kiss魔

お酒の席で必ずどこからともなく現れるキス魔。

抱きつき魔や、セクハラ魔、泣き魔や説教魔…キス魔以外にも様々だが、今回の記事では『キス魔』に特化して話を進めたいと思う。

何故、この記事を書こうと思ったのか…。
それは、毎回このキス魔に大迷惑を被っているからだ。

コロナの影響で、飲み屋に行かなくなり行きつけのバーにも行けていないが、コロナが広がる前までは毎週のように通っていた。

飲み屋で必ず一人居るのがキス魔だ。
ハクが会社に勤めていたのは4年ほど前だが、飲み会の席でキス魔に変貌する先輩がいた。
甘ったるい声でもたれかかってきてはキスを迫る。
男も女も見境なしだ。

嫌いな先輩でもなければ、尊敬をしている先輩だったので笑って済ませる程度だったのだが、物凄く嫌だったのが油モノをを食べた後の口でキスを迫ってくることだ。
時にはニンニクにどっぷりとつけ込んだジューシーな唐揚げを食べた後、唇が物凄くテラテラしているにもかかわらず『ハクちゃんチューしよー』と言ってくるは泣きたくなった。
またある時は、たこ焼きが出てきたときに『ポッキーゲーム！！！』と叫んでたこ焼きを口にした先輩がハクに詰め寄ってきたこと。
たこ焼きはポッキーでも無ければ、青のり尽きまくった口に誰がキスをしたいと思うモノか…。あれだ…あの、ほら…たこ焼きを咥えていると、あの有名な卑猥ボールを口にしているように見えて爆笑してしまった。
ただ、その卑猥さを打ち消すくらい先輩の口の周りは汚かった…。

例え大好きな旦那だったとしても、青のりたっぷりの口で迫ってきたらハクは断固拒否する。

とにかく、〇〇魔と呼ばれる人たちは物凄く面白く変貌する人もいるが、大抵は迷惑である…。
夜に道を歩いてると、急に抱きついてくる酔っぱらいおっさんもいる。お酒に負けて見境なく襲ってくるあたりは鳥肌モノだ。

一度お酒の席でやらかしたことがある人は、お酒の量を考えて欲しい。
電柱にまでキスをしたり、コンビニの壁に張り付いてみたり、駐車場に止めてある車のサイドミラーにずっと手を振り続ける意味のわからないことをしてみたり…酔っ払いは本当によくわからない。

いつか酔っ払いが起こした珍行動特集を作ってみたい。

キス魔のひどい行動も実はまだまだある。
美人だったら良いとか、イケメンだったら良いとか言う話ではない。
誰だっていきなりキスを迫られるのは恋人や配偶者以外嫌だし、ましてや口周りが油まみれや青海苔だらけで汚かったらいくら恋人や配偶者でも無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理。笑

キスというのはお酒の勢いで迫るのではなく、しっかりとドキドキするような雰囲気を作ってからにしましょう！（〇〇魔になる人、まじで嫌われるからやめようね！！笑）

HAKU