○○をそなえた五万年前の人々 7時間目
前回の授業では、前歯がすり減っている理由をソレッキ教授になりきって、予想してもらいました。
立ち止まり7で書かれいてる内容は、
右腕がない代わりに歯でなんでもしたということ。
他の人たちが狩りに行っている間、火の番をしていたこと。
仲間たちの毛皮の服の繕いや、石や木の骨で作った道具の修理などをしていた。
だからこそ、周りのネアンデルタール人たちからも、大事な仲間として認められ、大長老になるくらいまで長生きできた
この単元の授業をしていて今後取り入れたいことが一つ。
簡単な書き出しをさせていくこと
例えば、この立ち止まりであったら、
○老人がしてきたことをまとめよう
みたいにワークシートに書き出す欄を設ける
ひとり読みをさせている際に、「もーできたよ、という人は、老人がしてきたことを書いてごらん。」
これをさせておくと、話し合いの時に、スムーズに老人がしてきたことを整理できるなと思いました。ただ、ここは本当に簡単に話し合いの材料になるようなことぐらいにしておくのがベストだなと思いました。(うなぎの謎を追ってでは、ここが難しく時間のロスにつながったと今思えば、反省。)
そこから子どもたちは、「だから、長生きできたのか。」「仲間思いやなぁ」「俺が、この時代におったら頼れるなぁ」などなど、出てきました。
中でも賢い子は、文末表現「である。」「のはず。」「ちがいない。」に着目して、でもこれは、筆者の意見だよね。と抑えてくれました。
話はそれますが、ICTが普及して、SNSが普及している世の中、四年生の国語で学習する
「事実と意見」ってめちゃくちゃ大事だと思うんです。
書かれていること、話していることを全て事実として受け取ると今の世の中混乱してしまいますよね。だから、この学年の子どもたちには、フェイクニュースなどの話もし、ちゃんと見極めようねと伝えました。
そういった小さな積み重ねが、少しずつ他クラスとも差が出てきていると感じたのか、
違うクラスの子が、
子「学校の先生って職場結婚多いんやって。tik tokでやってた。」
私「それは、事実なんかなぁ。一概にそうとも言えないんじゃない?」
子「だって、そう言ってたもん。」
私「それは、意見じゃないの?」
子「・・・?」
誰でも簡単に情報を発信できる世の中
情報の真偽をしっかりと判断できる子どもを育てたいものですね。