐怖症で配慮してもらっています)
何か質問があればコメントに書いてください!
よろしくお願いします!
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