【最高のサードプレイス・品川探究横丁訪問レポ】
【最高のサードプレイス・品川探究横丁訪問レポ】
先日、品川にある「探究横丁」に行ってきました。「探究横丁」とは、品川にある独自の学びの場として知られるコミュニティスペースで、幅広い世代の人々が集まり、交流し、学び合う場所です。この特別な空間での経験をまとめてみたいと思います。
様々な取り組みをされているので訪問前からワクワクが止まりませんでした。特に、今をときめく教育者であり、小学校の教員経験もある佐藤健友 先生の実践が心に残っています。
佐藤先生は、小学校時代に宿題を出さないというユニークな方針を取っていたことで知られています。この実践は、子どもたちに自主性を育むことに対する素晴らしいアプローチです。宿題がないことで、子どもたちが本当に興味のあることに時間を使えるようになり、それが学びの本質だと教えてくれました。
最近では、大学入試でも探究の授業を活用する学校が増えてきており、探究学習の重要性がますます高まっています。この流れは、子どもたちが自分の問題意識を持ち、それに基づいて視野を広げる姿勢を育むことに寄与しています。特に探究の授業は素晴らしい取り組みだと思います。
さらに哲学対話は、そのような思考を深めるための大切な手段です。哲学対話は、参加者同士が互いに問いかけ合い、自分の考えを整理したり、新たな視点を得たりする機会を提供します。こうした経験が、学びを促進し、深めるうえで非常に価値のあるものだと感じました。
また、私の著書『成績が上がる、人生が変わる 中学生のための英語勉強法』KADOKAWA の話から、現代の小中学校における英語教育についての話題に。国際的な経験を持つ星出智美さんの海外での仕事での実践、探究横丁メンバーで訪れたフィリピン旅行を通じて得た学びのエピソードを語ってくださいました。楽しい経験があるからこそ、人は自然と学びたくなるということを実感。英語の勉強も、楽しい活動や体験を通じて進んでいくものであることに気づかされました。
探究横丁は単なる学ぶ場所ではなく、世代を超えた交流の場でもあります。子どもたちは学校帰りに集まり、それぞれが興味のあることに取り組む姿が見受けられました。彼らがやりたいことを自由にできる環境は、まさに自発的な学びを助ける要因となります。
大人たちも同様に、自分の好きなことを存分に語る場として「Tank you Talk」が定期的に開催されています。これは、自分の趣味や仕事について、他の人とじっくりと話せる貴重な機会であり、参加者同士の熱心な対話は、まるで現代版のルイーダの酒場のように、様々な人との出会いが生まれる温かな空間です。
探究横丁では、素敵な人々が多く、皆が互いを尊重し合いながら、共に成長していこうという雰囲気が漂っています。どんな質問にも親切に答えてくれる姿勢は、訪れる人々に安心感を与え、自然と会話が生まれる助けとなるのです。
ジャンルを問わず、多様な人々が集まるので、常に新しい発見があります。互いに刺激を受け合い、ここでしか得られない新たな視点や情報が交流の中で次々に生まれています。
さらに、佐藤先生も近い将来に自身の教育に関する書籍を出版することを考えており、それがより多くの人々に彼の教育理念を届けるきっかけになるでしょう。彼の考え方や手法が広まることで、多くの子どもたちの学びが深まることを期待しています。
探究横丁での時間は、ただの訪問ではなく、学びと出会いの旅でした。ここでの経験が、どれほど私の視野を広げてくれたことか。これからもこうした場所での学びを大切にし、友人や家族にもどんどん紹介していきたいと思います。このような空間が存在することに感謝しつつ、次回の訪問が楽しみでなりません。
結論として、探究横丁は単なる学びの場を越え、心が響き合う「サードプレイス」としての役割を果たしています。若い子どもたちから経験豊富な大人たちまで、様々な人々がそれぞれの夢や目標に向かって高め合う姿は、まさに新しい時代の学びの形と言えるでしょう。
皆さんもぜひ次の機会に訪れてみてください。この場所で、きっと素敵な出会いが待っています☺