2023南投世界茶葉博覧会に行った! ④メインブース後半ほか
台湾の茶博(南投世界茶業博覧会)に行ったよレポ、その③からの続き。
前回はこちら。
ここからは上の3つの展示館以外のあれこれです。行った順番とは関係なくつらつらと。
有機茶主題館(たぶん)
オーガニックだけが集まった展示館で、(写真では分かりにくいですが)他のエリアより客もイベンターも年齢層が10歳くらいずつ若い。この雰囲気はあれです、ルピシアのグラン・マルシェ。
会場の中でも2〜3区画分使っているのではないかという大きめテント。写真はその奥側半分の各ショップによるお茶席エリア。ぐるっと長いロの字に置かれたテーブルの内側がお店の方、外側をお客さんが回遊します。
前半はお洒落な展示でしたが写真撮らなかったので割愛。
台灣典藏老茶館
展示館の奥半分が受賞茶の試飲コーナー。
もう半分にはその受賞した農家さんたちが販売ブースを並べています。
渡邉農園さん。日本の方が発足に関わってたのかな?日本人だと言ったらにこにこしてた。言葉が分からなくてごめんなさい。過去にタダ乗りするようですが、ご縁を大切に繋がりを感じてくださるのもやっぱりありがたいです。
さらにそれ以外のあれこれ
玫瑰花の産地って気にしたことがなかったです。いわゆるバラ茶のバラ。埔里(ぷーりー)で玫瑰花栽培が盛んとは知らなかった。
素朴な物産館みたいなのもちょくちょくあります。こういうところの雰囲気は道の駅っぽい。
日月潭は、お茶どころと言うよりは観光地なのだろうなと肌で感じました。デザインや説明にアルファベットが多かった気がします。日月潭紅茶は Sun Moon Lake Black Tea という風に、発音ではなく意味から英訳されていました。日と月の湖という綺麗なイメージを漢字圏でない人にも伝わるようにしているのですね。
これはどこの展示館だったか…たぶん大学が集まってる展示館の一区画だったと思います。だから茶葉低碳大學生活館の中かな?
南投県かその周辺がほとんどのこのイベント、アウェーな空間に珍しく阿里山や梨山を出している方がいてじっと見ていたら、中日英が話せるトライリンガルのお姉さんが少しの間通訳したり解説してくれました。なんという才女。多謝です。
うわあすごい、お茶のUFOキャッチャーだ。
めっちゃ取りにくそう。ほとんどがティーバッグで奥の目玉景品だけちょっとボリュームがあひます。すごい。ひとつも欲しくならない。でもちょっとやってみたい(笑)
これはたぶん星級衛生安全製茶廠展售館。
製茶廠、つまり茶工場で安全衛生基準の星4または星5を取得しているところの集まり、みたいな感じのようです。
普通にお茶屋さんブースのスタイルで飲ませてくれるんですが、一般人がお茶を見るには流石に場が不利すぎました。周りの展示館で各産地のご自慢のお茶を飲みまくってから入るとどうしても味を比べてしまいます。バレンタインの催事で高級ショコラティエを試食しまくってたら突然ハーシーのキスチョコが出てくる感覚。私たちのような個人客ではなくて、会場に来ているいろんなお茶業者さんたちとの商談が行われているのかな?
これ以外にも本当にたくさん色々な展示館があり、凄まじいボリュームでした。
別会場(どっかで見たやつ)
このほかには、青少年センターみたいな建物を使って国際茶席館というイベント茶席もやってました。
世界のお茶席を体験しようコーナー。あらためてサイトを見てみたら、1時間1回のペースで、一回100元で記念の茶杯プレゼントあり、当日受付のみ先着順という感じの開催だったみたいです。
現場はこんな感じ。
これは、なんか、すごく、知ってる感じ…
お茶の展示館とか地域イベントとかあらゆるところで見かけるイベントだ。
凍頂が台湾とは別枠で出てるのが面白いです。人気も一番あったような雰囲気。現代的なおしゃれなお茶席っぽかったですが、ここは外の視線を切ってくつろいで飲めるようにしているみたいで細部は分かりませんでした。
ガラス器を使って緑茶入れていると、確かに大陸!って感じがすごい。
また違った世界観。まだ始まったばかりなのかお茶を飲んでいる様子がありません。
日本茶席は和服と畳敷き、英国茶席はアフタヌーンティーのイメージらしい感じでした。お客さんがいなかったり少しカメラを向けるのが憚られたので写真はなし。
郵便局
地味なポイントですが会場出てすぐに郵便局があるので、買いすぎたらここから荷物出すこともできそうです。
そんなこんなで、お茶フェスすごかったという話でした。
茶関連の展示会とエコ茶会(ティーマーケット、お茶コミケ)とグランマルシェと道の駅とミニ夜市がいっぺんに来てるみたいな盛り盛りなイベントだった。大変だけど思ったより直通で行けたし、また参戦したいです。楽しかったー!