2−4 「先生」のお金事情、先生にオススメの資産運用&節税術3選!
こんにちは、高校の先生です。
高校の先生として10年働いてきて、今年度転職を決意し、昨年末無事に転職先を決定することができました。
前回のお金の記事では、4月に受け取れる退職手当について紹介しました。
今回は自分が実践してきた、資産運用と節税術を3つ紹介します。
副業禁止の公務員ですが、やりようによってはお金を増やしたり、出ていくお金を減らすことができます。
①NISA
まずは絶対に外せないこの制度についてです。
2024年から新NISAが始まり、一気に資産運用を始めた人が増えている印象があります。
私は2016年から資産運用を始め、2021年から積立NISAでの運用を開始しました。
NISAの最大のメリットはなんといっても、運用益が非課税になることですね。
積立NISAでの運用を始める2021年以前は特定口座で運用を行っていたため、資産を売却する際や、配当金を受け取る際は20.315%の税金を支払っていましたが、NISAではそれが全て非課税になります。
「リスクが怖い」「投資は危険なんじゃないの?」
という意見も多く聞かれますが、広く分散されたインデックスに長期で投資をすればそのリスクも低減させられます。
実際の自分の運用成績は次の通りです。
それぞれの含み益が
+43.24%(+1,073,392円)
+9.73%(+257,457円)
となっており、個人的には十分な成績だと考えています。
公務員(先生)の場合は、毎月一定の給料が振り込まれるため、NISAの積立投資枠とは特に相性が良いと感じています。
②iDeCo
こちらについては「やるかどうか」について意見が分かれるところだとは思います。
「まずはNISAの1,800万円の枠を埋めるべき!」という意見も多いと思いますが、私個人としてはiDeCoも積極的に活用して良いのではないかと思っています。
一番のメリットは、「掛け金が全額所得控除になる」ことです。
上記例では年間約2.4万円の節税になっています。
私は昨年まで毎月1.2万円を拠出していましたが、今年より掛け金の上限額が引き上げられたことに伴い、1月以降は毎月2万円拠出する予定です。
私自身、2019年途中より毎月1.2万円の拠出を行っており、運用状況は次の通りです。
拠出累計額756,000円に対し、資産残高1,398,344円ということで、含み益は
+85.0%(+642,344円)
です。
今使えるお金が減る&60歳まで引き出せない&出口戦略が複雑
といったようなデメリットはあるものの、それ以上に余りあるメリットを享受できると私は考えています。
副業ができないからこそ、「いかに控除を増やして税金を減らすか」という視点で考えればとてもお得な制度だと思います。
③ふるさと納税
これも「言わずもがな」ですよね。
自分の住んでいる自治体以外に寄付をし、返礼品をもらい、次年度の所得税・住民税が安くなるという制度です。
私は昨年75,500円ふるさと納税を行いました。
先日確定申告を行いましたが、73,500円が「寄付金控除」の欄に記載されていたので、
次年度の住民税&所得税が73,500円安くなる
というイメージを持っていただければ分かりやすいと思います。(厳密には所得税は還付されるわけですが、今回は割愛します。)
実際はこれに加えて寄付金に応じた返礼品がもらえたり、ふるさと納税サイト経由でポイントが付与されたりと、使わない手はない神制度だと思っています。
◯10年でどれくらいの資産になった?
私の置かれている状況としては
です。
2025年時点での資産残高は次の通りです。
上記証券口座の残高、iDeCoの残高、預貯金や財布の現金を含んだ合計金額です。
厳密にはiDeCoは自由に引き出せるお金ではないので、資産残高には加えるべきではないのかもしれませんが、私はモチベーション維持のため、家計簿と連携させています。
もっと倹約すればもっと貯まっていたかもしれませんが、個人的には10年間でここまでいけば十分かなと思っています。
◯まとめ
今回はオススメの資産運用&節税術を紹介しました。
具体的な投資銘柄や、ふるさと納税でどのような返礼品をもらっているかなどは紹介しませんでしたが、需要があれば追加で記事にしていきたいと思います。
安定した給与がもらえる先生(公務員)だからこそ、これらの制度との親和性は高く、大きく資産を増やすチャンスが大いにあると感じています。
少しでも「お金を増やしたい!」と思っている先生の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。